皮膚科医が解説!デリケートゾーンのかゆみの原因と対策とは - タマケアLab.
みなさんはデリケートゾーンの悩みはあるでしょうか。 悩みを抱えているという方の中で多いものが「黒ずみ」に関することとなっているのです。 デリケートゾーンの黒ずみに関してですが、セルフケアや皮膚科での治療が考えられます。 そこで今回は、それぞれについて考えていきたいと思います。 デリケートゾーンの黒ずみ解消は皮膚科とセルフケア、どっちがいいの? まずはセルフケアでのアプローチについて考えてみましょう。 第一に思い浮かべられるのは専用ジェルや石鹸・クリーム類を使用することではないでしょうか。 セルフケアでのメリットとして考えられるのは、やはり費用を抑えやすいということでしょう。 金銭的に負担がかからない方法がベストだという方には良い方法ともいえるでしょう。 さらには、こうした製品の中には トライアルや保証制度 を導入しているものもありますので、さらに安心して利用していただけるかとも思います。 「安全・即効性・効果」を重視するなら皮膚科がおすすめ!
これって婦人科?皮膚科?『デリケートゾーンの悩み相談』|愛され女子プロジェクト公式サイト
ミト先生 アルブチンはハイドロキノンに似た性質をもつけど、安全性が確かめられているから。「α-アルブチン」はハイドロキノンにブドウ糖を足して、より低刺激に作られた成分よ。 デリケートゾーンの黒ずみへのハイドロキノンの使い方 ハイドロキノン療法は「漂白期(2~6週目)」と「治癒期(6~12週目)」にわかれます。 STEP1:デリケートゾーンを洗う 泡立てた泡でやさしくデリケートゾーンを洗浄します。デリケートゾーン専用ソープが、肌に負担をかけにくいです。 ナス子 なんではじめにデリケートゾーンを洗う必要があるんですか? ミト先生 デリケートゾーンを洗った後に塗った方が、衛生的だから。ハイドロキノンはなるべくお風呂上がりに使おう。朝と晩に陰部を洗浄できない時は、1日1回の使用でもOK。 STEP2:ビタミンCローションを塗る ビタミンCローションは、美白の相乗効果が期待できるため、ハイドロキノンと併用される場合があります。ただしビタミンC誘導体は、肌刺激を感じる方もいます。 STEP3:トレチノインを塗る デリケートゾーンの黒ずみからはみ出ないよう綿棒を使って塗ります。1日朝晩2回塗りますが、赤みが出たら1日1回に減らしましょう。刺激を感じたら使用をやめ医師に相談してください。 ナス子 ハイドロキノンの前には必ずトレチノインを塗った方がいいですか? ミト先生 はじめの6~12週目はハイドロキノンだけでいいよ。この時期はトレチノインによる炎症を抑えるための「治癒期」だから。 STEP4:ハイドロキノンを塗る ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみからはみ出して塗ってもよいです。ハイドロキノンは1日朝晩の2回塗ります。 STEP5:保湿剤と日焼け止めを塗る 皮膚の乾燥した部分に保湿剤をデリケートゾーンへ塗ります。 飲む日焼け止めを飲むと、より高い美白効果を感じやすくなります。 ナス子 ミト先生、デリケートゾーンは下着や服で隠れているから、紫外線で焼けないと思います。それでも日焼け止めを塗らないとダメですか?アソコに日焼け止めを塗ったら、ベタベタしそうで嫌です……。 ミト先生 デリケートゾーンは紫外線にあたりにくいから、日焼け止めは塗らなくて大丈夫。でも水着になる時は布越しに紫外線があたるから、プールや海へ行く前はハイドロキノンの使用を控えるように。 ※上記はハイドロキノン治療開始時の使用法です。 ※ハイドロキノンの使用法は各院により異なるため、医師の指導を守って行いましょう。 ハイドロキノンを使ったデリケートゾーンの黒ずみ改善法のQ&A デリケートゾーンの黒ずみへ、ハイドロキノンとトレチノインを使ったらデリケートゾーンの黒ずみが悪化しました。かゆみや炎症も治まらないのですが、ハイドロキノンだけ使用してもいいですか?
治療を継続する場合、どの程度まで色素が薄くなりますか。 治療回数を重ねれば重ねるほど、色素は薄くなる傾向があります。何回で中止するかは決まった回数があるわけではありませんので、患者様が満足してこれで良いと思った時点が、治療を終了するタイミングとなります。 Q. ハイドロキノンに対するアレルギーがあります。他の外用剤を併用するなら何が良いでしょうか。 ハイドロキノンはこの治療では重要な役割を果たしていますが、もしハイドロキノンが体にあわないのであれば、セカンドチョイスとして同じく美白作用(色抜き効果)のある、コウジ酸を使うことがあります。 Q. 施術後ヒリつきが強い場合、外用薬を処方してもらえますか。 処方することは可能です。ワセリンを使いますが、かなり痛みが強い時はステロイドの外用薬を処方することもあります。但し、ステロイドの長期連用はできませんので、最長3日間の使用とさせて 頂いております。(外用薬の処方は有料です。) Q. レーザー照射により水ぶくれになったりしませんか。 エルビウム・ヤグレーザーは基本的に熱傷を起こすタイプのレーザーではないため、現在までに照射部位に水疱を作った例はありませんが、今後絶対に生じないとまでは言い切れません。 Q. 妊活中でも治療は受けられますか。 レーザー照射によって、胎児に対して何らかの影響がでるという科学的なエビデンスは一切ありませんが、美容皮膚科におけるこれまでの一般的な慣習として、ご妊娠の可能性のある方にレーザー治療は行わないことになっています。 Q. 治療を受ける前に事前の検査はありますか。 アトピー性皮膚炎や光の過敏症などの肌トラブルがないか問診・視診にてチェックは行いますが、そのほかに必要な事前検査はございません。 Q. レーザー照射直後の状態はどんな状態ですか。 皮膚が薄く一層剥かれた状態ですので、ヒリつきや赤みはあります。数日以内に新しい皮膚が再生して表面にはりますのでこの症状は落ち着きます。ヒリつきの症状が消えたらすぐにハイドロキノン軟膏を塗布してください。 Q. 黒ずみレーザー治療による副作用はありませんか。 この治療で懸念されるものの一つとして、炎症後色素沈着があります。皮膚を削るという治療の性質上、色素が濃くなるリスクがゼロとは言えませんが、今までのところ1例も見られていません。 予防策として、美白内服の服用と術後数日後からのハイドロキノンの外用をお勧めしております。また、万一色素が濃くなった場合は、より侵襲の少ないレーザーによる治療が可能ですが、その時も内服と外用は必須です。 Q.