松果体 活性化 食べ物 | ウィーン・ブリッジ発振回路が適切に発振する抵抗値はいくら? | Cq出版社 オンライン・サポート・サイト Cq Connect
いつも読んでくださる 愛しいあなたへ 昨日の夜、スマホのメモを整理してたら 松果体のことを書いてたメモがでてきて、 いろいろ調べていくうちに これは伝えないと!と思ったので 記事にしようと思いました。 松果体 。 ご存知でか? よく知る前は 聞いたことはある・・・ という程度でした、私は。 第三の目とも言われていたり、 体の器官の中でも ひときわ謎めいた部位とも言われていて ちょうど眉間の位置から 頭の中に入っていった先にある器官。 巷では この松果体を活性化することで "霊力が上がる" "覚醒する" "宇宙と繋がる" といわれてるらしいですが、 今日はそのあたりのことよりも もっと大切な 身近なことをお話します。 実際、霊力が上がっても 覚醒したとしても 宇宙と繋がってたとしても どこと繋がってるか、 わからんもんね~~~~ 松果体、一体 どこにあるのかというと・・・ (画像拝借) ん? 【松果体には高次元とつながる力がある】古代レムリアのマスターによる松果体を活性化させる8つの方法。 | Aitree. これ、どっちが目でどっちが後頭部? 笑 これのほうがわかりやすい~~~ でね。 この松果体。 体内時計を調整する 「メラトニン」というホルモンや 幸せホルモン の 「セロトニン」を分泌する器官。 眼球とほとんど同じ ガラス体成分でできていることから、 第三の目 とも呼ばれています。 大きさはグリーンピースほど。 (ちっさいね~~~) 一つ目の拝借画像にもあるように 松果体は松ぼっくりにも似てるんやって! 昔から松ぼっくりはシンボル として 様々なところに使われているようで びっくり!!! あなたもいくつか知ってるかも。 ヴァチカンの前にある松ぼっくり これは、古代ギリシャ神話に登場する 『ヘルメスの杖』 ホルスの目 脳の松果体周りの構造を 様式化したものといわれているそうで これこそが松果体だと言われています。 見たとおり松果体に似ています。 これがエジプト式分数で 人間の六感を表しているそうです。 昔昔なんて、脳の中がよくわからないのに、 なんでわかったのかな、すごいね。 まだまだ他にもたくさんあるから 「松果体 松ぼっくり」とかで ぐぐってみてね。 ・ このように松果体が持つ力は ずいぶん昔から知識として 知られていたようです。 第三の眼である松果体は ケイ素 でできています。 が! 現代人の松果体は退化し硬化して 石灰化 させているという話があります。 それはたとえば 歯磨き粉に使われているフッ素 が、 松 果体を腐らせているという説があったり、 その他にも 食品添加物、 薬 などすべて、 携帯電話やその他の無線機器から放出される 電磁波 によっても影響を受けているようです。 でも、その松果体の活性化を図るものは いろいろあります!
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大量の頭痛 全身に微小な血栓と突然のアザができる 若い人や閉経後の人の間で、月経周期が非常に多くなる。 生理不順 母乳の減少 女性も男性も不妊症になる 飼い主が血清を手に入れた直後にペットが死ぬ 現在、何千人もの人々が経験しているこの異常な症状の発生について、5人の医師が語っています。 緊急! 5人の医師がCOVID-19注射は生物兵器であることに同意し、どうすべきかを議論する。 (動画はこちら: 伝染病の解毒剤とは この解毒剤は、医学界の上層部やエリート層の内部では100年近く前から知られていたもので、 スラミン と呼ばれ、元々は松葉油の抽出物から得られた単離された化合物です。 これは注射でしか入手できず、この「パンデミック」の間、大衆には公開されていない極秘事項でしたが、 数種類の寄生虫やウイルス、その他多くの症状に効果的な解毒剤 です。 Pine and Spruce needles しかし、その根源である松葉茶を利用すれば、誰もがこの解決策を利用することができます。松葉茶は、現在、常緑樹の森や多くの人々の家の裏庭で自由に入手できる解毒剤です。 (私からの注意:松の種類によるようですのでどの松でもいいわけではありません!)
