人工 股関節 置換 術 術 後 痛み 原因
人工股関節置換術におけるリスクと合併症 人工股関節置換術は股関節の痛みを軽減させ、日常生活動作を向上させることが可能な素晴らしい手術です。最近では長期臨床成績も良好で安定している報告が多くされてきています。 しかしながら、 どんな手術でも100%の手術はありません。 ここでは、人工股関節置換術におけるリスクと考えられる合併症について説明します。 ■脱臼 人工股関節置換術後における合併症 として、最も起こりやすい合併症が脱臼です。 正常な状態での股関節では、股関節を支えている周辺の筋肉によって守られているので、普通脱臼することはありません。 しかし、手術のあとで周辺の筋肉が弱っているときには、脱臼が起こりやすくなります。 手術後に脱臼の起こる頻度は0.
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1. 9 *本ページは個人の意見であり、必ずしも全ての方にあてはまるわけではありませんので詳しくは主治医にご相談ください。
A. 20年は持つだろうと言われています。これが30年、40年と持つようになれば、若い方にも躊躇(ちゅうちょ)なく手術できるようになっていくでしょう。私の場合、再置換(さいちかん)のことも考えて、人工股関節しか方法がない場合を除けば、できれば50歳以上で人工股関節手術を行いたいと考えています。 Q. 人工股関節全置換術に至るまでの治療法もあるということですか? A. はい、当院においては 骨切り術(こつきりじゅつ) を行っています。日本人の変形性股関節症のほとんどが、先天的に骨頭の覆いとなる臼蓋(きゅうがい)が浅いケースで、この場合は、臼蓋の屋根を大きくするような手術を行います。それで一生いける方もおられますし、人工股関節手術までの時間を延ばすには大変有効な手術です。30代、40代で、すぐには人工股関節にする必要はないだろうという場合や、患者さんが人工股関節はまだイヤだとおっしゃる場合などに、「将来的には人工股関節手術になりますよ」ということを説明して、骨切り術を選択しています。また大腿骨頭壊死の場合は、壊死している部分を回転させるという手術法もあり、この手術も行っています。 人工股関節全置換術も骨切り術もそれぞれに長所ばかりではありませんし、体験者の例などもあげて、時間をかけてきちんとお話をし、患者さんとともに考え選択してもらっています。 Q. ありがとうございました。最後に、先生は難しい症例の再置換術にも多く取り組まれているとお聞きしていますが。 A. 股関節置換術-人工股関節手術の術式発展 | メディカルノート. はい。全身的な 合併症 をお持ちの患者さんに対する再置換のほか、先ほど言いましたが骨が溶ける骨溶解(こつようかい)を起こしているケースですね。骨が溶けてなくなってしまった部分に同種骨(どうしゅこつ)を補完する手術などを行っています。 Q. 同種骨というのは聞き慣れない言葉ですが、どういうものなのですか? A. 人工股関節の手術では、ステムを入れるために大腿骨の骨頭部分の骨を切ります。通常はそれを捨ててしまいますが、骨がすごくしっかりしている場合、患者さんの同意を得て骨をいただき保管しておくんです。これが同種骨。骨バンクのようなものですね。 今後もシビアなケースの再置換術には積極的に取り組みたいと考えています。 Q. 最後に患者さんへのメッセージをお願いいたします。 ※ムービーの上にマウスを持っていくと再生ボタンが表示されます。 取材日:2014.
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Q.人工関節置換術をすると本当に痛みはなくなりますか? おおよそ手術後1週間で痛みはほとんどなくなり、動きはよくなります。痛み止めやリハビリなどで殆ど痛みがなくなります。傷のつっぱり感も半年くらいでなくなります。 Q.病院から自宅へ直接退院ができますか? 手術を受けられる時の状態にもよります。手術前から杖で何とかようやく歩ける方、一人暮らしの方は、リハビリに時間がかかる場合があります。その場合は、継続してリハビリを行えるようリハビリ病院をご紹介いたします。また、一人暮らしでもある程度回復良好の方は、そのままご自宅へ退院され、ヘルパーなどを利用されています。 Q.一人で身の回りのことが出来るようになりますか? 出来るようになります。ほとんどの一人暮らしの方も、再び元の生活に戻っています。 Q.いつまで杖が必要ですか? 手術前の状態にもよりますが、術後3〜6ヶ月は杖の使用をお勧めします。人ごみの中に出る時やたくさん歩かなければいけない時は、杖を使用された方が良いでしょう。 Q.スポーツはできるようになりますか? 術後6ヶ月後くらいより可能です。ただし、水中ウォーキング、ウォーキング、ゲードボール、水泳、ハイキング、サイクリング、ダンス、ボーリング、トレーニングジム、スキューバーダイビング、卓球、ヨット、エアロバイク、ゴルフ、テニスなどジャンプをしないスポーツに限ります。 人工股関節置換術に関して Q.人工関節置換術をするともともとの健康な股関節と同じようになりますか? ほぼ健康な関節と同じになります。しかし、関節の動きに制限があることや寿命があることが違います。手術後半年から1年くらいで手術をしたことを忘れ、自分の関節同様になるようです。 股関節が90°以上曲がらないようにしましょう。 Q.いつから手術をした股関節を下にして横になってよいですか? 人工股関節置換術におけるリスクと合併症 | 人工関節置換術のすべて 【埼玉県熊谷市まつだ整形外科クリニック】. 手術後3ヶ月程度で可能です。しかし、脱臼しそうな姿勢は極力控えて下さい。 Q.いつまで外転枕を使用しないといけませんか? 手術後1ヶ月は使用して下さい。その後も足を組んだりする動作は控えましょう。 Q.車に乗るのはいつからがよいですか? 自転車は? 自分で乗り降りができれば、手術後1か月程度で可能となる方が多いですが、患者さんの状態により許可までの期間が変わりますので主治医の確認が必要です。しかし、深い椅子に腰掛け、股関節が深く曲がりすぎて脱臼する恐れがあります。椅子を浅めにして腰掛けるか、クッション等を敷いて腰掛けてください。また、なるべくシートを後ろに下げて股関節があまり曲がらないように注意しましょう。自転車もサドルを高くして乗りましょう。 人工膝関節置換術に関して Q.人工関節置換術をするともともとの健康な膝関節と同じようになりますか?
