犬 元気ない 食欲あり
何かクンクン匂いを嗅いでいたと思ったら、いきなりパクッなんていうのもありがちなこと。そうした拾い食いは下痢を引き起こす原因になるばかりか、思わぬ病気や事故につながりかねません。 「犬が食べたらいけない食べ物は多くあります。代表的なものがタマネギやニラ、干しぶどうやチョコレートなどです。これらを食べるとさまざまな病気になることがあるので注意が必要です」 もちろん、犬が自分で判断して食べてはいけない物を避けることなどできませんから、飼い主さんがしっかりとケアしなければなりません。けれど、四六時中ずっと見ているわけにもいかず、万が一それらの物を食べてしまった場合はどうすればよいのでしょうか? 「食べた量にもよりますが、まずは病院に連絡して相談することをおすすめします。わずかな量であれば様子を見るだけで大丈夫なときもありますし、大量のチョコレートのように、場合によっては命の危険となることもあります。食べ物の場合、時間が経つと吸収が始まってしまうので、食べているのを見つけたら、すぐに連絡してください」 では、おもちゃやビニールなど、食べ物以外の物を口に入れてしまった場合はどうでしょうか?
愛犬の「元気がない」と思ったら。老犬のために飼い主ができること | グローバルホームセンター ジョイフルエーケー
愛犬の元気がないと感じたら病気ではないかと不安になることでしょう。 ただ食欲が変わらずあると、元気がないのは気のせいかとも思ってしまいがちです。ですが食欲があるから大丈夫ということはありません。 病気や怪我の可能性もありますし、ストレスでも放置していれば状況は悪化してしまうこともあります。ここでは食欲があるけど元気がないといった場合に考えられる原因をまとめていますので、 愛犬に当てはめて早急に対策しましょう。 なぜ食欲はあるのに元気がない? 食欲があるのに元気がない時でも何か原因は必ずあります。特に元気がないのが長く続くようなら、 早めに原因に気付いてあげることが大切です。 食欲はあるのに元気がない、そんな時に考えられる原因をまとめています。 夏バテを起こしている 関節炎など怪我をしている 犬風邪をひいている 肝硬変などの病気を発症している 犬がストレスを抱えている これらの原因の中には食欲もなくなるケースもありますが、それは重症化した場合ですから、その前に飼い主がしっかり気付いてあげましょう。 1. 夏バテを起こしている 食欲は普段と変わらないのに元気がないという場合、それが 夏場の暑い時期なら夏バテの可能性があります。 人間が夏バテをするように、犬も夏バテはあります。人間なら日中はクーラーの中で生活する方が多いですが、屋外犬は常に外です。 せいぜい日陰に避難するくらいですから、当然夏バテはしやすくなります。犬は人間のように体に汗腺がなく、汗で体温を調節する機能がありません。そのため犬種にもよりますが、 身体に熱がこもりやすく夏バテしやすい です。 本来なら食欲もなくなるものですが、食欲はそれほど変わらない、少し残す程度というケースもあります。ただ、たかが夏バテと思っていると熱中症を引き起こしてしまう恐れもあります。夏場で特に身体に怪我などがなければ夏バテかもしれません。 2. 関節炎など怪我をしている 食欲はあるし、飼い主が近くに来るとしっぽを振って喜ぶ。それなのにいつものように飛び跳ねたりせず、起き上がるのもゆっくりもしくは起き上がらない場合は、関節炎を引き起こしている可能性があります。 厳密に言えば元気がないわけではなく、関節炎で痛みがあるために動けないのです。 関節炎は肥満の犬に発症しやすく、特に成犬になるまでの1年間は股関節形成不全を引き起こしやすいです。 悪化してしまうと歩けなくなる恐れもあります。 関節炎の場合は、体を触ってみて関節をゆっくり曲げたりすると痛がるので、それで判断できます。また患部を触ろうとすると嫌がるそぶりをみせます。 放置すると悪化する恐れがあるので、早急に獣医に診てもらうようにしましょう。 3.
元気がないうえにオシッコも少ししか出ない… Q. 今日は元気がありません。散歩に行っても少し歩いて止まってしまい、尿も少ししか出ていません。 【先生の回答】 元気がないのはすべての病気に共通するサイン。また、尿が少ないということは、脱水や腎臓、尿路に何らかの異常があって排泄できない可能性も。すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。 ケース2. 愛犬が急におとなしくなりました Q. 9才の愛犬が急におとなしくなりました。どのような原因が考えられますか。 おとなしくなった以外にも、好きなものを食べない、散歩を嫌がる、呼吸が早い、反応が鈍いなどの症状がある場合は、動物病院で診察を受けましょう。他の症状がない場合は、痛がる箇所がないか体を触り、皮膚や粘膜の色にも異常はないか確認しましょう。9才にもなるとさまざまな病気を発症しやすくなるため、早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。 ケース3. 一日中寝ています Q. フセの体勢でキャンと鳴いてから一日中寝ています。便が出ていないことと関係はありますか。 便が出てないことが原因ではなく、身体に何か問題があり、その結果として「鳴く」「じっとしている」「便が出ない」という状態になっている可能性が高いです。翌日にも続くようであれば、動物病院に連れて行きましょう。 少しでも心配があるときは動物病院へ! もし愛犬に元気がなくても、食欲があってウンチやオシッコに異常もなく、普通に過ごしているようなら様子見でも構いません。しかし、元気がない状態が続き、普段の様子に心配事が少しでもある場合は、健康チェックもかねて動物病院へ行きましょう。 辛いときに、人のように辛いと言えない犬。そんな犬と暮らしている以上、飼い主さんが小さな変化に気づいて、「いぬのきもち」に耳をかたむけてあげることが大切です。 参考/ 「いぬのきもち」2016年4月号『春の病気・トラブル』(監修:南直秀先生) 「いぬのきもち」2016年7月号『本当は怖い熱中症の真実』(監修:南直秀先生) 「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬はどうして震えるの?その原因と対処法とは』(監修:滝田雄磨先生) 「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『獣医師が答えるQ&A(元気がない)』 監修/岡部知先生(厚木プリモ動物病院院長) 文/hasebe ※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。 CATEGORY 犬と暮らす 2020/06/01 UP DATE