初めての確定申告 個人事業主 – 聴覚 情報 処理 障害 音楽
個人事業の開業・廃業等届出書の提出(1度だけ) 個人事業を始めるときは、まず、「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出します。なお、提出しなくても確定申告をすることは可能ですが、開業届を提出することで青色申告が利用できたり、屋号で銀行口座が作れたりといったメリットがあります。 2. 所得税の青色申告承認申請書の提出(1度だけ) 青色申告を希望するのであれば、個人事業の開業・廃業等届出書を提出する際、同時に所得税の青色申告承認申請書も提出します。これを提出していない場合は、白色申告をすることになります。 3. 初めての確定申告 個人事業主. 取引の記録(毎年) 確定申告をするときになって、慌てて1年間の取引をまとめようとすると、申告期間に間に合わなくなるリスクが高くなります。日々の取引はこまめに記帳しておきましょう。 同時に、領収書や請求書といった取引の記録を保管・整理しておくことも大切です。 個人事業主の確定申告に必要な書類は? 個人事業主の確定申告に必要な書類は、大きく3種類あります。それぞれを紹介しましょう。 1. 所得税青色申告決算書、もしくは収支内訳書 青色申告をする場合は所得税青色申告決算書、白色申告をする場合は収支内訳書を作成します。これらは、事業の収入と経費をまとめた書類です。 2. 確定申告書B 確定申告書Bは、個人事業主が利用する確定申告書の様式です。所得税青色申告決算書や収支内訳書をもとに算出された事業収入の額と、所得から差し引かれる金額(扶養控除の額や生命保険料控除の額など)、所得税の額などをまとめた書類です。 3.
個人事業主 として開業すると「 確定申告 」について気になる方も多いでしょう。しかし、個人事業主が必ず確定申告をしなければいけないわけではありません。個人事業主として今後事業を営むうえで、確定申告に対する正しい理解は必要不可欠です。そこで当記事では、個人事業主の方向けに確定申告の概要や手順、必要書類、注意点などについて詳しく解説していきます。 確定申告とは?個人事業主には必要?
最終更新日:2021/03/08 公開日:2019/01/24 初めて確定申告をするときは、わからないことがたくさんありますよね。今回は、確定申告の目的ややり方、年末調整との違い、節税のポイント、青色申告・白色申告のメリットなどについて解説します。 2021年(2020年・令和2年分)の確定申告(申告所得税、個人事業者の消費税、贈与税の申告・納付)の期限は、2021年(令和3年)4月15日(木)まで延長となりました。 (最新情報は 国税庁ホームページ 等でご確認ください。) 重要なポイントをしっかり確認して、期限までに確定申告を終わらせましょう! 2021年提出版(2020年・令和2年分)確定申告のポイントをチェック!
確定申告に必要な書類 確定申告に必要な書類は以下のとおりです。 <提出書類> 白色申告の場合で必要な物:確定申告書B、収支内訳書 青色申告の場合で必要な物:確定申告書B、青色申告決算書 「収支内訳書」と「青色申告決算書」は、会社の経営状況を記載する書類で、年間の取引き額を売上・仕入・費に分けて記載します。これらの書類は、開業届を出していると、それぞれの書類が税務署から送られてきます。 ※青色申告決算書と収支内訳書は、確定申告書Bとは別々で送られてきますので注意ください。 引用元: 確定申告書B【令和二年分以降用】 控除を受ける場合は、証明書の添付が必要です。主な書類は以下のとおりです。原則として、証明書は専用台紙に貼り付けて提出する必要があります。 <添付書類> 医療費控除: 医療費の明細書 、医療費の領収書 社会保険控除:社会保険料控除証明書(国民年金保険料) ※国民健康保険については添付する書類はありません。 生命保険料控除:控除証明書 地震保険料控除:控除証明書 寄附金控除:寄附金の受領書 引用元:国税庁「 添付書類台紙 」 確定申告の必要書類・準備が必要なものとは? 2. 提出期限 2020年分(令和2年分)の確定申告の提出期限は、2021年(令和3年)2月16日(火)~2021年(令和3年)4月15日(木)まで です。 ※2021年分(令和2年分)の提出期限は新型コロナウイルスの影響により、延長されました。 ※税金が戻ってくる「還付申告」の場合は、翌年1月4日から提出することができます。 還付申告とは?確定申告の締切後に還付を申請する 確定申告を簡単に終わらせる方法 確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。 青色申告と白色申告の違いを知りたい!という方は、こちらもご参照ください。「 青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い 」 書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「 確定申告等作成コーナー 」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も多いでしょう。 そこでお勧めしたいのが、確定申告ソフト「 会計freee 」の活用です。 会計freee は、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。 以下に書類を完成させるまでのステップをご紹介します。 ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。 1.