筋力トレーニングで股関節を柔らかく? リハビリテーション室 傷の腫れや出血に伴う痛みもあるでしょうが、手術の翌日から動いて、リハビリに取り組みます。 筋肉の侵襲度合いが痛みにも直結するので、より筋肉を切らないで手術することが、肝心なのです。傷ついた部位が少ないほど、手術後の痛み は少ないはずです。手術中に、周りの組織に痛み止めの注射をしますし、痛みに応じて痛み止めの薬を出すこともあります。 痛みが軽い方が、より早くリハビリにはげむことができますから。 術後のリハビリの目標は、自分の脚に体重をかけて立てるように、歩けるようになることです。関節を柔らかくしてあげるためにも、筋力トレーニンが大事です。 手術前は傷んでいるところをかばっているので、左右の脚の筋力に差がついたり、脚の長さが違う状態で歩いていたりします。 人工股関節にして脚の長さを整えると、手術前と比べ歩き方のバランスが変わるので、そのバランスをとる歩き方や筋力強化のリハビリを行います。 入院は2~3週間。傷の治り具合と歩行が落ち着き、日常生活をするにあたって問題のない動きができるようになれば、いつ退院してもかまいません。 退院後に注意することはありますか? 特に、やっていけないことはありません。人工股関節を自分の体に馴染ませる意味でも、出来ることはなんでもして、動いて下さい。ただし、転倒、ケガには注意して。自宅に戻ってからの生活は病院とは環境が違うので、新たなケガをしないように。そのためにも、筋力トレーニングを継続しなくてはいけません。 脱臼の心配もないわけではないのですが、私が行う前方から入っていく方法は、あぐらをかいて関節を大きくひねるようなことをしなければ、外れることはないと思います。これ以上ひねると外れてしまうという姿勢は、あらかじめ注意することもありますが、基本的には普通の生活の中では、まず外れることはありません。制限なく動いてください。 股関節周囲の筋力が戻ってくれば、人工股関節自体は多少激しい動きをしても壊れるものではないのです。股関節を安定させて、長持ちさせる意味でも、自分の生活をよりよくさせる意味でも、筋力の維持、バランスの維持が一番。そのことを意識して、筋力トレーニングを続けて下さい。 人工股関節は性能がアップして、30年も耐久性がある結果は出ていますが、定期的なメンテナンスは必要です。 退院後2週間から1カ月の間に受診。その後も、1年に1回、半年に1回は、定期的に通ってチェックを受けましょう。 手術をした患者さんの様子は?
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という方向へ気持ちを向かせるような心理的な効果までCPMの良い部分ではないかとも思っています。 (Visited 44 times, 5 visits today)
筋力回復の経過は定期検診でも確認を? A. もちろんそうです。定期検診は退院後1ヵ月、そして半年。そこで大きな問題がなければ1年ごとというのが基本ですが、半年後に診るときには、みなさん、本当にいろいろなことができるようになっています。ですから1ヵ月の検診のとき、患者さんには、「今は怖い怖いと思っていても、半年経ったら見違えるようにいろいろできますよ」と言っています。しかしそうは言っても、2ヵ月、3ヵ月経ってもあんまり回復が進んでいない、あるいはまだ不安だという患者さんもおられますし、 脱臼 の話なんかを聞いて、手術後、かえって動かなくなったという方も...... 。そういった方には半年までの間に一度診察に来ていただき、チェックやアドバイスを行うようにしています。 Q. せっかく人工股関節を入れたのだから大事に大事に、という気持ちもわからないではないですね。 A. 本当にそうなんですよね。我々としては、いろいろなことができるのだから生活を楽しんでほしいと願っているのですが。だからいつも思うことは、手術だけでは治療は終わらない。手術、リハビリ、その後のフォロー(経過観察)との合わせ技でいい関節ができ上がるということです。 実際、今の人工股関節は正座もできますし。飛んだり跳ねたりという激しいことをしなければ日常の生活に支障はなくなります。逆に動かさずにいれば筋力が低下してしまい、脱臼のリスクも高まるんですね。 Q. 万一、脱臼するとどうなるのですか? またその治療法は? A. 脱臼してしまうと立ったり、歩いたりできなくなり、痛みが出てきます。治療法としては足を引っ張るだけでいいこともあれば、麻酔をかけてはめないといけないこともあります。さらには、クセにならないように装具を付けていただくこともありますね。クセになると摩耗の原因にもなります。そのようなことにならないためにも、筋力を保つため股関節を動かしてほしいわけです。 Q. 怖がり過ぎないように、ですね。その上で、気をつけておいた方がいいことはありますか? A. 高齢の方の場合、やはり転倒ですね。転んでしまって人工股関節の周囲が骨折するケースが多くなっています。人工股関節が入っている箇所での骨折は手術も非常に難しくなりますし、人工股関節を入れ換えないといけないこともあります。 Q. よくわかりました。ところで、脱臼などのトラブルがない場合、現在、人工股関節の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?