「直接原価計算」とは|全部原価計算との違いも例題を使って解説 | Musubuライブラリ
(笑) いかがでしたでしょうか?問1と問2はさすがに楽勝で解いて貰わないと困るぞ(笑) 問3は少し難しく感じたかな?難しく見えるだけで全然簡単だと思うよ。 2割引きだと販売単価は@¥400×(1-0. 2)=@¥320 60個販売だと売上高は@¥320×60個=¥19, 200 変動費は変わらずなので1個あたり変動売上原価¥8, 000÷50個=@¥160 それに変動販売費が1個あたり@¥20なので合算して@¥180×60個=¥10, 800 貢献利益は、¥19, 200-¥10, 800=¥8, 400になる。 これが固定費? 直接原価計算【全部原価計算との違いが大切】 | 暗記不要の簿記独学講座 | 【簿記革命】. ?+今月の営業利益¥4, 400と同額になれば良いのだ。 つまり、固定費? ?=貢献利益¥8, 400-¥4, 400=¥4, 000 今月の固定費¥6, 600から¥4, 000を引いた金額が解答になる。 まあ、難しく感じるかも知れないけど、どんな切り口で解答を求められても答えを導き出せるように練習して欲しいな。次回も例題を使いながら固定費調整を勉強していこう。
直接原価計算【全部原価計算との違いが大切】 | 暗記不要の簿記独学講座 | 【簿記革命】
どうも、Tomatsuです。 受験さん 診断士試験の財務・会計で時々 「全部原価計算」 と 「直接原価計算」 の違いが問われるけどイマイチ論点が分かりません。分かりやすい解説をお願いできませんか その気持ちよく分かります。 診断士試験の 「 財務・会計 」 において毎年1~2問出題される 「 原価計算 」 。 これを不得意としているとあっと言う間に4~8点失いかねませんので、ぜひ習得しておきたいですね。 少し細かい論点になりますが、本記事では 「平成28年度第8問」 でも問われた 「 全部原価と直接原価の違い 」 について解説します。 本日のテーマ 「全部原価計算」 と 「直接原価計算」 の 「違い」 について解説します。 記事の信頼性 記事を書いている私は、財務・会計関連の 「知識ゼロの状態」 から、中小企業診断士試験にストレート合格しました(財務・会計は84点)。 現在は会社員をやりながら、診断士受験用のテキスト本の執筆や、受験生支援ブログにて執筆活動(一発合格道場)を行っています。 効率的な勉強法には自信がありますし、結果も出してきていると言えます。 全部原価計算と直接原価計算の違い│暗記は厳禁 原価計算は、 「 全部原価計算 」 と 「 部分(直接)原価計算(部分原価計算) 」 の二つに大別されます。 原価計算全体での位置づけ これを模式的に表したのが下図です。 1. 原価計算の全体像 2. 原価計算の着目ポイント 3. 全部原価計算と部分(直接)原価計算の位置づけ 上図から分かることは 原価計算はまず 「全部原価」 か 「部分原価」 で分類する 「直接原価」 は 「部分原価」 の一種である ですね。 今は「ふーん」程度でOKです。 「部分原価」 には他の種類もありますが、診断士試験では 「直接原価計算」 のみ抑えておけばOKです(以降、本記事では 「直接原価」 で統一します)。 「全部原価」「直接原価」とは? ここからは 「全部原価」 と 「直接原価」 の目的・意義について、ひとつずつ見ていきましょう。 全部原価とは 「全部原価計算」 は制度会計上の 「 財務諸表の作成 」 を目的に行われます。 製造業の場合 「製造原価報告書」 の作成が義務づけられていますが、これには 「全部原価計算」 が使用されます。 算出上の特徴として 「製造原価」 を 「固定費」 と 「変動費」 に 『分けない』 という点を覚えていればOKです。 全部原価計算のポイント 財務諸表(制度会計)に用いられる 製造原価を固定費と変動費に分けない 直接原価とは?
期末(月末)に売れ残った製造固定費を、費用にしないで資産(仕掛品・製品)として繰り越すのが全部流。直接流は製造固定費を全部その期の費用にしてしまうってこと。 ちなみに流派が違うので全部流と直接流は決して交わることはないよ。 全部直接原価計算とかあり得ないのでここは気をつけよう。 とりあえず口で言ってもサッパリ理解出来ないと思うので、簡単な例題を使って一緒に考えたいと思う。 例題は簡単な単純総合原価計算なんかどうかな?仕損も無いし、しかも単一工程だから超簡単だ(笑) とは言え、この例題は既に本試験レベルを軽く超えているかも知れない。仕掛品と製品に期末在庫が発生してるからね。 それでも総合原価計算で一番シンプルなやつだからいくらなんでも解けないとおかしい。少なくてもオードソックスな全部流は今までどおり計算するだけだぞ? まずはこの問題を読んで率直に何を感じただろうか。難しいと感じた? まあ、練習なんだから気楽に一緒に解いてみよう。まずは、単純総合原価計算の問題として資料を整理してみようか。総合原価計算って直接材料費と加工費に分けて計算してたと思うけど大丈夫かな?加工費は直接材料費以外の原価要素だ。 とりあえず、今までやってた全部流からやってみるのがいいだろう。 -変動費とか固定費とか難しく感じます。。。 今までそんなこと気にせず解いてただろ? 全部流なんだから変動も固定も無視して解いたらいいんだよ(;^ω^) -あれ?期末仕掛品と完成品の配分方法が書かれてません! いいところに気がついたな。素人が作ってるんだから細かいことは言うな(;^ω^) そもそも期首在庫がないから配分方法は平均法だろうが先入先出法だろうが結果は変わらんぞ! このブログ問題では不備も多いと思うがその辺は空気読んで欲しい(笑) おっと、その前に解答用紙を掲載しておこう。 いや~、ちょっとビビるかも知れないけど意外と簡単だからやってみようか。続きをクリックしてね! 何がともあれ総合原価計算なんだから仕掛品と製品のBOX図をまとめてみよう。 カッコはもちろん加工進捗度に応じた完成品換算量だぞ。加工費で使うやつだね。 次に直接材料費の集計からやってみよう。 当月投入量は100個で@¥40だから¥4, 000だ。 超簡単! !当月投入量は¥4, 000。上の図のどの部分か分かるよな? 加工費は直接材料費以外だから、残りの製造原価は全て加工費になる。 直接労務費¥1, 800+製造間接費(¥9, 000+¥3, 600)=¥14, 400 簡単だろ?一瞬で求まったよな(笑) 後は販売費と一般管理費は製造原価に関係ないからとりあえず無視しよう。 で、それで当期製造費用を更にまとめたのがこれだ。 あら不思議。資料がいつもの見慣れた景色になったと思わないかい?