国際女性デーとは
聞き手・岡林佐和 2021年3月7日 12時00分 男女平等 の先進国である スウェーデン の駐日大使、ペールエリック・ヘーグベリさんは3月8日の 国際女性デー が「嫌い」だと言います。女性が不平等な状態に置かれているにもかかわらず、この日だけ祝うことへの異議申し立てです。では、どうすれば――。実りある日にするための提案を語ってくれました。 ◇ 国際女性デー は嫌いです。1年は365日。1日だけでなく毎日が女性の日、 男女平等 の日であるべきだと思っているからです。 女性デーを祝いましょうとか「Happy Women's Day」という言い方も好きではありません。何がハッピーなのでしょう?
ミモザの日2022年はいつ?どう過ごす?国際女性デーとの関係は? | Sweet Life Navi|甘く美しい丁寧な暮らし
2021. 国際女性デーとは 男性. 03. 07 3月8日は国連が定めた「国際女性デー」です。ニューヨークで婦人参政権を求めたデモから始まったこの運動は世界中に広がり日本にも広がってきました。2021年日本のテーマは「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」。saitaでも「国際女性デー」にちなみ、働く女性を取材。今回はイラストエッセイストとして活躍する犬山紙子さんのインタビュー第2弾です。 女性差別は、家事比率にも潜んでる 前回 は大人になってから気付いた無意識の「男女格差」について伺いました。今回のインタビューでは「家事分担の比率問題」について。「女性差別」というと一見「自分は関係ない」とか「難しそう」と思ってしまうかもしれませんが、身近なところにもジェンダーバイアスがかかっているのです。 ーー犬山さんが身近でジェンダーバイアスを感じたことってどんなことですか? 犬山さん: 女友達が、夫や彼氏に"あえて"自分の年収を低く伝えている人がいると知ったときは衝撃でしたね。そうしないとパートナーのプライドを傷つけてしまうんだそうです……。あとは、よく聞く話ですけれど、家事分担はまさに「ジェンダーバイアスの巣窟」ですよね(笑) ーーやはり犬山さんの周りでも家事分担に不満がある方が多いのですね。なぜそうなると思いますか? 犬山さん: 若い世代は変ってきている……それも確かですが、世代で自然に変わったわけではありません。どれだけ若い男性でも、育った家庭で家事を全部負担しているのがお母さんだと「家事は女性がする」ということが「当たり前」だと思って育ってしまいます。もちろん中には、大人になるにつれ、他の家庭の話を見聞きしたり、情報を知るうちに「あ、これじゃダメなんだ」と気付ける人もいます。でも気付かなかった人が家庭を持った時に、家事は「基本は女性が負担するもの」というバイアスがあり、少しやっただけで「手伝った」なんて自慢気に言うようになってしまう。家事分担のアンフェアな分担問題は人によって「普通」が違うことからきていますよね。だから、さまざまな家庭の形があって、普通なんて存在しない、2人で決めていくんだと考えられるかどうかが本当に大切ですよね。 家事分担の不満は、まず可視化 「家事分担」がジェンダーバイアスだと感じる読者も多いのでは。さてこの問題について実際にどう解決していったらいいのでしょうか?
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