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「働けど働けど」から始まる一握の砂という歌をご存じですか。石川啄木の有名な歌なのですが、その全文現代語訳や英語表現を知らないという方は多いのではないでしょうか。今回は「ぢっと手を見る」「わが暮らし楽にならざり」の意味もご紹介します。 働けど働けどを含む一握の砂の全文は?
「働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」…労働者の苦悩を感動的に歌った石川啄木。その生活は放蕩三昧、超自分勝手だった! | Precious.Jp(プレシャス)
26歳で夭折した天才歌人・石川啄木の人生は…作風とギャップがありすぎる放蕩ぶり 国語の教科書で必ず出会う名歌ですね。 「 はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る 」。 石川啄木の第一歌集『一握の砂』に収録されたこの名歌、国語の教科書にも必ず出てきますので、みなさまご存知ですよね。労働階級の悲哀を見事に表現した、心に迫る名歌です。 「はたらけど はたらけど猶」という最短の反復で、汗水たらして働きつづける実直な人物のイメージが湧き、「わが生活 楽にならざり」という状況説明の後、「ぢつと手を見る」という動作の描写で、涙しそうになります。 この人物の手は、水仕事で荒れたあかぎれだらけの手なのかしら? 力仕事で節くれだったマメだらけの手なのかしら?…上向かぬ日々の生活の中、酷使している自分の手を思わず見つめて途方にくれ、それでも働きつづけなければならない…ごく短いひとつの詩で、そこまでのドラマを想起させる啄木の筆力は、まさに天才です。 必死に働く労働者の手を想起させます。 ここまで実感のこもった詩となると、作者の経験に基づいているに違いない。石川啄木その人もこうした思いを味わったのだろう。26歳の若さでこの世を去った薄幸の天才歌人の短い人生は、さぞ清貧だったのだろう…そうイメージしてしまいそうです。 実は、かなり違うのです。 啄木の性格、生活、仕事ぶり、すべてが、この代表作に描かれた人物像とはかけ離れていた ようなのです。 仕事も転々、家庭は放置、借金しまくった上に踏み倒し、そのお金で女遊び!
いかがでしたか?「働けけど働けど」から始まる石川啄木の有名な歌は、「一握の砂」という歌集に載っている1つの作品です。嫁姑問題に始まる家庭での居心地の悪さと、彼自身の酷い浪費癖によって発生した借金によって生活に苦しさを感じていた石川啄木が、全文でそんな自身の状況を素直に詠んだ作品だと言えます。 いくら働いても暮らしは一向に楽になることはなく、労働し続ける自分の手をじっと見つめると描かれるこの歌はそのシンプルかつダイナミックな描写によって後世まで残る名作となりました。今でも「働けど働けど」というフレーズは有名です。この素晴らしい作品をさらに後世に伝えていきたいものですよね! これを機会に有名な詩人や作家などに目を向けてみると新たな発見がありますし、知識を蓄える事はいくつになっても重要なことですからおすすめですよ。