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松果体といえば、第3の目やサードアイとも呼ばれ昔から神秘的な力を秘めている不思議な器官のひとつです。主に超感覚、サイキック能力などの目覚めや覚醒に大きく関わっていることは確かです。 松果体だけでなく脳下垂体を開くことで、より高次元と繋がることができます。松果体とは、人と、宇宙の知恵をつなげる窓口のようなものです。 この松果体に興味を持ったあなたは、どうやって松果体を活性化させたらいいのかを知りたいでしょうから、 古代レムリアのマスターから得た特別な活性化の方法や、活性化させる食べ物などもお伝えしていきます。 そして、松果体を活性化することで得られる多くの才能や、メリットなどもお伝えしますので、目次を見て読みたい所からお読みになってみてください。 DNAは活性化できる?DNAアクティベーションと活性化の鍵、アダムコードとは? 1. 松果体とは? 1-1. 医学的にみた松果体 松果体について、まず医学的、解剖学的にご紹介したいと思います。 松果体は私たちの脳の中央部にあるグリンピースほどの大きさ(8mm程度)で色は赤灰色の小さな内分泌器官です。 見た目が松の実(松果)に似ていることから松果体と呼ばれており、英語でも「pine body」と呼ばれています。 大脳半球と中脳の間にある間脳の一部「視床体」が結合する溝の部分に挟みこまれるように位置しています。 1-2. 松果体の働き 人体における松果体の主な働きは、メラトニンというホルモンを分泌することです。 メラトニンは私たち人間だけでなく動物、植物、微生物にも存在するホルモンですが、動物ではメラトニンの血中濃度が1日の周期で変化していることが知れれており、概日リズムを調整する働きを持っています。 またその他にも、強力な抗酸化物質としての働きを持っており、核DNAやミトコンドリアDNAを保護する役割も知られています。 この働きにより間脳の老化=酸化を防ぐ、つまり脳機能を保つという重要な役割もあるのです。 しかし松果体については、その全ての働きは医学的にも未だ解明されていません。 1-3. 松果体と目 ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、一部の爬虫類や両生類、魚類には「頭頂眼」と呼ばれる「第三の目」が頭頂部にあり、光を感知して太陽の位置を知る機能を持っています。 松果体はその発祥過程から観ると、この頭頂眼と起源を同じとするものです。 私たち人間が受精卵から成長して人間へと成長する過程においては、目の元となる組織は元々左右に2つ並んで存在しており、間脳胞に生じます。 それが成長過程で前後に並ぶ形となり、片方の前に成長したものが眼となり、もう片方が松果体となります。 2.
世界の歴史に見られる松果体」の内容と合わせて考えると、宗教的な世界観の中では松果体と超能力とは直結するものであると考えられていることは間違いありません。 「宗教的な世界観の中」と言いましたが、実は人間にはかつてテレパシーや予知能力、透視能力といった超能力がありそれを使っていたという形跡があることが脳科学的にも証明されており、単に宗教的な考え方に限らないのです。 5. 現代人の松果体の現状 5-1. 松果体の石灰化 私たち現代人の松果体はその長い歴史の中で退化が進み本来の水晶体の姿から硬く知縮こまって石灰化したものになってしまっています。 私たち人間がかつて使っていた超能力を失ってしまったこととこの松果体の石灰化は無関係だとは思えないですよね。 また松果体は、思春期を迎えると、さらに機能低下を進めると言います。 『松果腺は生まれたときには非常に発達している。子供が大きくなって松果腺に刺激が不足したり十分に使われずにいると縮小してしまい、右脳の感情や直感よりも左脳の論理を多く使い始めるようになる。』(シャーリー・マクレーン「ゴーイング・ウィズイン」) そういえば、人間が超能力に目覚めたり霊能力を発揮するのは圧倒的に子供時代であるとも言われていますよね。 この松果体の退化、是非とも食い止めたいですよね。 そのためには老化=酸化をとめて事項でご紹介する方法によって松果体を活性化することが必要となります。 5-2. 石灰化の一因は「フッ素」 松果体の石灰化を進めるのは、農薬や食品添加物が悪い影響を与える、特に「フッ素」が良くないと言われています。 フッ素は少量の摂取なら問題ないのですが、大量に摂取してしまうと、松果体の石灰化を進めてしまうだけでなく、海馬にもダメージを与え、子供の多動性を誘発したり、アルツハイマーの原因となるアミロイドβを作り出すというリスクも知られていますので、虫歯予防のためと言いながらあまりにも多量にフッ素を摂取してしまうのは避けた方が良いようです。 6. 松果体を活性化=第三の目(サードアイ)が開くと何が起こるのか? 松果体を活性化させ、第三の目が開くと、さまざまな能力が開眼すると言われています。 ここでは、その主なものをご紹介してまいります。 6-1. 霊視能力が発達する 物理的な目では見えないものが視えるようになります。 具体的に言うと、オーラ、霊、エネルギー、波動が判るようになります。 周波数の異なる、守護ガイド、天使、ETが視える人もいるでしょう。未来のビジョンが霊視できる人もいるでしょう。 未来を預言するチャネラーは、この霊視能力を使っているのでしょう。 とはいは、未来は「確定」ではありません。あくまでも、「霊視した時点」でどうなるか?に過ぎず、バタフライエフェクトという現象があるように、なんらかのちょっとした作用で、未来は安易に変わります。 預言者がなんらかの預言したことによって、さまざまな人の意思による「反発」が起こったりします。「預言は、預言することでハズれる」と言われている所以は、そこにあります。 6-2.
