瞳 の 中 の 暗殺 者 小説
追憶の誓い~時渡りのペンダント~ 読了目安時間:4分 ☆★概要★☆ 【Pictures・番外編 第一弾】 本編: 本編では描いていない、10月下旬ごろの物語。 交際をし始めて半年近く。 ルーカスの中に生じ始めた悩み、葛藤を描きます。 ご興味いただけましたらお付き合いいただけると…… 嬉しすぎて泣きます(´;ω;`) ※ ・全10話 ・1話あたり:1, 000~1, 500文字程度 ・7/24(土)~8/2(月)まで毎日お昼の12時更新予定 ・8~9話はムフフとなりますので、ご注意ください! 名探偵コナン映画『瞳の中の暗殺者』あらすじ、感想【ネタバレ】. ・微リバっぽいかもです。苦手な方はご注意ください! (受けポジの人が攻めをアンアン言わせます。 なお、挿入で、ではありません。お○ェラです) ※ ☆★あらすじ★☆ 吹き抜ける風がひんやりとし始めた、10月下旬。 ルーカスはある悩みを抱えていた。 ――愛の"負債" 与えられるばかりの現状。 返そうと励もうとすると、遠慮――拒まれてしまう。 景介と末永い交際を望むルーカスは、 めげずに償還すべく、励もうとするが――。 ☆★その他・ご案内★☆ ●本編・『72. 君の笑顔のために』の 半年後に時間がワープするところまで、 (あるものをルーカス→景介に渡すところまで) 読んでくださっているようなら ネタバレにもならず、 内容も「なるっ!」としていただけるかと思います。 本編: 読破前でご興味持ってくださった方、 もしいらっしゃいましたら ぜひ、ぜひ、お立ち寄りくださいませ(。-人-。) ●pixiv様、fujossy様、ムーンライトノベルズ様でも 同名小説をアップさせていただいております。 更新のペースは同じです。 性的表現あり 読了目安時間:21分 この作品を読む コロナ禍で、部活ができなかったり、登校できなかったり、制約ばかりの生活の中、それでも恋をしている高校生たちの姿を描く140字小説。 冬から春、そして夏へと、四季の移ろいをたどりながら、ふたりの何気ない日々をつづります。 * * * * * * * 読者様のアンケートを元に、最もきゅんきゅんするエピソードを厳選した 「140字のふたり ベストセレクション」 を公開中。純度の高いきゅんをお求めの方はどうぞ。 * * * * * * * 「どっかの高校放送部員が朗読してみた」さんが、1月編「紹介」を朗読してくれました! ためらいがちな彼女の質問と、笑っている目がずるい彼の答えと。 ぜひ耳でも味わってみて下さい!
名探偵コナン映画『瞳の中の暗殺者』あらすじ、感想【ネタバレ】
透君――じゃない、所長は今そちらにいないんですか!?
という細長い階段。そこを守ろうとする兵士達を、コートの男――銭形という警部と共に浅見が蹴散らしていく。 容易く、ではないだろう。たまに映る彼の腹部の包帯が徐々に赤く染まっていく。 『おぉ?! なんだここは、まるで造幣局ではないかぁ! !』 そして辿り着いた先にあるのは、とてつもない造幣施設。 銭形という男が、ここで印刷されていたのだろう紙幣を抱えてカメラに向けて見せている。 『なんということだー!ルパンを追っていてとんでもないものを見つけてしまったー!』 (……なんて分かりやすい小芝居……) 『どうしよう?』 とぼけた顔でカメラに向かって銭形がそう言った瞬間、カメラの外から轟音が響いた。 『おーおー、ようやく来たか』 リポーターがカメラを向けると、今度は黒尽くめの装甲服を着込んだ集団が整列していた。 それに対して、あの男は不敵な笑みを浮かべている。 『他のメンバー配置も確認済み。それじゃあ本番と行こうか』 手にした長いライフルで肩を叩きながら、平成のホームズ曰く『下手な犯罪者よりもネジ飛んでるかもしれない』男は開戦を告げる。 『俺にとっちゃあコイツは試金石でね。試合の勝ちはもう貰っている。こっから先は俺がどこまでやれるかって話だ』 装甲服の一団が、鋭い金属性の爪を剥く。 『来いよ、偽札作りども。来いよ、世界でとびっきりの闇とやら。銃も、剣も、爪も、毒も! 船もヘリも戦車もミサイルも!! 使えるもん全部揃えてかかってこいよ!』 隣で十手を構える銭形が、敵の一団よりも浅見にドン引いている。 いつの間にか、カメラは適当な所に固定されていたのだろう。先ほどのリポーターが、片手に銃を、片手にナイフを持ってその反対側に立っている。 『――片っぱしから踏みつぶしてやるぜ』 「……あの、七槻さん。テレビ画面の向こう側で透君がまた無茶やっているんですけど…………そっちでも見れます?」 『――あ・ん・の・お馬鹿さんは! 自重って言葉をどこに置いて来たの!!!! !』 多分、母親のお腹の中にだと思う。 受話器越しで、それもこの距離でも聞こえてくるこの家の住人の叫びを耳にして、灰原哀は静かにそんな事を考えていた。