【嘘から出た実】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳) | ことわざ・慣用句の百科事典
(多くの真実が冗談で語られる) というものがあり、この場合も冗談で言っていたことが真実となったという意味合いが含まれています。 使用法、使用例 「ずっと宝くじが当たったと嘘ばかり言っていたあいつが本当に当たったらしいな」 「嘘から出たまことってやつだな。俺もこれから試してみることにするよ」 類似した意味のことわざ 瓢箪から駒・・・瓢箪から駒が出る、とも言います。 「思いがけないことが起こってしまう」「冗談で言っていたことが本当になってしまう」という意味合いがあり、ほぼ同じ意味で使用されます。瓢箪は口が狭くなっているのが特徴的で、酒などの飲み物を入れて持ち運べるようにしたものです。 また、この場合の「駒」とは「馬」のことを指し、瓢箪の細い口から馬が出てくる、という意味になります。こちらの由来としては、「仙人が旅の途中に馬(ロバ? )を休憩時に瓢箪にしまった」という中国の説話からとされています。 ことわざのその他の記事
Weblio和英辞書 -「嘘から出たまこと」の英語・英語例文・英語表現
「嘘から出たまこと」とは 日常生活でも一度は見聞きしたことがある言葉ですね。 そして、実際にこのようなシチュエーションを経験した人は案外多いのではないでしょうか。 あまり良い事ではありませんが、嘘が本当になることは時々ありますね。 今回は「嘘から出たまこと」の意味や使い方をご紹介いたします。 「嘘から出たまこと」の意味とは? 「嘘から出たまこと」の意味 「嘘から出たまこと」は、 「嘘を言っていたはずなのに結果としてそれが真実になってしまった」 という意味のことわざです。 明確な「嘘」ではなく「冗談として言っていたことが本当になる」時にも、同じく「嘘から出たまこと」と表現します。 物語として有名なのは「オオカミ少年」のエピソードですね。 オオカミが来たという嘘をつき続けた結果、本当にオオカミが来てしまったという逸話です。 日本でも昔からこのようなシチュエーションはよくあったようで、「嘘から出たまこと」は江戸時代から使われていることわざです。 落語の「駒長」という演目でも語られており、日常生活でついた嘘の結末が伝えられています。 「嘘から出たまこと」の類語としては、「嘘は実を引く」があります。 こちらはあまり知られていないことわざですが、「嘘のはずが真実の結果になった」という意味で、「嘘から出たまこと」とほぼ同義です。 嘘が真実になったなら良いじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、発端が嘘であるのはあまり良い事ではありません。 できるだけ嘘はつかないように生きていきたいものです。 「嘘から出たまこと」の使い方・例文
(冗談が本当になることがある。) Unexpect things often happen. (予期せぬことは、しばしば起こる。) something unexpected thing has happened (予想してなかったことが起こる) It meant be a joke, but it turned out to be true (冗談のつもりで言ったことが真実になる) 「瓢箪から駒が出る」の中国語 「瓢箪から駒が出る」を中国語にすると以下のような表現になります。 弄假成真 (ピンイン:nòng jiǎ chéng zhēn) 「弄假成真」は「嘘が本当になる」という意味です。 まとめ 以上、この記事では「瓢箪から駒が出る」について解説しました。 読み方 瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る 意味 予期せぬことや、あり得ないことが起こること 由来 一説では、舌切り雀の物語の米が出てくる瓢箪から 類義語 嘘から出たまこと、虚は実を引く、灰吹きから蛇が出る、など 対義語 瓢箪から駒が出でず、雨の降る日は天気が悪い、犬が西向きゃ尾は東、など 英語訳 Mows may come to earnest. (冗談が本当になることがある。)など 「瓢箪から駒が出る」ような結果に結びつくこともあるので、何事も簡単に諦めずに継続したいですね。
嘘から出た実(うそからでたまこと)
「嘘から出た実」意味と使い方 なぜ実(まこと)なの? こんにちは!まきバッパです。 「嘘から出た実」って聞いたことがありますよね! どういったことを言っているのでしょうか? 早速、書いていこうと思います。 嘘から出た実 嘘から出た実:読み方 うそからでたまこと 嘘から出た実:意味 1. 嘘として言っていた事が結果的に本当になってしまったこと 2. 冗談で言っていたことが偶然にも真実になるということ 嘘から出た実:語源 嘘だったことが真実になってしまったことから「嘘から出た実」のたとえになったということです。 *「嘘から出た実」は江戸時代から使われていたということですが「嘘から出た実」を題材にして落語「駒長(借金をして返せなくて困っている夫婦が借金取りを騙そうとして結果的に騙されてしまうという話)」が有名です。 嘘から出た実:類義語 瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこま) 根もない嘘から芽が生える(ねもないうそからめがはえる) 嘘から出た実:使い方 1. 頭は悪いけど夢は医者になって病気の人を治してあげたいと言っていたKさんが「嘘から出た実」で本当に医者なったらしい。 2. 高嶺の花のA子さんをパートナーにと思い悩んでいた彼が「嘘から出た実」で彼女と婚約できたようです。 嘘から出た実:まとめ 夢の中では動物と対等にお話できるのでうれしいですね! 「嘘から出た実」っていうことは偶然に起こるものです。冗談で言っていたことが本当のことになって嬉しい半面困ってしまうこともあるかもしれませんね。 江戸時代から「嘘から出た実」のたとえがあったということで落語の題材にまでなっているというのは面白いと思います。 「嘘から出た実」の使い方は簡単だと思いますのでチャンスがあれば使ってみてください。 「嘘から出た実」が実際に起こればびっくりですね! まきばっぱ
普段は買わない宝くじを友達の勧めで一枚だけ購入し、それが大当りだであったのなら、その状況は「瓢箪から駒」かもしれません。 ここでは「瓢箪から駒」という「ことわざ」について、意味と使い方を中心に、類語と英語表現、また「駒とは一体何のことなのか」を含めて紹介していきます。 「瓢箪から駒」の意味と「駒」とは? はじめに、「瓢箪から駒」の正しい意味と「駒」の由来を紹介します。 意味は「とんでもないこと」 「瓢箪から駒」は「瓢箪から駒が出る」とも言われ、「とんでもないこと」「思いがけないこと」「冗談が本当のことになること」「道理上で信じられないことが起きること」などの意味があります。どう転んでも現実にはならない、予想すらできないような出来事が起こる様子を表現しています。 意味を解釈する時に注意したい点は「瓢箪から駒」は「未来において予測ができる範囲のことがら」には使われないということです。たとえば、「正月の福袋販売で、3日の徹夜組が出てしまったとは瓢箪から駒だ」は間違った使い方です。なぜなら、魅力ある福袋を手に入れるために、徹夜をして並ぶことは「予測の範囲」であるからです。 瓢箪から駒の「駒」とは?
「嘘から出た実」意味と使い方 なぜ実(まこと)なの?
嘘から出た実 うそからでたまこと