レースクイーンの漫才はオモシロいのか?【動画】 | Clicccar.Com
【グラブル】【古戦場】【2日目】【蒼の停泊所】 - 2021/07/25(日) 19:48開始 - ニコニコ生放送
!」 「さて、時間稼ぎご苦労様。身体は動くかい?」 はやてと続けた会話で、身体の痺れはとれた。 反撃にでようとして、突如身体がシアンブルーの光の束に拘束された。 身動きがとれない! と、焦る。 そんなハーデスの姿を、はやてはあざ笑う。 「ボクにはバインドの適正はないんだけれどね。リインフォースに強力なディレイバインドを頼んだんだ。なにせボクら一心同体。同時詠唱も可能なのさ」 「ば、莫迦な……」 「黄昏よりも暗き❘存在《もの》、血の流れよりも赤き 存在 ( もの) 、 時間 ( とき) の流れに埋もれし偉大なる汝の名において、我ここに闇に誓わん、 我らが前に立ち塞がりし全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを! ……… 竜破斬 ( ドラグ・スレイブ) ! !」 「あれが……ドラグ・スレイブ」 「知っているのか曹操」 「ゲオルグ、話だけはな。異世界の魔王の力を借りるらしいが、想像以上だ」 「異世界の魔王とやらはそんなに強いのか?」 「いや、こちらの前代魔王とそう変わらないらしい。ぶっちゃけ、はやてお得意のラグナロクの方が威力はあるとさ」 「なんでまた面倒な技を使うんだ?」 「さあ? 詠唱がかっこいいからじゃないか」 「まさか。そんなアホみたいな理由ではあるまい」 そんなアホみたいな理由で殺されたハーデスが、かわいそうだった。 真実とはときに知らない方が幸せなのである。 「これでサマエルが手に入ったわけだが」 「はやても気前がいいよな。せっかく手に入れたサマエルを曹操に渡すなんてよ」 「ヘラクレスの言う通りだな。はやてからの贈り物。これは脈ありじゃないか?」 「……」 「ドラゴンイーターの術式はできたのか」 「シャマル女史のおかげでな」 「ジャンヌに聞いたぞ、弟子入りを断られたんだってな」 「もしかして、シャマルさんに惚れちゃったとか?」 まさかねー、ははは。と、曹操たちは笑い合う。 「え? 顔が赤い、ちょ、ゲオルグマジなの! ?」 「ようこそ、忌々しき偽りの魔王の血縁者、リアス・グレモリー。そして、その卑しき眷属たちよ。我々の目的のために散って貰う」 襲撃は突如行われた。禍の団を名乗る悪魔の一党が乱入してきたのである。 その日開催されたサイオラーグ・バウルとリアス・グレモリーのレーティングゲームは盛況で、内容も熱い展開だった。 三大勢力の長を主賓に、特別ゲストとしてオーディンまでもが参加している。 開始早々一誠がサイオラーグに一騎打ちを申し込み、つい先ほどまで互角の戦いを繰り広げていたのだ。 残された陣営は、遠巻きにして応援するにとどめる。 レーティングゲームとしては異様な内容だった。 が、みな観客も含め、若手最強の武闘派悪魔と急速に名をあげつつある赤龍帝の勝負に見惚れる。 小猫とともにザフィーラの指導を受けた一誠はさらに力に磨きをかけていた。 両者とも一歩も引かない世紀の大決戦といってよい。 それだけに苛立ちが募る。 「目的?