確定申告のやり方・流れ 確定申告書の書類作成方法は大きく分けて、「手書き」、「確定申告書作成書コーナー」、「会計ソフト」の3つがあります。 確定申告書を手書きで作成する場合 確定申告書作成コーナーを利用する場合 確定申告書等作成コーナー とは、国税庁が提供する確定申告書の作成サービスです。 画面の指示に従って項目を埋めていくだけで、確定申告書などの書類を作成することができます。手書きとは違い、計算も自動で行います。 ただ、生命保険や住宅ローン、配偶者がいる場合は控除と呼ばれる、税金を安くできる制度がありますので、それらの制度については自分で調べて、書類を見ながら計算して記入していく必要があります。 確定申告ソフトを利用する場合 確定申告の期間・期限は? 確定申告の提出方法は?
渡邉 : 一番はホッとしました。APDの人って大体みんな、子どもの頃から「聞き取れないのは不真面目やからや」って言われてる人が多いんです。「あんた聞く気がないやろ」とか「聞く気がないから聞こえへんねん」って言われてて、自分でも「何でこんな不真面目なんやろ」って思ってたんですけど、小渕先生に「あなたのせいじゃない。あなたは何も悪くない」って言われて、生まれて初めてそう言われて、「そうなんや」って思ってホッとしました。 あと、原因がわからないと、対策ってフワフワしたことしかできない。地に足がつかないというか。だから、APDだとわかって対策の方に頭をシフトすることができました。 共感しあえる場づくりを ――近畿APD当事者会を設立したきっかけは何ですか? 渡邉 : APDという、非当事者からは分かりにくい症状をわかってくれるコミュニティが欲しいと思ったんです。たまたま当時発達障害について調べていて、書籍の中でも自助グループの果たす役割を強調するような話をよく目にしたのが影響したと思います。 東京では当事者会ができていたので、コネクションを作るのとやり方を見るために東京でやってる交流会に参加したんです。その時、僕会場を間違えて大遅刻して、1時間半くらい遅刻して行ったら、同じタイミングでもう一人来られて、その人が北村さんという方だったんです。大阪から東京の交流会に参加したのはこの二人が初めてで、二人とも同じタイミングで遅刻して同じテーブルに座ったんです。北村さんと話してたら、両方とも同じようなことを考えて参加してて、「 やりましょうか」って(笑) それで、東京で交流会を主宰している方に相談して、 使っている書類や段取り、会場の取り方とか教えてもらったんです。とりあえず「やってみないとわからない」と思ったので、2019年8月に交流会の場をセッティングしてみたら予想外に反応があって、初回からキャンセル待ちが出るくらいでした。 ――これまで、交流会、研修会など13回の催しを行われていますが、参加者の年齢層はどれくらいですか? 渡邉 : 幅広いですね。 大体、下は高校生から上は60代ぐらいまで来られます。最初、30~40代が多かったんですけど、オンラインでやるようになってから大学生や高校生が多いです。コロナが始まってから、参加者の平均年齢がグッと下がりました。オンライン授業が始まったら、先生が何を言ってるかわからない状態になって、色々調べてAPDを知ったという方が多いです。認識精度の高いマイクを使うとか、相手が聞き取りやすい声で話すとか、オンライン授業のレジメの作り方とか、先生側のノウハウが足りていない中でオンライン授業が始まったからかもしれないって感じています。 ――これまでに参加者からはどんな声や感想が寄せられましたか?