図5 図4のシミュレーション結果 20kΩのとき正弦波の発振波形となる. 図4 の回路で過渡解析の時間を2秒まで増やしたシミュレーション結果が 図6 です.このように長い時間でみると,発振は収束しています.原因は,先ほどの計算において,OPアンプを理想としているためです.非反転増幅器のゲインを微調整して,正弦波の発振を継続するのは意外と難しいため,回路の工夫が必要となります.この対策回路はいろいろなものがありますが,ここでは非反転増幅器のゲインを自動で調整する例について解説します. 図6 R 4 が20kΩで2秒までシミュレーションした結果 長い時間でみると,発振は収束している. ●AGC付きウィーン・ブリッジ発振回路 図7 は,ウィーン・ブリッジ発振回路のゲインを,発振出力の振幅を検知して自動でコントロールするAGC(Auto Gain Control)付きウィーン・ブリッジ発振回路の例です.ここでは動作が理解しやすいシンプルなものを選びました. 図4 と 図7 の回路を比較すると, 図7 は新たにQ 1 ,D 1 ,R 5 ,C 3 を追加しています.Q 1 はNチャネルのJFET(Junction Field Effect Transistor)で,V GS が0Vのときドレイン電流が最大で,V GS の負電圧が大きくなるほど(V GS <0V)ドレイン電流は小さくなります.このドレイン電流の変化は,ドレイン-ソース間の抵抗値(R DS)の変化にみえます.したがって非反転増幅器のゲイン(G)は「1+R 4 /(R 3 +R DS)」となります.Q 1 のゲート電圧は,D 1 ,R 5 ,C 3 により,発振出力を半坡整流し平滑した負の電圧です.これにより,発振振幅が小さなときは,Q 1 のR DS は小さく,非反転増幅器のゲインは「G>3」となって発振が早く成長するようになり,反対に発振振幅が成長して大きくなると,R DS が大きくなり,非反転増幅器のゲインが下がりAGCとして動作します. 図7 AGC付きウィーン・ブリッジ発振回路 ●AGC付きウィーン・ブリッジ発振回路の動作をシミュレーションで確かめる 図8 は, 図7 のシミュレーション結果で,ウィーン・ブリッジ発振回路の発振出力とQ 1 のドレイン-ソース間の抵抗値とQ 1 のゲート電圧をプロットしました.発振出力振幅が小さいときは,Q 1 のゲート電圧は0V付近にあり,Q 1 は電流を流すことから,ドレイン-ソース間の抵抗R DS は約50Ωです.この状態の非反転増幅器のゲイン(G)は「1+10kΩ/4.
Created: 2021-03-01 今回は、三角波から正弦波を作る回路をご紹介。 ここ最近、正弦波の形を保ちながら可変できる回路を探し続けてきたがいまいち良いのが見つからない。もちろん周波数が固定された正弦波を作るのなら簡単。 ちなみに、今までに試してきた正弦波発振器は次のようなものがある。 今回は、これ以外の方法で正弦波を作ってみることにした。 三角波をオペアンプによるソフトリミッターで正弦波にするものである。 Kuman 信号発生器 DDS信号発生器 デジタル 周波数計 高精度 30MHz 250MSa/s Amazon Triangle to Sine shaper shematic さて、こちらが三角波から正弦波を作り出す回路である。 前段のオペアンプがソフトリミッター回路になっている。オペアンプの教科書で、よく見かける回路だ。 入力信号が、R1とR2またはR3とR4で分圧された電位より出力電位が超えることでそれぞれのダイオードがオンになる(ただし、実際はダイオードの順方向電圧もプラスされる)。ダイオードがオンになると、今度はR2またはR4がフィードバック抵抗となり、Adjuster抵抗の100kΩと並列合成になって増幅率が下がるという仕組み。 この回路の場合だと、R2とR3の電圧幅が約200mVなので、それとダイオードの順方向電圧0.
