マーサ、あるいはマーシー・メイ | 映画 | Gyao!ストア
少人数の男によるクローズドな支配構造に移行しただけじ ゃないの? ラストは、電話を劇中にかけてしまったことが裏目に出た のかな、ということを匂わせる嫌な終わりだった。 水浴びしているときに眺めていた男。彼は刺客なんではな いか?最後に「急に飛び出してきた男」なのではないか? ひょっとするとあの後、姉夫婦は殺されて主人公の身柄は 取り戻されてしまったのかも?いや、水辺に居たのは主人 公にしか見えていない幻視なのかもしれない。だとしたら、 「急に飛び出してきた男」は偶然の産物だ。 しかしもう一歩進んで…主人公の第二の人格というより、 むしろ本性の部分の表現だったりして、とも思う。 教祖を恐れながら、あの人間関係に対人依存症みたいにな っているところを認めたくない主人公は、精神医療の施設 に連れて行こうとする姉夫婦が赦せない。そこで、短絡的 にもカルトに戻ることにした(仮)。 ここまで匿ってくれたのに、幸せそうな姉夫婦に対する復 讐のためにわざわざ、再度電話してまで呼び寄せたんじゃ ないか?みたいな恐ろしい解釈もありなのかなあと。
映画 マーサ、あるいはマーシー・メイ (2011)について 映画データベース - Allcinema
3. マーサ、あるいはマーシー・メイ | 映画 | GYAO!ストア. 0 心が壊れてしまったら 2018年6月14日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:DVD/BD ・2年間新興宗教というか反社会的な集団と生活してから抜け出したマーサが周囲との生活に苦しむ姿を描いた作品 ・教祖みたいな存在のパトリックと無理矢理セックスするのが最初の儀式 ・パトリックのじょうしきがつうじない存在感と血管が浮き出るほど細い腕がヤバイ ・フリーセックスは結構だが必ずと入っていいほど揉め事が起こるな ・というか強盗に入って殺人まで犯してるんだからフツーに捕まるだろ ・マーサ役の女優の不安そうな表情がよい ・過去と現在をシームレスに行き交いする演出も洗脳と自覚を曖昧にしてるようでよい効果だと思った ・ラストは正体不明の車が背後から迫ってきて怯えるマーサの画で終わって、あ~、終わり方そうかあ。ってなった 2. 0 心を病んだ人は 2016年11月16日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:DVD/BD 悲しい あんなにフラッシュバックがあるのだろうか? 安易に自分を認めてくれる安心感に騙されて、人生を狂わせていくような展開はありがちだけど、気持ち悪い。 すべての映画レビューを見る(全16件)
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マーサ、あるいはマーシー・メイ 原題:Martha Marcy May Marlene 2011/アメリカ 上映時間102分 監督・脚本:ショーン・ダーキン 製作:ジョシュ・モンド、アントニオ・カンポス 出演:エリザベス・オルセン、ジョン・ホークス、サラ・ポールソン、ヒュー・ダンシー、クリストファー・アボット、ブラディ・コーベット、ルイーザ・クラウゼ パンフレット:なし (あらすじ) 森の中を追跡してくる男たちをかわし、カルト教団のコミューンから脱出した20歳の女性マーサ(エリザベス・オルセン)。唯一の家族である姉のもとを訪ねる彼女だったが、姉夫婦は何も尋ねずに受け入れてくれる。美しい湖のほとりに建つ屋敷で姉夫婦と暮らし始め、安らぎを感じるようになっていくマーサ。だが、徐々にマーシー・メイという名前で呼ばれていたコミューンでの異様な日々の記憶がフラッシュバックしてくる。やがて彼女は、妄想と現実、過去と現在、さらには自分がマーサとマーシー・メイのどちらなのか判別できなくなる。(以上、 シネマトゥデイ より) 予告編はこんな感じ↓ 49点 ※今回の記事は、 この映画 を好きな人は読むと不快になる怖れがあるので気をつけて! なんとなく気になったので サービスデー を利用して シネマート新宿 で観てきました。 「良いところもあるけど… (・ε・) ウーン」 って感じでしたよ。 記事の切り抜きが貼ってありました。ちなみに手前のズボンは 「CLUB JASON THE MOVIE」 絡みの展示。 まず、身も蓋もなく話の流れを書いておくと、「山の中のカルト教団からマーサが逃げ出してくる→姉のルーシー(サラ・ポールソン)に保護してもらう(ただ、マーサはルーシーに『彼氏と山で暮らしてた』程度の情報しか伝えない)→姉夫婦と暮らすものの、『湖で全裸で泳ぐ』『姉夫婦のセックス中に寝室に入ってくる』などの異常行動をするので関係がギクシャク→ついついカルト教団でマーシー・メイと名乗っていたころを思い出してしまって、次第に現在と区別が付かなくなり、 『私は教師でリーダーなのYO!ヽ川`Д´)ノ』とか変なことを言い出す →パーティで大暴れしたので、姉夫婦は病院に入れることに→姉夫婦とマーサが車で町に向かうと、後ろに不審な車が走っていて、『たぶん妄想なんだろうけど、もしかしたら教団の人たちが連れ戻しにきたのカモ… ヽ(´Д`;)ノ コワーイ』という不穏なムードで終了」って感じでした。 いや、主演のエリザベス・オルセンの演技は素晴らしいし(ヌードシーンもあるヨ (o^-')b ヤッタネ!
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いやいや、そこで終わられたら全然分かんないし……という感じですが、意外とこれは計算尽くされた映画かもしれません。 過去の忌まわしい共同生活と目の前の現実の世界が常に交錯しながら映画は進みます。そうした映像や物語の進め方は冒頭から気になっていたのですが、それに被せるように主人公と他人の価値観も常に交錯していて、マーサを、そして観ている者を絶えず不安にさせるのです。 その不安はラストに向かって増幅して行きます。例えば、湖畔に座っていた男。多分、実物よりも大きく映している。そしてラストの後ろのクルマ──。 マーサ、あるいは私の不安は尽きません。
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