浄土真宗 ミニ仏壇 飾り方
ただし、浄土真宗大谷派は、 本山東本願寺からご本尊様を頂くようにと指定される事が多い ので、ご自分でご用意される前に必ずお寺に、お聞きになることをお勧めします。 2. 九字名号と十字名号 1. の内容と少し重複しますが、掛け軸を三幅掛ける場合は、 脇掛け として、 九字名号 と、 十字名号 の掛け軸を掛けます。 九字名号とは 九字名号 の掛軸には「 南無不可思議光如来 」という名号が書かれています。 読み方は「 なむふかしぎこうにょらい 」と読みます。 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)の徳のはたらきをあらわした、この名号は、人間の考えの及ぶことを超えた阿弥陀さまの徳を示したものだと言われています。 十字名号とは 十字名号 の掛軸には「 帰命尽十方無碍光如来 」という名号が書かれています。 読み方は「 きみょうじんじっぽうむげこうにょらい 」と読みます。 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)の徳のはたらきをあらわした、この名号は、十方のあらゆる世界の隅々まで至り届き、何ものにも妨げられることなく、すべての人々を分け隔てなく救う阿弥陀さまのはたらきを示したものだと言われています。 ◆ワンポイントアドバイス 両側の掛け軸を掛ける際、左右どちらに掛けるのか分からなくなった時は、 「南無」は左 とか、 「帰命」は右 といったように、 どちらか 片方の掛軸の位置 を覚えておけば、 間違えずにすみますよ。(*^_^*)v 3. お仏壇の仏具「飾り方/置き場所/並べ方/向き」浄土真宗の基本 - amswer-mama.com. 華鋲(けびょう) 華鋲 1対 浄土真宗大谷派 華鋲 (けびょう)とは、上の写真の小さなツボのような形をしている仏具のことです。 浄土真宗特有の仏具で、 他の宗派は使いません。 ・ 浄土真宗大谷派 は 磨き (金色)です。 ・浄土真宗西本願寺派は色付き(鉄色)です。 ◆華鋲の役目 華鋲は、水入れとして用いられます。 実は、 浄土真宗という宗派 は、 仏壇にお水・お茶などをお供えしません。 理由は、阿弥陀如来さまのいらっしゃる世界には「あふれるほどの水がある」ため、現世の、お水やお茶をお供えする必要がないからだそうです。 また、 華鋲の中の水を腐らせないため に、 樒(しきみ)の葉 をさしてお供えすると言われています。とは言っても、樒(しきみ)の葉を用意できない時は、別の葉や造葉で代用される場合もあります。 樒(しきみ)とは 4. 仏飯器(ぶっぱんき) 仏飯器 磨き 落とし付 仏飯器 とは、仏前において ご飯をお供え(盛る)ため の仏具です。 仏壇の上段にスペースがあれば、掛け軸の中心と両脇掛けの前に各1個(計3個)お供えしてもいいのですが、 ミニ仏壇の場合 、ほとんどスペースがありませんので、 中心のご本尊さまの前だけでも構いません。 ちなみに、 浄土真宗大谷派 は 磨き (金色)です。 置くスペースがあれば、仏器を仏器台に乗せるのが正式です。 また、浄土真宗西本願寺派は、下の写真のような色付き(鉄色)です。参考までに・・・ ◆仏器に盛るご飯のかたち 浄土真宗西本願寺派は、蓮の実を模して円筒型に盛ります。 しゃもじでは盛りにくいので、盛糟(もっそう)という器具も売れています。 盛糟(もっそう) 5.
