忸怩たる思いとは
みなさんは普段、 「忸怩(じくじ)たる思い」 という言葉を見聞きしたり使ったりしますか? よくニュースなどで芸能人が不祥事を起こした場合に「忸怩たる思い」という言葉を使っているのを聞いたりしますね。 ただ、意味や使い方を問われると正直、即答するのは難しいと思います。 そんな本日は 「忸怩たる思い」の詳しい意味と正しい使い方、そして類語や例文、誤用 について詳しく解説していきます。 「忸怩たる思い」の意味と使い方は?
忸怩とは - コトバンク
まあそうかもしれませんが、 むつかしい言葉だろうと意味を知っている人は 意外といるものなので、注意したほうがいいでしょう。 スポンサーリンク
英語で「恥ずかしい」というときには 「embarrassed」 という単語が使われます。しかし、これは日常会話で使用するのが一般的なワード。 フォーマルなシーンでは、次のような表現が向いています。 be ashamed of :恥ずかしい、恥じる ashamed that :~であることを恥じて be deeply ashamed :深く恥じている、じくじたる思いである シチュエーションに合わせて英語表現を使い分けてください。 「忸怩たる思い」の誤用は恥のかき上げ 「忸怩たる思い」は、不祥事や不手際があった政治家が謝罪するときによく用いる表現ですよね。 ビジネスシーンでは、重大なミスがあったときなど、深刻なシチュエーションで「忸怩たる思い」を使用するケースが大半。 要するに、何かよっぽど恥ずかしくて不味いことをしてしまった後に、 それを反省する言葉が「忸怩たる思い」 です。ここで誤用してしまうと、恥の上にさらに恥を塗り重ねる羽目になってしまいます。 絶対に間違ってはいけないシチュエーションに備えて、正しく「忸怩たる思い」を使いこなせるようになっておきましょう。