図4 は, 図3 の時間軸を498ms~500ms間の拡大したプロットです. 図4 図3の時間軸を拡大(498ms? 500ms間) 図4 は,時間軸を拡大したプロットのため,OUTの発振波形が正弦波になっています.負側の発振振幅の最大値は,約「V GS =-1V」からD 1 がONする順方向電圧「V D1 =0. 37V」だけ下がった電圧となります.正側の最大振幅は,負側の電圧の極性が変わった値なので,発振振幅が「±(V GS -V D1)=±1. 37V」となります. 図5 は, 図3 のOUTの発振波形をFFTした結果です.発振周波数は式1の「R=10kΩ,C=0. 01μF」としたときの周波数「f o =1. 6kHz」となり,高調波ひずみが少ない正弦波の発振であることが分かります. 図5 図3のFFT結果(400ms~500ms間) ●AGCにコンデンサやJFETを使わない回路 図1 のAGCは,コンデンサやNチャネルJFETが必要でした.しかし, 図6 のようにダイオード(D 1 とD 2)のON/OFFを使って回路のゲインを「G=3」に自動で調整するウィーン・ブリッジ発振回路も使われています.ここでは,この回路のゲイン設定と発振振幅について検討します. 図6 AGCにコンデンサやJFETを使わない回路 図6 の回路でD 1 とD 2 がOFFとなる小さな発振振幅のときは,発振を成長させるために回路のゲインを「G 1 >3」にします.これより式2の条件が成り立ちます. 図6 では回路の抵抗値より「G 1 =3. 1」に設定しました. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) 発振が成長してD 1 とD 2 がONするOUTの電圧になると,発振振幅を抑制するために回路のゲインを「G 2 <3」にします.D 1 とD 2 のオン抵抗を0Ωと仮定して計算を簡単にすると式3の条件となります. 図6 では回路の抵抗値より「G 2 =2. 8」に設定しました. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) 次に発振振幅について検討します.発振を継続させるには「G=3」の条件なので,OPアンプの反転端子の電圧をv a とすると,発振振幅v out との関係は式4となります. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) また,R 2 とR 5 の接続点の電圧をvbとすると,その電圧はv a にR 2 の電圧効果を加えた電圧なので,式5となります.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5) 発振が落ち着いているとき,R 1 の電流は,R 5 とR 6 の電流を加えた値なので式6となります. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6) i R1 ,i R5 ,i R6 の各電流を式4と式5の電圧と回路の抵抗からオームの法則で求め,式6へ代入して整理すると発振振幅は式7となります.ここでV D はD 1 とD 2 がONしたときの順方向電圧です. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7) 図6 のダイオードと 図1 のダイオードは,同じダイオードなので,順方向電圧を 図4 から求まる「V D =0. 37V」とし,回路の抵抗値を用いて式7の発振振幅を求めると「±1. 64V」と概算できます. ●AGCにコンデンサやJFETを使わない回路のシミュレーション 図7 は, 図6 のシミュレーション結果で,OUTの電圧をプロットしました.OUTの発振振幅は正弦波の発振で出力振幅は「±1. 87V」となり,式7を使った概算に近い出力電圧となります. 実際の回路では,R 2 の構成に可変抵抗を加えた抵抗とし,発振振幅を調整すると良いと思います. 図7 図6のシミュレーション結果 発振振幅は±1. 87V. 図8 は, 図7 のOUTの発振波形をFFTした結果です.発振周波数は式1の「R=10kΩ,C=0. 