「お申し付けください」は間違い?意味、社内での使い方、別の言い方、英語も紹介 - Wurk[ワーク]
丁寧な「ご」の使い方 素朴な疑問です。例ですが、 「相談の希望があれば遠慮なく連絡下さい 」 という文を丁寧にすると 「ご相談のご希望がございましたらご遠慮なくご連絡下さい。」 になると「ご」 だらけで何か違和感があります。 こういう場合、どうするのが正しいですか? 検索してもなかなか回答がなく、何と検索したらよいかもわからなかったので、回答お願いします。 1つの語句で敬語が重なる場合、前の方は省略できます。 「風邪をひいた」 →「風邪をひかれた」にはなるが、「お風邪をひいた」にはならない。 ご質問の例文では、「相談の希望」「遠慮なく連絡」と2つの部分に分けられますから、 それぞれ「相談のご希望」「遠慮なくご連絡」とできると思います。 つまり「相談のご希望がございましたら、遠慮なくご連絡ください」とできます。 1人 がナイス!しています ThanksImg 質問者からのお礼コメント 皆様の回答ありがとうございました。どれもなるほど!と思うところがあり、勉強になりました。 すごく悩みましたが、この質問をみた子供でも単純でわかりやすそうな回答をBAに致しました。皆さまありがとうございました!
敬語「ご所望」と「ご要望」の意味と使い方の違いとは?《例文付き》 - Wurk[ワーク]
「お申し付けください」の敬語表現の説明の前に、まずは敬語について簡単に復習してみましょう。 尊敬語とは? 「お申し付けください」の例文・使い方・類語|敬語/メール | WORK SUCCESS. 「尊敬語」とは、敬意を払った表現を指し、主に目上の人の動作について述べる場合に用いられます。 たとえば、「社長がお越しになった」「お客さまがお召し上がりになる」など、立てるべき人の動作を述べる場合に尊敬語が用いられます。 尊敬語で表現するには、「お(ご)〜なる」「なさる」「される」の型に当てはめるタイプと、単語そのものが変形するタイプの2種類があります。型に当てはめるタイプの例を挙げると、「聞く」の「お聞きになる」や「帰る」の「お帰りになる」「帰られる」などがあります。 また、単語を変形させるタイプのものには、「言う」の「おっしゃる」や「食べる」の「お召し上がりになる」などが挙げられます。単語を変形させるタイプの尊敬語は、数はそんなに多くないのでこの機会にぜひ覚えてみてください。 謙譲語とは? 「謙譲語」とは、自分を下に置くことによって、相手を間接的に立てた表現の敬語で、俗に言う「へりくだった表現」と呼ばれるものになります。 尊敬語は目上の人の行動を述べる場合に用いられますが、謙譲語は自分の行動について目上の人に向かって述べる際に使いますので、この両者の違いをしっかり把握しておきましょう。 謙譲語で表すには「お(ご)〜する」の型に当てはめるタイプのものと、単語が変形するタイプのものがあります。型に当てはめるタイプには「ご連絡する」「ご報告する」などが挙げられ、単語を変形させるものには「もらう」の「頂く」や「行く、来る」の「参る」などがあります。 「目下の人」にも使える? 謙譲語は、目上の人に対して自分の行動を述べる場合に用いられる敬語だと前述でご説明したように、例えば「上司に(私が)報告する」ということを謙譲語を使って述べる場合は「上司にご報告いたします」となります。 では、「目下の人」もしくは「自分と同等の人」にも謙譲語は使えるのでしょうか。結論を先に述べると、答えは「NO」です。 前述したように、謙譲語はへりくだった表現です。 敬語のルールとして、目下の人に対してはへりくだる必要がないとされているため、部下や同僚などの目下(同等)の人に対して謙譲語を用いるのは間違った使い方になるので注意しましょう。 目下(同等)の人に対しては、謙譲語ではなく、丁寧語で表現すればOKです。 丁寧語とは?
「お申し付けください」の例文・使い方・類語|敬語/メール | Work Success
「お申し付けください」の意味は? 「お申し付けください」とは、簡単に言うと「依頼や要求、希望などがあったら言ってください」という意味です。 「お申し付けください」を分解してみると「申し付ける」と「ください」の構成になっていて、「申し付ける」が「言い付ける」の謙譲表現(へりくだった敬語)、「ください」が命令や要求を表す尊敬語になります。 したがって、「何か希望やお願いごとがある時は言ってね」ということを述べたい場合、「お申し付けください」と表現します。 「お申し付けください」の使い方は? 「お申し付けください」は、何かを引き受けている場合、請け負っているような場合に使われます。 したがって、自分が何かを言いたい場合、お願いをしたい立場の時には使えませんので、ご注意ください。 たとえば、ある企業に所属していてイベントの企画をしていたとしましょう。顧客や取引き先に対して、「希望や要求、してほしいことがあったら言ってね」というようなことを述べたい場合に「お申し付けください」が使えます。これは、イベントの企画を引き受けている立場、仕事を請け負っている立場だからこそ使える言葉です。 このように「お申し付けください」は、自分が引き受けている側、請け負っている立場である時に使える言葉だということを覚えておきましょう。 「目上の人」に使える? では、「お申し付けください」は目上の人に対して使って良い言葉でしょうか。結論を先に言うと、「YES」です。 前述で軽く触れていますが、「お申し付けください」は「言い付ける」を謙譲語(敬語の一種)で表現した「申し付ける」に、命令・要求・依頼を表す「ください」が付いた言葉で敬語表現になっていますので、目上の人に使って問題ありません。 したがって、上司や取引先企業、顧客などに対して「何か希望があったら言ってね」ということを述べたい時には「お申し付けください」を用いましょう。 メールでの使い方!
「ご所望」も「ご要望」も 「望むもの・望むこと」 と意味は同じです。 2つの違いはニュアンスが少々異なるという点です。 「ご所望」は「希望するものの対象や目的が具体的で、明らかなこと」に対して使用します。 一方「ご要望」は「希望するものの対象や目的が抽象的で、曖昧なこと」に対して使用します。 確かに、「ご所望」は「ご所望の品を〜」といったように、対象が限定的ですが、「ご要望」は「ご要望がありましたら〜」といったように対象が広範囲に及んでいます。 簡単に言ってしまうと、「ご所望」は目に見えるものを希望するときに使い、「ご要望」は目に見えないもの・漠然としたものを希望するときに使うことになります。 したがって、2つの違いは言葉の指す対象であると覚えておきましょう。 ビジネスシーンでは比較的「ご要望」の方が使用頻度が高いですが、「ご所望」の使い方も把握しておけば、会話でもメールでも使い分けることができます。 「ご所望」と「ご要望」の例文について紹介します。 <「ご所望」の例文> ◯◯様はお茶を一杯ご所望です。 今日の午後に予約の空きが出ましたので、ご所望の方がいましたらご連絡ください。 お客様ご所望の品のご用意ができました。 こちらの方でご所望の品をお探しいたします。 ご所望の方がいらっしゃいましたら、近くの係員までお声がけください。 ご所望の品はこちらで間違いないでしょうか? どちらの商品をご所望でございますか? こちらの品をご所望なさるお客様はいらっしゃるでしょうか? お客様はどちらのデザインをご所望されますか?