新ビオフェルミンS錠の特徴・効果
胃腸の役割 私たちが口に入れた飲食物は、 体に吸収されやすい形に分解され、吸収されて栄養素として利用 されます。 飲食物は、口で細かくかみ砕かれ、食道を経由し、胃に運ばれ、胃酸でどろどろに溶かされます。そのあと、主に小腸で栄養分が消化・吸収され、大腸で水分が吸収されて、残りは便となって肛門から排出されます。 このように、 胃腸は人間が生命を維持するために大切な役割を担っています 。 胃腸トラブルとは? 胃腸ははたらきものの臓器ですが、 食べ過ぎ、飲み過ぎが続くと疲れてしまいます 。まだ前の飲食物を消化しきれていないのに、次の飲食物がたくさん入ってくると オーバーワークになって調子が悪く なります。また、胃腸に刺激を与えるような辛いものやアルコールがたくさん入ってきてしまうことも、不調をまねく原因になります。仮に人生80年として、1日3回、365日食べるとすると、私たちの食事回数は87, 600回にもなります。そのため、 食事が胃腸に与える影響は非常に大きく、そして重要なもの なのです。 さらに、 ストレスや環境の変化なども、胃腸に影響を与える と考えられています。強いストレスが加わったり、暑さや寒さ、湿気といった環境の変化が激しかったりすると、胃腸の動きをつかさどっている神経のバランスが乱れます。すると、食欲や胃腸の蠕動運動に影響を及ぼして、はき気や膨満感、便秘や下痢などの症状が現れやすくなります。 また、もともとの胃腸のはたらきが弱い体質の方もいらっしゃいます。"病院に行っても異常が見つからないが、胃の調子が良くない""すぐおなか一杯になって食べられない"、こういったトラブルは、 胃腸のはたらきが低下している状態 と考えられます。 胃腸を休ませながら、胃腸のはたらきを高める 治療が必要になるでしょう。 胃腸Q&A 漢方のギモンを解決! Q 胃腸をいたわりたいと思っています。アドバイスをお願いします。 A 胃腸のためには、消化の良いものをよくかんで食べましょう。消化に良い食べ方は、「淡食(しつこくないものを食べる)」「漫食(ゆっくり食べる)」「熱食(生食より火を通したものを食べる)」「暖食(温かいものを食べる)」「専食(集中して食べる)」「潔食(きれいなものを食べる)」です。"ながら食べ"を控えるようにしましょう。 その他の漢方に関する疑問をご覧になりたい方はこちら!
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「どうも最近、胃腸の調子が悪くってね。飲めなくなったよ」 「僕は胃腸が弱いから、たくさん食べられなくって痩せているんだよ」 「あいつの胃腸は頑丈だから、何食わせても大丈夫だ」 などと、日常の会話には胃腸の話がありふれています。 それだけ、胃腸のことを気にしているのかな?と思っていると、必ずしもそうではなく、 自身の不健康自慢のタネに使われたり 弱々しさを演出するときに使ったり 共通の友達を笑いのタネにするときに使ったり されているようです。 今日は、はじめに胃腸の仕組みについて詳しく解説しご理解いただいた後に、胃腸を労わるためにはどうしたらよいのか?についてあなたと考えていきたいと思います。 胃腸はこんなにすごかった! 皆さんは胃腸を見たことがありますか?
この記事の筆者 仁古里 笑 (経営コンサルタント) 1990年代初めから、病院での臨床医学研究、海外大学での基礎医学研究、製薬会社での創薬研究・開発など、20年近く医学・生物学・薬学の研究・開発に携わる。もともとの専門が粘膜免疫であり、腸内細菌と腸の粘膜免疫との関連、そこからの全身疾患への影響などに精通している。 現在は専門を経営学に転じ、病院経営などの支援をしながら、一般の方に向けて身体の仕組みや病気のこと、薬のことなどをわかりやすく説明している。