6kHz」となります. 図5 の結果と比べると3次高調波や5次高調波のクロスオーバひずみがありますが, 図1 のコンデンサとNチャネルJFETを使わなくても実用的な正弦波発振回路となります. 図8 図7のFFT結果(400ms~500ms間) ウィーン・ブリッジ発振回路は,発振振幅を制限する回路を入れないと電源電圧付近まで発振が成長して,波の頂点がクリップしたような発振波形になります. 図1 や 図6 のようにAGCを用いた回路で発振振幅を制限すると,ひずみが少ない正弦波発振回路となります. ■データ・ファイル 解説に使用しました,LTspiceの回路をダウンロードできます. ●データ・ファイル内容 :図1の回路 :図1のプロットを指定するファイル :図6の回路 :図6のプロットを指定するファイル ■LTspice関連リンク先 (1) LTspice ダウンロード先 (2) LTspice Users Club (3) トランジスタ技術公式サイト LTspiceの部屋はこちら (4) LTspice電子回路マラソン・アーカイブs (5) LTspiceアナログ電子回路入門・アーカイブs (6) LTspice電源&アナログ回路入門・アーカイブs (7) IoT時代のLTspiceアナログ回路入門アーカイブs (8) オームの法則から学ぶLTspiceアナログ回路入門アーカイブs
図2 (a)発振回路のブロック図 (b)ウィーン・ブリッジ発振回路の等価回路図 ●ウィーン・ブリッジ発振回路の発振周波数と非反転増幅器のゲインを計算する 解答では,具体的なインピーダンス値を使って求めましたが,ここでは一般式を用いて解説します. 図2(b) のウィーン・ブリッジ発振回路の等価回路図で,正帰還側の帰還率β(jω)は,RC直列回路のインピーダンス「Z a =R+1/jωC」と.RC並列回路のインピーダンス「Z b =R/(1+jωCR)」より,式7となり,整理すると式8となります. ・・・・・・・・・・・・・・・・・(7) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8) β(jω)の周波数特性を 図3 に示します. 図3 R=10kΩ,C=0. 01μFのβ(jω)周波数特性 中心周波数のゲインが1/3倍,位相が0° 帰還率β(jω)は,「ハイ・パス・フィルタ(HPF)」と「ロー・パス・フィルタ(LPF)」を組み合わせた「バンド・パス・フィルタ(BPF)」としての働きがあります.BPFの中心周波数より十分低い周波数の位相は,+90°であり,十分高い周波数の位相は-90°です.この間を周波数に応じて位相シフトします.式7において,BPFの中心周波数(ω)が「1/CR」のときの位相を確かめると,虚数部がゼロになり,ゆえに位相は0°となります.このときの帰還率のゲインは「|β(jω)|=1/3」となります.これは 図3 でも確認できます.また,発振させるためには「|G(jω)β(jω)|=1」が条件ですので,式6のように「G=3」が必要であることも分かります. 以上の特性を持つBPFが正帰還ループに入るため,ウィーン・ブリッジ発振器は「|G(jω)β(jω)|=1」かつ,位相が0°となるBPFの中心周波数(ω)が「1/CR」で発振します.また,ωは2πfなので「f=1/2πCR」となります. ●ウィーン・ブリッジ発振回路をLTspiceで確かめる 図4 は, 図1 のウィーン・ブリッジ発振回路をシミュレーションする回路で,R 4 の抵抗値を変数にし「. stepコマンド」で10kΩ,20kΩ,30kΩ,40kΩを切り替えています. 図4 図1をシミュレーションする回路 R 4 の抵抗値を変数にし,4種類の抵抗値でシミュレーションする 図5 は, 図4 のシミュレーション結果です.10kΩのときは非反転増幅器のゲイン(G)は2倍ですので「|G(jω)β(jω)|<1」となり,発振は成長しません.20kΩのときは「|G(jω)β(jω)|=1」であり,正弦波の発振波形となります.30kΩ,40kΩのときは「|G(jω)β(jω)|>1」となり,正帰還量が多いため,発振は成長し続けやがて,OPアンプの最大出力電圧で制限がかかり波形は歪みます.
