蚊 が 来 ない系サ
天然成分だけを用いた虫よけグッズが、セレクトショップの結構"いい位置"を占有する。「カラダにも環境にもやさしい」が、もはや単なるトレンドではなく着実に生活のなかに浸透している証拠。では、化学薬品がダメかと言えば、虫よけとしての威力を考えたら当然、こちらに軍配があがるのも事実です。 良いか悪いかの議論はさておき、この時季は、まず蚊に刺されないことが大前提。使い分けでいいんじゃない?蚊の侵入口には強力なものを、室内にはできるだけやさしいものを、で。 これもよく言われる話ですが、植物(主にハーブ)にも、蚊を寄せ付けないものがあります。ナチュラリストのKirsten Cowartさんが、おいしいハーブをリストアップ。シーンに合わせていかがでしょう。 01. キッチンのいろどりに 「バジル」 © スイートバジルの近緑種で、シナモンのような甘い香りがする「シナモンバジル」これがKirstenさんのおすすめ。一番効果が大きいのだとか。キッチンでどうぞ。 02. 玄関まわりや庭先がベター 「レモンバーム」 ナチュラル素材の虫除けスプレーにもレモンバームの精油がよく用いられています。適度な湿気を好むので、こちらはガーデニング向きのハーブ。丈夫でどんどん広がっていくので、玄関先や庭をガードするのにいいかも。もちろん、プランターでも。 03. 地植えするとネコまでも… 「キャットニップ」 「In Flow Community」に 紹介 されている研究によると、虫よけの化合物(ディート)と比較して、約10倍の効果があることが分かったそうです。別名イヌハッカと呼ばれるのに、なぜか猫が寄ってくるこのハーブ。もちろん、室内で育てましょう。 04. 夏場は屋外でもOK 「レモングラス」 © レモングラスには、シトロネラとして知られる自然のオイルが含まれています。蚊よけキャンドルの多くは、このシトロネラが主原料。その効果は証明済みですよね。レモングラスが放つ刺激ある香りで人間の体臭が分散し、蚊が分からなくなるから。という説も。関東以北だと、屋外での越冬は厳しい植物ですが、今の季節であれば屋外でも問題なし。 05. 蚊を防ぐお庭作りのコツ! | かんたん庭レシピ. ベランダで鉢植なんてどう? 「マリーゴールド」 キレイな花を咲かせるキク科の植物はファンも多く、ガーデニングでもよく目にしているはず。古代エジプトでは若返りの薬としても珍重され、傷の治療などにも用いられてきたそうです。近類のシロバナムシヨケギク(除虫菊)同様、殺虫剤の原料にも使用される独特の刺激臭で、庭からの蚊の侵入を防いでくれるでしょう。 06.
蚊を防ぐお庭作りのコツ! | かんたん庭レシピ
蚊には殺虫と忌避(寄せつけない)のダブル効果があり、マダニにも殺虫効果があります。 ヤブ蚊・マダニスプレーのおすすめポイント! ・ガーデニングの時に地面にスプレー(1㎡あたり5回)するだけで約8時間(※)蚊を寄せ付けない (※環境により持続時間は変動します) ・蚊に直接スプレーして退治もできる ・広々使える大容量1000ml(これ1本で200㎡=シングルテニスコート1面分) ・植物にやさしい水性タイプ! ・スプレータイプなのでガス抜き不要、廃棄もラク!
蚊が嫌いな「8つの植物」意外と知られてないかも? | Tabi Labo
睡蓮鉢にメダカを泳がせてボウフラ防止! 流れる水のせせらぎで心から癒される、というのも逆転の発想。 次々と水が小川のように流れる「流れ」や、滝のように水が次々と流れ落ちる「カスケード」はやはり蚊が孵化しづらい水辺の心にくい仕掛けです。 水の落ちる音がやさしく心地よい仕掛けを作ってみませんか? 水辺のあるお庭に憧れていた、という方はぜひ、 水のゆらぎのある仕掛けづくりをデザイナーさんに依頼してみては? ボウフラを集めて防除!これぞ逆転の発想! 蚊 が 来 ない系サ. 水鉢は置いてみたいけれど、メダカやファンテンはちょっと大変そうだし、大掛かりな工事まではちょっと…という方はおすすめしたいのが、水に10円玉を入れるボウフラ防除法。 10円玉だけでボウフラ防止! ただし銅なので、メダカなどの生き物は飼えません! 銅には殺菌効果があることで知られますが、その成分がボウフラを死滅させてくれるのです。すべてとは言わないまでも、かなり効果があることも話題になっています。 まずは小さなバケツの水などに入れて試してみてはいかがでしょう? どうにもならない蚊の大発生には、化学薬品を試すという手も いくら頑張っても広大過ぎるお庭、どうにもならないほど大発生してしまった…という場合は蚊が多発する期間限定で化学薬品を試してみる方法もあります。 アブラムシや毛虫、ヨトウムシなどの害虫を防除するオルトランという薬品は、主に野菜などに使われる殺虫剤ですが、人や動物などにも比較的安全性の高い殺剤として知られています。 蚊対策にオルトランの効果は試す価値あり?
サニタリーを演出 「ラベンダー」 ©claireloupul/ 薄紫のキレイな花をつけるこのハーブにリラックス効果があるのは、言わずもがな。アロマオイルやフレーバーティーの原料としても馴染みのラベンダーは、庭に地植えか、もしくはポットに入れて窓辺を飾るにも最適ですよね。ところで、蚊よけに効果を発揮するのはその花ではなく、葉の方だって知ってました? 蚊が嫌いな「8つの植物」意外と知られてないかも? | TABI LABO. 07. 風通しの良い場所を選んで 「レモンタイム」 オンタリオ州のゲルフ大学の研究によれば、レモンタイムの葉を磨り潰すと蚊に刺される回数をおよそ 62% 減らすことに成功したそうです。このハーブは蒸れに弱いので風通しの良いところを見つけて。 08. ニッチやトイレの出窓 「ローズマリー」 © Gorbunova 料理の風味づけ、リラクゼーション、クリーニング、そして虫よけ。香りの強いローズマリーも虫が寄り付かない植物として有名。宿根草ですが手間がかからず、暑さ乾燥にも強く、半日陰でも元気に育ちます。ほかのハーブと一緒に寄せ植えを楽しんだり、ニッチやトイレの窓際に飾ってもいいかも。 【おまけ】 冷蔵庫よりもネットでつるして 「ニンニク」 最後にこんなものも。ニンニクの匂いが嫌いなのはドラキュラだけじゃないんです。あの特有の匂いの源アリインというタンパク質を、どうやら蚊はお好みでないようで、現に研究でも蚊を寄せ付けないことが証明されているんだそう。 この時季、ニンニクは冷蔵庫ではなくキッチンの上に。もちろん、庭やバルコニーで育ててもOKですけどね。 Top image: © Christine Bird/