コタアイケアシャンプーは何がいいの?種類とおすすめの選び方 – 名古屋市の髪質改善サロンTerejia
こんにちは! 青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。 30代後半から40代の男性は薄毛や抜け毛、髪の毛の乾燥やボリュームが気になり始める頃ではないでしょうか? 頭皮や髪の毛はただ洗えばいいだけではなく、男性は毎日使うシャンプーがとても重要になってきます。 美容室で扱っているシャンプーはもちろん、市販で購入できるシャンプーも種類が多すぎて何を選べばいいのか悩んでしまうもの。 そこで今回は、 シャンプーに含まれる界面活性剤 界面活性剤にの効果と種類 界面活性剤の注意点 についてお話ししていきたいと思います。 シャンプー選びの参考にしていただけると幸いです。 頭皮や髪の毛にあったシャンプーが気になる方はこちらからお問い合わせください。 界面活性剤とは? 【シャンプーソムリエ厳選】おすすめのシャンプー6選|ヘアケア方法も解説. よく聞くけどいまいちピンとこないワード、 「界面活性剤 」 界面活性剤とは分子の中に 「 親水基」という水になじみやすい部分と、「疎水基・親油基」という油になじみやすい部分を両方持ち合わせた物質の総称のことです。 水と油を同じ容器に入れたとイメージしてみてください。 この2つは混ざり合うことなく分離してしまいますよね? 読んで字のごとくこの混ざり合わない2つの境目(界面)を混ざり合うように働かせる(活性させる)ものが界面活性剤と呼ばれるものです。 界面活性剤の働きによって水になじみやすい部分が水とくっつき、油になじみやすい部分が油とくっつくことで、本来混ざりにくい水と油を結びつけ物に付着した油汚れを落とす。 このようにシャンプーの中に含まれる界面活性剤は頭皮や髪の毛の汚れを落とす洗浄成分として活躍します。 界面活性剤の効果 シャンプーの中にはなぜ界面活性剤が配合されているのでしょうか? 界面活性剤の働きとその効果から理由を説明していきます。 驚く方もいるかもしれませんが、頭についた埃や汗(水分や塩分)といった汚れの多くは、シャンプーを使わず湯洗いだけでも約8割ほど十分落とすことができます。 ただし皮脂やスタイリング剤などの汚れ、お湯で落としきれない残りの2割はどうするか? ここで登場するのが界面活性剤とうわけです。 お湯で落としきれない汚れを落とすためには界面活性剤は必要不可欠ということです。 最初にお話ししたように、界面活性剤には水と油をなじませる働きがあります。この特性を活かすことで残りの2割である皮脂や油汚れを落としていきます。 汚れが洗浄される界面活性剤の仕組みについてみていきましょう。 <①起泡> 界面活性剤を溶かした水は、気泡を取り込み壊れないように安定化することで、泡立ちが良くなります。 髪の毛同士が擦れることでの摩擦ダメージを軽減してくれます。 <②浸透・膨潤> 界面活性剤が、頭皮や毛髪にしみ込み浸透することで、汚れがくっつく力を弱めます。また、汚れを膨潤させて浮かび上がらせ引き離します。 <③乳化・分散> 界面活性剤の親油基が、油性の汚れに付着しシッカリと取り囲みます。 そして、引き離された汚れを分散させシャンプー剤と混ざり合い、水やお湯で洗い流すことでスッキリ綺麗になります。 <④再付着防止> 一度引き離された汚れが、再度毛髪に付着するのを防ぎます。 <⑤帯電防止・殺菌効果> さらに、界面活性剤にはシャンプーに期待される洗浄作用以外にも、リンスに期待される静電気を防止する作用や殺菌作用もあります。 界面活性剤の種類 界面活性剤と聞くと頭皮や髪の毛にとって良くないものいというイメージを持っていた方いませんか?
【シャンプーソムリエ厳選】おすすめのシャンプー6選|ヘアケア方法も解説
悩む女性 石油系シャンプーの見分け方が知りたい!どこを見ればわかるの? 今回は、 石油系シャンプーの見分け方 を解説していきます! 石油系シャンプーを見分けるには、シャンプーボトルの裏に記載されている成分表を見ればわかります。 さっそく、詳しく見ていきましょう。 石油系シャンプーの見分け方 石油系シャンプーかどうかは シャンプーボトルに書かれている成分表 を見ればわかります。 ウラト 今使っているシャンプーが石油系シャンプーか気になる人は、一緒にボトルを確認していきましょう! シャンプーの成分表は 配合量の多い順 に書かれています。 界面活性剤はシャンプーの主成分のため、成分表の2~5番目くらいに書かれています。(※1番目は水) 石油系シャンプー下記の4つを覚えておけば、見分けられます。 【代表的な石油系界面活性剤】 ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na オレフィン(C14-16)スルホン酸Na スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na 原料が石油でも天然油脂でも、名称や役割に変わりはありません。 上記の成分が、成分表の 2番目~5番目くらい に書かれていたら石油系シャンプーです。 石油系界面活性剤の各成分の特徴 【ラウリル硫酸Na】 →昔はよくつかわれていた石油系界面活性剤。石油系界面活性剤の中でもダントツに刺激が強く、アレルギー報告もある。今はあまり使われないが、パンテーンだけは主成分として使用しているので注意。 【ラウレス硫酸Na】 →石油系界面活性剤として一番多くつかわれる。高洗浄力&高刺激だが、ラウリルよりも全然マシ。ほとんどの石油系シャンプーで使用しているので見たことや聞いたことある人もいるのでは? 【オレフィン(C14-16)スルホン酸Na】 →ラウレス硫酸よりも刺激は弱め。ボタニカルシャンプーや、少しアミノ酸を配合したような700円~1000円前後のシャンプーに使われていることが多い。 【スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na】 →石油系界面活性剤のなかでは一番低刺激でアミノ酸系に近い。配合されているシャンプーは他の石油系界面活性剤よりは少ない。 「ラウレス硫酸Na」と「オレフィン」の使用率が高いので、最低この2つを覚えておきましょう! もっと詳しく「 使ってはいけないシャンプー 」や「 安全に使えるシャンプー 」が知りたいという方は、下記の記事を参考にしてください♪ 使ってはいけないシャンプーとは?美容師が選ぶ『安全なシャンプーおすすめランキング5選』 シャンプーを選ぶうえで大切になってくるのが成分です。 もちろん日本で販売されてる時点で、ある程度安全が保障されたシャンプー... 石油系シャンプーは髪や頭皮に悪いのか?
「界面活性剤」という成分をご存知ですか? 界面活性剤の大きな特徴は、「水と油を結び付ける」ということ。 水にも油にも馴染みが良いので、食器用の洗剤や、衣料用の洗濯洗剤、拭き掃除シートなど、「洗浄」に関するシーンで多く使われています。 シャンプーにも配合されていますが、人によっては界面活性剤が原因で頭皮のトラブルを招くことがあるのでご注意ください。 やさしい洗浄成分の界面活性剤を選び、洗うごとに髪や地肌を健康にしていきましょう。 シャンプーにおける界面活性剤の役割とは?