高校英語 不定詞 問題
不定詞とは、to+動詞の原形を用いることで、文中で名詞や副詞、形容詞などの役割をするようになる品詞のことです。 不定詞は受験でもかなりの頻度で出題されますが、 不定詞には、①名詞的用法、②形容詞的用法、③副詞的用法の3つの用法があり、区別するのが難しいという方も少なくありません。 問題中の不定詞がどのような役割を担っているのかを、見極められるようにしましょう! 今回は①名詞的用法についてご紹介いたします。 5秒問題に挑戦! 松田塾長: さて、今回は英作文からやってもらおうか。 「田舎に住むことは、大変たのしい。」という意味になるよう、単語を並べ替えてみてくれ。 もちろん、5秒でやるんだぞ! それじゃあはじめ! [問題] 次の日本語の意味になるように、( )内の語または語句を並べ替えて英文を完成させなさい。 田舎に住むことは、大変たのしい。 It's( a / great / in / live / pleasure / to / the country. ) 5・・4・・3・・2・・1・・。 よし、そこまで! 答えてみろ。 生徒: 答えは、It's a great pleasure live in to the country. です! 【高校英語文法】「「It is … for(of) 人 to 動詞」のパターン」(練習編) | 映像授業のTry IT (トライイット). 不正解だ。 よく見てみろ。 お前が並べ替えた英文には動詞が2つも登場してしまっているぞ。 あっ、ホントだ…。 どうしてこんな英文になっちゃったんだろう? でも、動詞に動詞以外の役割を持たせることってできるんですか? もちろんだ。 その内のひとつとして、 [不定詞] について今日は説明していくぞ! 重要ポイントと例文 英語には、動詞を使用しているのに、動詞以外の役割になるものがいくつかあるんだ。 それは、 [不定詞] 、 [動名詞] 、 [分詞] だ。 これらは [準動詞] と呼ばれるから、覚えるように。 そして今日やるのは不定詞なんだが、不定詞には、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の3つの用法がある。 3つもあるんですか!? 見分けられるかなあ… 心配するな。 リオンで学べば絶対わかるようになる。 とりあえず、「本を読むのはたのしい」という英文を作ってみてくれ。 Read book is fun. ですかね? よし、 狙い通りの間違え方だ 。 これだとバツだ。 そこで [ 不定詞]の名詞的用法 の登場だ。 前の授業でも質問したが、名詞って何か説明できるか?
- 高校英語 自動詞+to不定詞の10パターンまとめと問題
- 【高校英語文法】「「It is … for(of) 人 to 動詞」のパターン」(練習編) | 映像授業のTry IT (トライイット)
- 高校英文法の不定詞_復習問題
高校英語 自動詞+To不定詞の10パターンまとめと問題
→ It is good for your health to take a walk. [ S V C (真主語)] (散歩をすることはあなたの健康にとって良いことだ。) ※ It is + 形容詞 + for ~ to …構文は、 不定詞の意味上の主語 を参照 形式目的語 S+V+O+Cの第5文型で、to不定詞が目的語となる場合、形式目的語 it を用いて目的語の代わりとします。その場合、真の目的語となる to不定詞 は、補語の後ろに置きます。 ●I found it impossible to believe him. [ S V O C (真の目的語)] (彼を信じることはできないとわかった。) ※SVOCの文型で形式目的語が用いられる動詞は、find+O+C (OがCだとわかる) の他に、think+O+C (OがCだと思う), make+O+C (OをCにする) などがあります。熟語として頻出の、make it a rule to do~「~することにしている」も、この形式目的語を用いた文型です。 例題→ センター試験の4択問題(不定詞) 不定詞の形容詞的用法へ →
【高校英語文法】「「It Is … For(Of) 人 To 動詞」のパターン」(練習編) | 映像授業のTry It (トライイット)
(彼の報告は偽りだと判明した。)= turned out to be 形容詞的用法 I want something to drink. (私は何か飲み物がほしいです。) 形容詞的用法は、「~するための」「~するべき」という意味で形容詞と同じ働きをします。名詞を修飾します。 不定詞の意味上の主語 動名詞(参考【高校英語】動名詞)と同様、不定詞にも、その不定詞の表す行為を行なう(だれかど何か)。 すなわち意味上の主語が存在する。特別の示し方をしない場合 意味上の主語が、不特定の だれでもである場合と, 文の主語・目的語 などと一致している場合とがある。 意味上の主語の基本形 It is difficult to play tennis. (テニスをすることは難しいです。) 「~することは、~です」というきに使います。toのあとは原形です。Itは、形式だけの主語で、to以下を指します。 人の性質について評価を与える意味の形容詞に続く不定詞の意味上の主語は、「for~」でなく「of~」となります。 It is kind of you to say so. (そういってくれて親切だね。) =You are kind to say so. 基本例文 It's good for the health to take exercise. (運動するのは体に良い) (意味上の主語は だれでも) I want to stay here. 高校英文法の不定詞_復習問題. (私はここにいたい)(意味上の主語 – 文の主語:I stay here の関係) I want him to stay here. (私は彼にここにいてもらいたい)(意味上の主語 – 文の目的語: He stays here の関係) My dream is to study abroad. (私の夢は留学することだ)「意味上の主語は My で示される;I study abroad の関係) 意味上の主語を特に示す場合 (for – 意味上の主語 + to do) It is dangerous for a beginner to swim here. (初心者がここで泳ぐのは危険だ) 意味上の主語を特に示す必要がある場合の、最も一般的な示し方。for ~ を, 後ろの不定詞とあわせて「~が…する」と訳すようにする。for – が なければ意味上の主語は、だれでも)。 It is dangerous to swim here.
