プロ野球選手はこんな食事をしています!体つくりの参考にしよう | 野球のコツと理論
プロ野球選手、またはプロを目指している方はたくさんいると思います。プレーの技術向上のための練習は必須ですが、同様に重要なのが食事です。 今回は、長く現役でいられるための食事の量や具体的なメニューなど栄養のとり方について特集します。 プロ野球で長く現役でいるためには食事管理は必須 野球は現役が長いスポーツです。しかし、長く続けていくには、体づくりが必要です。体づくりは、練習だけでできるものではなく、食事が必要不可欠です。 子供の頃は何をどう食べても大丈夫だったかもしれませんが、(本来は子供の頃から食事に注意する必要があります)成人はもっと考えて食べなければ、長く現役を続けていくことはできません。 野球というスポーツの特徴を加味した、栄養の摂り方をご説明します。電卓とメモを用意して読み進めて下さいね。 自分の必要栄養量・必要タンパク量・必要糖質量・必要脂質量を知ろう まずは自分の身体の状態から、何をどれくらい食べればいいのか?を知りましょう。 Aくん プロ野球選手に必要な1日のエネルギー量 自分の必要なエネルギー量をご存知ですか?必要なエネルギー量の求め方は様々な方法があります。野球というスポーツを加味した計算の仕方は、以下の通りです。 必要エネルギー量=28. 5(kcal/LBM)×LBM(kg)×PAL LBMとは脂肪以外の組織の重さ のことです。つまり筋肉や骨、内臓 などの総量のことをいいます。 ※体重70kg体脂肪率が10%の「Aさん」の場合、LBMは体脂肪を除いた量なので90%となり、63kgとなります。 今は体脂肪率を計れる体重計がありますので是非1度脂肪率をチェックすることをおススメします。 オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン PC・スマホ対応 ホワイト HBF-252F-W PALとは日常生活の活動の強度を表したもので、1日のエネルギー消費量が基礎代謝量の何倍になるかを示した値 です。『身体活動レベル』とも言います。 プロ野球選手の場合の PALはシーズン中では2. プロ野球選手はこんな食事をしています!体つくりの参考にしよう | 野球のコツと理論. 00、オフトレーニング期では1. 75 です。 それでは実際にシーズン中の野球選手(体重70kg、体脂肪率10%)の必要栄養量を計算してみましょう。 1日に必要なエネルギー量 28. 5(kcal/LBM)×63LBM(kg)×2. 00PAL=3591kcal Aさんに必要な1日のエネルギー量は3591kcalとなります。 是非ご自分の必要栄養量を計算してみて下さい。 プロ野球選手に必要な1日のタンパク量 2番目に、必要なタンパク量です。これは、 体重1kg当り1.
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0kgとなっています。 詳しくは、 ピッチングとフィジカルテスト及び球速との関連性について 徐体脂肪体重の計算方法 体脂肪率が分かると、かんたんに計算できます。以下のように、計算してみてください。 体脂肪量(kg)=体重(kg)×体脂肪率(%)÷100 例)体重が65kgで体脂肪率が12%の場合 65(kg)×12(%)÷100=7. 8(kg) 除脂肪体重(kg)=体重(kg)-体脂肪量(kg) 例)65(kg)-7. 8(kg)=57. 2(kg) こんな感じで 徐体脂肪体重を計算して、自分の体の状態を知ることが1番目に大切なことです。 徐体脂肪体重が必ず野球のうまさに直結するわけではありませんが、一つの目安になります。 徐体脂肪体重が低ければ、「技術+筋力トレーニング+食事で筋力を増やしていこう」ということが分かります。 除体脂肪体重が分かると、基礎代謝量も分かります。 基礎代謝量 基礎代謝量とは、ざっくり言うと動かなくても消費するエネルギーのことです。 詳しくは、 »基礎代謝量について をご覧ください。 基礎代謝量(kcal)=28. 5(基礎代謝基準値)×除脂肪体重(kg) 例)28. 5×57. 2(kg)=1, 630(kcal) ※基礎代謝基準値については、「27.
5g 37. 6g 151. 8g 夕食 マグロの刺身 鶏のから揚げ なすの味噌炒め かぼちゃの煮物 みかん ご飯 150g 534kcal 9. 7g まぐろ(5切れ) 60g 75kcal 15. 8g 0. 1g 醤油 10g 7kcal 0. 0g わさび 3g 8kcal 0. 3g 1. 2g 鶏もも皮なし(3個) 90g 104kcal 16. 9g 3. 0g 醤油(から揚げ) 5g 4kcal 0. 5g 生姜 9g 3kcal 0. 6g 酒 5g 5kcal 0. 05g 0. 3g 片栗粉 10g 33kcal 0. 0g 8. 2g 油(から揚げ) 15g 138kcal 0. 0g 15. 0g なす 100g 22kcal 1. 1g ピーマン 50g 11kcal 0. 6g 味噌 10g 19kcal 1. 1g 砂糖(ナスの炒め) 5g 19kcal 0. 0g 油(ナスの炒め) 30g 276kcal 0. 0g 30. 0g かぼちゃ 100g 91kcal 1. 3g 20. 6g 醤油(かぼちゃの煮物) 5g 4kcal 0. 5g 砂糖(かぼちゃの煮物) 5g 19kcal 0. 0g みかん(2個) 100g 74kcal 1. 2g 19. 2g 1443kcal 49. 1g 52. 3g 190. 2g エネルギー タンパク質 脂質 糖質 朝食 847kcal 29. 5g 113. 1g 昼食 1162kcal 47. 6g 37. 8g 夕食 1443kcal 49. 2g 合計 3452kcal 126. 5g 121. 3g 455. 2g 目標量 3591kcal 126g 127g 490g この量は、多いと思いますか?人それぞれですが、思ったよりご飯の量が多くて、おかずが少ないかなと感じる人が多いですね。 ご飯の量が1食1合ですから、かなりの量があります。1回に1合食べられない人は、食べられない分はおやつにおにぎりなどで摂るといいですね。 思ったより体重が増えない、筋力がつかないなどの悩みは、そもそも摂取量が足りていないことが多いのです。 日々の食事への応用 栄養士が毎日計算して食事を選んでくれればいいのですが、そうはいきません。毎回きっちり目標のエネルギーに合わせることは、栄養士でもなかなか難しいものです。日々の食事への応用方法をお教えします。 主食の量は一定にする 目標摂取エネルギーの半分は主食(ご飯・パン・めん)から摂取します。全ての食事で主食の量を一定にするのがポイントです。 今回、朝は食パン2枚、昼夕はご飯1合と判りやすいように設定しました。ご飯の量は、カレーライスでも丼物でも一定にします。 ご飯1合は米では150gですが、ご飯になると330gです。これは、吉野家の特盛りのご飯量と同じです。 主菜は1.