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渡邉 : APDは基本的に自力で改善はできないです。みんな自力でできる工夫はやり尽くして、それでも周りから「やる気がない」と言われて、どうにもならない状況になっている人が多い。二次障害を抱えている人も山ほどいます。だから、「あなたがもうちょっと頑張ったら」と言うのは、その人が諦めて傷つくだけなので、「できるだけのことをやって、それでもどうにもならなくなったから話を持ってきたんだな」っていうのを知ってほしいです。その中で、合理的配慮や環境調整ができると、仕事でも学力でもグッと伸びる人も多いと思うんです。 国によっては、難聴のスクリーニングと同じようにAPDのスクリーニングを子どもの時から行っているところもあります。子ども時代から、その子の感じているバリアを社会の側から低くできると、その子も伸びるし、逆に障害のある人への配慮ができる人が周囲にも増えるし、それは社会をすごく豊かにすることにもつながると思います。配慮する側もそういう経験を通して多様な視点が身につくと思うので、それはお互いにとってWin Winなことだと感じます。 渡邉さん、お忙しい中お話を聞かせていただきありがとうございました! APD関連サイト APDに関連するリンク一覧です。 ◆ APD当事者会 APS APD当事者会は2020年11月時点で、東京、東北、近畿、九州、栃木の5つに立ち上がっています。 ◆ APD(聴覚情報処理障害)当事者会 APS(note) APDの診察・検査が可能な病院リスト、APD当事者に役立つライフハック、当事者会のレポートなど様々な情報が掲載されています。 ◆ 近畿APD当事者会(Twitter) 管理者は今回インタビューさせていただいた渡邉さんです。 ◆ 近畿APD当事者交流会(note) APD当事者や関係者など、一般の方でも読みやすい「APDに関係する論文リスト」が掲載されています。 ◆ 聴覚情報処理障害(APD)Webサイト ミルディス小児科耳鼻科院長 平野浩二さんによるAPDの情報サイトです。 ◆ APDマーク公式サイト|"聞き取れない"と生きよう」 2020年10月にオープンしたAPDマークの公式サイトです。APDマークは、APD当事者の困難を少しでも軽減すると共に、認知度の向上を目指すために製作されました。 APDマーク公式サイトより画像引用
渡邉 : 全体の感想としては「自分以外でも同じ悩みを抱えてる人がいるとわかってホッとした」っていうのが一番多いです。「コンビニに行くとマスクとビニールカーテンで何を話されてるかわからないよね」って盛り上がったり、小学校や保育園の先生だったら、子ども達から「先生、僕らの言うこと無視する」って言われて、「そうじゃないねんけど聞こえないねん」って話が出て、「わかる!」ってなったり。 「わかる!」って言ってもらえないんですよね、APDの人は。そう言ってもらえる人に初めて出会えるっていうのを一番求めて来られてるんだと思います。 ――コロナの影響で、最近は当事者会をオンラインで行われていますが、これまでと比べてどうですか? 渡邉 : 一長一短ですね。どこに住んでいても参加できるというのはオンラインのすごく大きいメリットですけど、突っ込んだ話はオフラインの方ができます。オンラインはある程度段取り通りにしないといけない分、話を脱線しにくいんです。オンラインは話し出すタイミングが難しくて会話の隙間に入りにくいという方も多いです。なので、ファシリテーターの人が話を振って、みんな等分くらいで話せるようにしています。 あと、オンラインでZoomのブレイクアウトルームの機能を使ってるんですが、部屋が完全に分かれてしまうので、他のグループが話してる話題が耳に入ってこないんです。オフラインだと、テーブルを変える時に「さっきあっちのテーブルでこんな疑問が出てましたよ」って、その補足情報を持っていくことができるので、きめ細やかさがオンラインではできないなって感じています。 ただオフラインだと、距離的に近畿圏の人しか来れないので、両方やった方がいいんだろうなとは思っています。 ――オンライン下で情報保障(字幕表示)を付け始めたとのことですが、参加者の感想はどうですか?