高校英文法の不定詞_復習問題
【不定詞】動詞decide「決める」とforget「忘れる」は目的語にto不定詞をとるか動名詞をとるか? goingとto go, climbingとto climbが選択肢にありますが、どちらを使ったらよいかが判断できません。 英文で、動詞に名詞の働きをさせるときに動名詞とto不定詞の場合によってどう使い分ければいいのか解りません。 進研ゼミからの回答 こんにちは。 いただいた質問についてお答えします。 【質問の確認】 【問題】 次の日本文に合うように,( )内の語句を並べ替えなさい。ただし,不要な語句が1つある。 (1)私たちは京都にバスで行くことにした。 We (bus / to go / decided / going / Kyoto / to / by). (2)私はあなたと富士山に登ったことを決して忘れないだろう。 I (forget / to climb /never /will / / climbing) with you. という問題について,動詞decide「決める」とforget「忘れる」はそれぞれ目的語にto不定詞をとるか動名詞をとるか,というご質問ですね。 動詞には ①動名詞とto不定詞のどちらも目的語にとるもの ②動名詞だけを目的語にとるもの ③to不定詞だけを目的語にとるもの ④動名詞とto不定詞両方を目的語にとるが意味が異なるもの があります。 (1)で用いられているdecideは〈to不定詞だけを目的語にとる動詞〉です。 (2)のforgetは動名詞とto不定詞のどちらを目的語にとるかで意味が違ってきます。 動名詞を目的語にとると「過去の動作や状態」を表し「…したのを忘れる」という意味になります。また,to不定詞を目的語にとると「未来のこと」を表し「…するのを忘れる」という意味になります。rememberについても同じことが言えます。あわせて覚えましょう。 【アドバイス】 動名詞とto不定詞の基本的な意味合いの違いは動名詞はもう済んだこと、to不定詞はこれから起こることを表しますが,個々の動詞によって違いますから、辞書を参考にひとつひとつ覚えていきましょう。 それではこれで終わります。 またわからないことがあったら質問してください。 これからも『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいってくださいね。
不定詞のテーマ一覧 不定詞の名詞的用法 不定詞は最も嫌いな人が多い文法テーマのひとつです。なぜかというと、他の文法テーマと関連する部分が多いからです。 品詞がわかっていないと用法の理解はできませんし、完了形不定詞は時制の概念を問うものです。また、動名詞・分詞との関連も数多く見られます。 しかし、ここは文法の基本を学習するページですから、ご安心を。容易に理解できるような構成となっていますので。→ ※中学英語の問題は、 中学英語文法の不定詞(1) へ 名詞的用法 名詞的用法は、 五文型のページ に載せているあの「名詞」の用法です。2語以上なので、不定詞の名詞的用法=名詞句なのです。 名詞は、 S (主語)・ C (補語)・ O (目的語)になります。特に、不定詞の名詞的用法では、基本的に「 ~すること 」と訳すことができます。では、例文を見てみましょう。 ● To see is to believe. [ S V C] (見ることは信じることである⇒百聞は一見にしかず) S(主語)とC(補語)になっています。では、もう一文みてみましょう ● He began to play tennis. [ S V O] (彼はテニスをすることを始めた。⇒彼はテニスをやり始めた。) これはO(目的語)になっています。いずれも「 ~すること 」と和訳される、名詞的用法です。他のタイプも確認してみましょう。 疑問詞+to ~ (何を、どこへ、いつ、~すべきか) ● I don't know what to say. (私はなんと言っていいかわからなかった。) =I don't know what I should say. ● The question is where to go. [ S V C] (問題はどこへ行くべきか、だ。) =The question is where we should go. 疑問詞+to不定詞も(O)目的語や(C)補語となり名詞句を作りますので、名詞的用法です。 to-不定詞の否定 not, never などの否定語は「to ~ の直前」に置きましょう。 ⇒ not to ~, never to ~ He told me not to go there. (彼はそこへ行くなと私に言った。) 形式主語 to不定詞が主語になる場合、形式主語 It を用いて主語の代わりとし、 真主語のto不定詞 を後ろに置く方が普通です。 ● To take a walk is good for your health.