ヨーロッパ諸国のスポーツクラブ ~異文化比較のためのスポーツ社会学~ | 有限会社 市村出版
総合型地域スポーツクラブ - ひょうご広域スポーツセンター - 公益財団法人兵庫県体育協会
①単一種目でなく、複数の種目が体験できる。 サッカーだけの単一種目ではなく、サッカーも野球も卓球もランニングもバレーボールもなどと1つのクラブで色々な種目を用意しています。 ②いつでも、だれでも、いつまでもスポーツ活動することができる。 子どもから高齢者まで、初心者からトップレベルまで、地域住民が様々な年齢・興味・関心、技術・技能レベルに応じていつまでもスポーツ活動ができるようにします。 ③定期的・断続的にスポーツ活動ができる。 決まった頻度や曜日時間に定期的に続けてスポーツ活動ができるようにします。 ④質の高い指導者により、スポーツ指導を受けることができる。 参加者それぞれのニーズ・レベルに応じて、適切なスポーツ指導を受けることができます。 ⑤これらを地域住民が主体的に運営する。 総合型地域スポーツクラブの運営も地域住民が行い、地域住民が地域住民のためにスポーツ機会を創出します。 以上が総合型地域スポーツクラブの特徴です! 総合型地域スポーツクラブ - ひょうご広域スポーツセンター - 公益財団法人兵庫県体育協会. フィットネスクラブは、トレーニングを1人で黙々とやるようなイメージですが、 総合型地域スポーツクラブは、色々な種目から選んで、色んな方々と関わりながらスポーツ活動するような感じですね。 もちろん、フィットネスクラブ・総合型地域スポーツクラブどちらが良くてどちらが悪いという話ではありません。 スポーツに何を求めるか、誰とスポーツしたいか、1人でやりたいか。どんな環境でスポーツしたいか。などと考え方は人それぞれなので、皆さんが楽しくスポーツができる環境を選んでみてください! スポーツで日野市の生活に豊かさを!! スポーツクラブforLIFE日野がどのようなクラブなのか、気になった方は是非、こちらをご覧ください! !
卒業論文(佐藤孝輔)
総合型地域スポーツクラブの概要 総合型地域スポーツクラブについて (PDF:424KB) 「新しい公共宣言」(10ページ)において総合型地域スポーツクラブが取り上げられています 内閣府ホームページへのリンク NPO法人格を有する総合型地域スポーツクラブが活用できる寄附税制(認定NPO法人制度)について 総合型地域スポーツクラブに係る認定NPO法人制度の認定要件について(通知) (PDF:280KB) 総合型地域スポーツクラブを核とした活力ある地域づくり推進事業 地域スポーツ指導者育成推進事業 総合型地域スポーツクラブ実態調査 スポーツ・青少年局スポーツ振興課 PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。 Adobe Readerをお持ちでない方は、まずダウンロードして、インストールしてください。
最終的な翻訳作業を進める上で,大学院生の成田好さんには図表の整理や文献リストの整理など,訳者間で整理しえなかった部分の細かな作業をしていただいた.また,一緒に翻訳に取組んでくれた順天堂大学教授野川春夫先生をはじめ訳者の方々に心より感謝する次第である.最後に,この本の出版を見ずに他界された元サイエンティスト社代表の大野満夫氏に出版のご報告をしたいと思う. 2009. 10. 13 監訳者代表 川西 正志 大学研究室にて はじめに ヨーロッパ諸国のスポーツクラブ ドイツのスポーツクラブは,今も中心的役割を担っている.これは, 我が国の国民の内,2, 400 万人を超える人々が83, 000 を上回る数のクラブのメンバーであるという事実からも明らかである.たとえ,特に商業スポーツクラブ等の他の新しい参入組織の競争力が益々強くなってきたとしても,それらのクラブ数は安定した伸びを見せるだろう. クラブの確固たる社会的地位は,ここ 200 年間の間,文化と伝統の一部であるドイツにおけるスポーツ,スポーツクラブ,スポーツ協会の特別な歴史的な発展からも明らかである.従って,スポーツとその組織に他の歴史的起源がある国々において,スポーツの伝統と文化は異なる地位と意味を持って発展してきたと考えられる.この点について,本書が有益なものになることを望む. 本書では,フィンランド ,ノルウェー,デンマーク,英国,ベルギー,ドイツ,ポーランド,スイス,フランス,イタリア,及びスペインの11のヨーロッパ諸国におけるスポーツとスポーツクラブの状況について述べることとする.各国から,名高い科学者が著者として参加している.個々の論文は,単なる記述をはるかに越えるものである.クラブ組織の特殊性や多様性,様々な国々においてクラブが直面する特殊な問題の記述に加え,歴史的な発展,社会統合の特性,スポーツと政治の関係,さらには,スポーツの多用な機能と,そのクラブに関する本質的な情報を記載している.この過程において,スポーツとその組織が各国の文化と伝統の一部であり,個人のアイデンティティや帰属意識,社会統合の可能性に欠くことができないということが明らかにされている. ここで浮上する問題は,どの程度個々の国々や地域が,スポーツの文化や伝統を維持できるか,また維持すべきかという点である.従って,統一を目指して努力しきたヨーロッパの政治がスポーツ文化とその機能の多様性を制限する可能性があるか否かについて慎重に考察しなければならない.また,同時にスポーツ,連邦政府の力,または,財政補助の原理の自治のように組織化されたスポーツとして宣言されることが多い重要な基本原理への準拠を危険にさらす可能性があるか否かを,注意深く考察しなければならない.そのためには,スポーツの文化的多様性に関する知識を習得し持ち続けるべきである.なぜなら,スポーツの文化的多様性には政治機能も存在するからである.例えば,その文化的多様性は少なくともヨーロッパ統合がもたらした混乱を減らすのに役立つであろう.