「サバを読む」の語源は、魚市場の数え間違いから? – ニッポン放送 News Online
「鯖を読む」という言葉は、日常生活においてもよく見かける言葉ではないでしょうか。 「あの人は、5才も鯖を読んでいた」 などと、実際と違った数字を相手に伝える場面で見かける言葉です。 しかし、改めてこの言葉を見てみると、「なぜ鯖が使われてるの?」と疑問に思いますよね。 確かに、鯖は有名な魚ですが、他の魚ではなく鯖が使われる理由は何なのでしょうか。 そこで今回は、 鯖を読むの意味や語源に触れながらこの言葉について見ていきましょう。 鯖を読むの意味・読み方は? まずは「鯖を読む」の意味や読み方を確認してみたいと思います。 「鯖を読む」の読み方は 「さばをよむ」 意味は 「都合のいいように、数や年齢を大きく見せかけたり、少なく言ったりしてごまかすこと」 を例えた言葉。 実生活でも、プライベートな数値を相手に対して、「ありのままに伝えることは戸惑ってしまう」なんてこともありますよね。 ちょっとごまかしたほうが相手から良く見られそうだから、数字を少なく言ってみたり… 実は、私も、相手から良く思われようと鯖を読んだ経験があります。 でも、それがバレたときは、 大抵悪いイメージへとつながるんですよね (;´∀`) 本来は「鯖を読む」行為はしてはいけないものですので、ご注意を! 鯖を読むの語源とは?
サバを読む - 語源由来辞典
TOP 暮らし 雑学・豆知識 実年齢ごまかしたことない?「鯖を読む」がなぜサバなのか気になる あなたは鯖を読んだことがありますか?ちょっとした数字をごまかすことのたとえとして使われる"鯖読み"ですが、どうして"鯖"なのか、不思議に思ったことはありませんか?実は、鯖を読むという表現が生まれた背景には、時代の変化が関係しているのです。 ライター: yuco_1111 高校男女の子どもを持つアラフィフ母です。 兼業ライターをやりつつ、お弁当作りにハマって毎朝早朝よりせっせとお弁当製作にいそしむ日々です。 サバを読むっていうけど、サバってあの鯖? 女性だったら誰しも体重やスリーサイズ、年齢などデリケートな質問は、避けて通りたいものですよね。でも、そう言った場面になってしまった時、多少数をごまかして答えてしまった経験をお持ちの方も多いでしょう。それを昔からある言葉で"サバを読む"と言います。 この"サバを読む"ということばは日常でもよく聞くことばです。芸能ニュースでも、年齢のサバを読んでいた芸能人が話題にあがっているのを見かけることがありますね。そもそも"サバ"とはなにを指すのでしょうか?"サバ"と言われて真っ先に思い出すのは、お魚の"鯖"です。健康にいいと言われる青魚の代表ですね。しかし、なぜあの鯖が数をごまかすことのたとえに使われるようになったのでしょうか? そもそも鯖を読んでしまうことってどんなことなのでしょうか?
『サバ』 の名前の由来は、歯が小さいことから 『小歯(さば)』 を語源とする説が有力とされています。他にも、サバは大勢で集まって群れをなすことから、"たくさん"を意味する 『サハ』 という古語が変化して『サバ』になった…という説もあるそうです。 江戸時代の頃から使われている言葉に 『サバを読む』 というものがあります。 "数をごまかす" という意味ですが、それがサバとどんな関係があるのでしょうか? 『サバを読む』の語源ですが、昔からサバは傷みやすいと言われています。 実はサバは他の魚よりも、体のなかの 消化酵素をたくさん持っている そうです。そのため、サバは死んでしまうと、この消化酵素が 自分の身を分解してしまう ため、他の魚よりも傷みやすいのだそうです。 さらにサバはたくさん獲れることもあって、魚市場では大量注文されるそうです。魚市場の方は、少しでも鮮度が落ちないように急いで注文分のサバの数を数えて行きますが、数え間違いが多かったそうです。 そのため "注文した数と違うじゃないか!"、"誰がサバの数を読んだんだよ?" といった苦情も少なくなかったそうです。 そんなところから "いい加減に数を数えること、数え間違いのこと"を『サバを読む』 と呼ぶようになりましたが、それがいつの間にか "数をごまかすこと"という意味で『サバを読む』 が使われるようになったそうです。 スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい ニッポン放送ほか全国ネット FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「 飯田浩司のOK! Cozy up! 」内) ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。