図2 ウィーン・ブリッジ発振回路の原理 CとRによる帰還率(β)は,式1のBPFの中心周波数(fo)でゲインが1/3倍になります. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 正帰還の発振を継続させるための条件は,ループ・ゲインが「Gβ=1」です.なので,アンプのゲインは「G=3」に設定します. 図1 ではQ 1 のドレイン・ソース間の抵抗(R DS)を約100ΩになるようにAGCが動作し,OPアンプ(U 1)やR 1 ,R 2 ,R DS からなる非反転アンプのゲインが「G=1+R 1 /(R 2 +R DS)=3」になるように動作しています.発振周波数や帰還率の詳しい計算は「 LTspiceアナログ電子回路入門 ―― ウィーン・ブリッジ発振回路が適切に発振する抵抗値はいくら? 」を参照してください. ●AGC付きウィーン・ブリッジ発振回路のシミュレーション 図3 は, 図1 を過渡解析でシミュレーションした結果です. 図3 は時間0sからのOUTの発振波形の推移,Q 1 のV GS の推移(AGCラベルの電圧),Q 1 のドレイン電圧をドレイン電流で除算したドレイン・ソース間の抵抗(R DS)の推移をプロットしました. 図3 図2のシミュレーション結果 図3 の0s~20ms付近までQ 1 のV GS は,0Vです.Q 1 は,NチャネルJFETなので「V GS =0V」のときONとなり,ドレイン・ソース間の抵抗が「R DS =54Ω」となります.このとき,回路のゲインは「G=1+R 1 /(R 2 +R DS)=3. 02」となり,発振条件のループ・ゲインが1より大きい「Gβ>1」となるため発振が成長します. 発振が成長するとD 1 がONし,V GS はC 3 とR 5 で積分した負の電圧になります.V GS が負の電圧になるとNチャネルJFETに流れる電流が小さくなりR DS が大きくなります.この動作により回路のゲインが「G=3」になる「R DS =100Ω」の条件に落ち着き,負側の発振振幅の最大値は「V GS -V D1 」となります.正側の発振振幅のときD 1 はOFFとなり,C 3 によりQ 1 のゲート・ソース間は保持されて発振を継続するために適したゲインと最大振幅の条件を保ちます.このため正側の発振振幅の最大値は「-(V GS -V D1)」となります.
■問題 発振回路 ― 中級 図1 は,AGC(Auto Gain Control)付きのウィーン・ブリッジ発振回路です.この回路は発振が成長して落ち着くと,正側と負側の発振振幅が一定になります.そこで,発振振幅が一定を表す式は,次の(a)~(d)のうちどれでしょうか. 図1 AGC付きウィーン・ブリッジ発振回路 Q 1 はNチャネルJFET. (a) ±(V GS -V D1) (b) ±V D1 (c) ±(1+R 2 /R 1)V D1 (d) ±(1+R 2 /(R 1 +R DS))V D1 ここで,V GS :Q 1 のゲート・ソース電圧,V D1 :D 1 の順方向電圧,R DS :Q 1 のドレイン・ソース間の抵抗 ■ヒント 図1 のD 1 は,OUTの電圧が負になったときダイオードがONとなるスイッチです.D 1 がONのときのOUTの電圧を検討すると分かります. ■解答 図1 は,LTspice EducationalフォルダにあるAGC付きウィーン・ブリッジ発振回路です.この発振回路は,Q 1 のゲート・ソース電圧によりドレイン・ソース間の抵抗が変化して発振を成長させたり抑制したりします.また,AGCにより,Q 1 のゲート・ソース電圧をコントロールして発振を継続するために適したゲインへ自動調整します.発振が落ち着いたときのQ 1 のゲート・ソース電圧は,コンデンサ(C 3)で保持され,ドレイン・ソース間の抵抗は一定になります. 負側の発振振幅の最大値は,ダイオード(D 1)がONしたときで,Q 1 のゲート・ソース間電圧からD 1 の順方向電圧を減じた「V GS -V D1 」となります.正側の発振振幅の最大値は,D 1 がOFFのときです.しかし,C 3 によりQ 1 のゲート・ソース間は保持され,発振を継続するために適したゲインと最大振幅の条件を保っています.この動作により正側の発振振幅の最大値は負側の最大値の極性が変わった「-(V GS -V D1)」となります.以上より,発振が落ち着いたときの振幅は,(a) ±(V GS -V D1)となります. ●ウィーン・ブリッジ発振回路について 図2 は,ウィーン・ブリッジ発振回路の原理図を示します.ウィーン・ブリッジ発振回路は,コンデンサ(C)と抵抗(R)からなるバンド・パス・フィルタ(BPF)とG倍のゲインを持つアンプで正帰還ループを構成した発振回路となります.