- お仏壇の仏具「飾り方/置き場所/並べ方/向き」浄土真宗の基本 - amswer-mama.com
- 法事の時の仏壇の飾り方をお坊さんが解説【浄土真宗】 | 真宗興正派 慧光山 善照寺
- お仏具の揃え方|法事・供養のあれこれ|お仏壇のはせがわ
お仏壇の仏具「飾り方/置き場所/並べ方/向き」浄土真宗の基本 - Amswer-Mama.Com
5寸前後の大きさを目安にお選びください。 見台は、過去帳に対して0. 法事の時の仏壇の飾り方をお坊さんが解説【浄土真宗】 | 真宗興正派 慧光山 善照寺. 5寸小さいものをお選びください。 目安としては、ご本尊様の高さに対して7~8割ほどの高さがバランスが良いとされます。 ご先祖様のお位牌が既にある場合は、ご先祖様のお位牌と同じか少し小さいサイズを選びます。 仏具 正式には宣徳色の三具足(花立・香炉・灯立)、または五具足(花立×2・香炉・灯立×2)になります。 ただし、厳密には決まりは無いので、現代ではお好みで選ばれるお客様が多くいらっしゃいます。 当店でも長く心を込めてお祀りいただけるようにデザイン・実用性を考えて、自由に仏具を選んでいただくことをお勧めしております。 仏具セット お仏壇の大きさと具足数の兼ね合いで決まります。 大まかには台幅40cm未満の場合は2. 5寸以下、40~55cmの場合は3. 0寸、55cm以上の場合は3. 5寸となります。 浄土真宗本願寺派(西)とは 浄土真宗本願寺派(西)は、龍谷山本願寺(通称 西本願寺)を本山とする浄土真宗の宗派の一つです。金仏壇の装飾や、使用する仏具等が大谷派(東)とは異なりますので注意が必要です。 ●開祖: 親鸞 ●仏さま: 阿弥陀如来 ●教え: 全ては阿弥陀仏のはからい ●歴史: 戦国時代、蓮如によって発展・拡大し、一向一揆では織田信長とも戦った。 ●宗派: 本願寺派系と関東の門徒系真宗十派と称されています。 ●本山: 西本願寺
法事の時の仏壇の飾り方をお坊さんが解説【浄土真宗】 | 真宗興正派 慧光山 善照寺
ホーム 仏具のこと 仏壇(ぶつだん) 2018年11月1日 仏壇とは 仏壇というと亡くなった人をおまつりするものと思いがちですが、生きている私たちにとっても日々の生活のよりどころとなるものです。 そのため常に礼拝できる場所に置いて、家族揃って手を合わせられるのが望ましい形です。 浄土真宗にはたくさん宗派があり、仏壇の荘厳(かざり)も異なっています。 ここでは真宗高田派の仏壇のかざり方について紹介させていただきます。 仏壇の特徴 真宗高田派仏壇 真宗高田派の仏壇の最大の特徴は、『絢爛豪華』という言葉がピッタリな金仏壇であることです。 ご実家やご親戚のおうちに、このような仏壇が置かれているなぁと思われる方も多いのではないでしょうか。 私の実家も真宗高田派の信徒で、小さいころから金仏壇を目にして育ってきましたので、『仏壇といえば金仏壇』で、仏壇はどれも金色でキラキラしているものだと思っていました。 初めて違う宗派の仏壇を見た時には、「ピカピカキラキラしてない!
お仏具の揃え方|法事・供養のあれこれ|お仏壇のはせがわ
浄土真宗の仏壇の祀り方・参り方 2020. 11.
お仏壇の豆知識 お仏壇は、わたしたちをお救いくださる阿弥陀様(ご本尊様)を礼拝するために安置するもので、また、家庭の中心となるものです。 浄土真宗のご本尊様は『南無阿弥陀仏』と書かれたお名号か、阿弥陀如来の尊像です。 ご本尊様の両脇には、『帰命尽十方無碍光如来』の十字名号(向かって右に)と、『南無不可思議光如来』の九字名号(向かって左に)という、如来様のはたらきを言葉に表した脇掛を配します。 あるいは、親鸞聖人の御影(向かって右に)と蓮如上人の御影(向かって左に)を配します。 ご本尊様を中心としたおかざりを、お荘厳と言います。 ※お仏壇の飾り方や仏具の配置には、ご本尊様同様に各宗派によって異なります。また、土地のしきたりや大型仏壇での本格的なお飾りから小型仏壇での略式な飾り方などでも違いがあります。 詳しくはお寺のご住職にたずねるか、当店販売員までお尋ねください。 宗派別の仏具の飾り方などはこちらもご参考ください。 「お仏壇の豆知識」一覧へ戻る お仏壇・仏具の豆知識TOPへ戻る
お仏具の揃え方のイメージ まずは何を準備すべき?