「エルマーのぼうけん」あらすじ・読書感想文(ネタバレ) | にんまり一家
いまから三十年(さんじゅうねん)近(ちか)くまえに日本(にほん)でも出版(しゅっぱん)されているという、大(だい)ロングセラーだから、読(よ)んだ人も多(おお)いと思(おも)う。 「ぼくは大(おお)きくなったらひこうきをもつよ。どこでもすきな所(ところ)へとんでいけたらすばらしいじゃないか」 「ほんとにそんなにとびたいんなら、大(おお)きくなってからでなくても、とぶ方法(ほうほう)があるかもしれませんよ」 エルマーとネコのこの会話(かいわ)から、ぼうけんがはじまっている。ぼうけんというのは、いつでもだれでも、どこにでもあると見(み)ればおもしろい。 「子どもだから(おとなだから)~できない」というのは、やり方(かた)を考(かんが)えようとしない人(ひと)の逃(に)げだ、といってもいいかもしれない。 ◎「だます」「弱身(よわみ)につけこむ」というとかなり聞(き)こえがわるいけど、エルマーが動物(どうぶつ)たちにしているのは、まったくこれなんだな、ようするに。じょうしきをひっくり返(かえ)すこと。人(ひと)の考(かんが)えない方法(ほうほう)を見(み)つけること。 「真(ま)正面(しょうめん)からぶつかって、あたってくだけ!! 」なんてよく言(い)われるけど、くだけちゃったらおしまいだもの。自分(じぶん)だったらどういう作戦(さくせん)をつかうか、エルマーとちえくらべをしてみるのもおもしろいそ。 ◎ぼうけんとは何(なに)か。もちろんふしぎな世界(せかい)へ行(い)かなくても、君(きみ)のまわりには、ぼうけんがあふれている。生(い)きること、明日(あす)をむかえることもそうだ。また、毎日(まいにち)の生活(せいかつ)の中(なか)にもある。 ◎朝(あさ)から晩(ばん)までよくほえるとなりの犬(いぬ)。何(なに)かといちゃもんつけるいじめっ子(こ)。すぐ先生(せんせい)を味方(みかた)につける優等生群団(ゆうとうせいぐんだん)。「早(はや)く」「きちんと」がとくいなおかあさん。よっぱらってるおとうさん、すぐなくおとうと……いろんな動物(どうぶつ)に見(み)えてこないかい?
エルマーのぼうけん(1) |
子どもが「面白かった」と言ったとしたら、すかさず 「どこが?」 「どんなふうに?」 など、合いの手を入れてあげます。 この合いの手があるとないとでは、 まとめる深さ や内容がぜんぜん違ってきます。 ある意味、誘導尋問みたいなイメージですね。 書くことはできなくても、意外に言葉にはできるんです。 この言葉をメモにまとめさせます。 コレさえできれば、感想文は終ったも同然です! 箇条書きでも良いので、絶対にやってください。 子どもなりの言葉を引き出せば、あとはそれを書き出すだけです。 ここまで来ると、ゴールが見えてきます。 ポイントその2.
エルマーのぼうけん(2) |
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『エルマーのぼうけん』|感想・レビュー - 読書メーター
あらためて読むと、やっぱり「おもしろい!」と心から思える物語です。エルマーのアイデアで何とかピンチを乗り越えていくところは、ドキドキです。そして、それらを乗り越えて、助け出した竜とともに空を飛ぶシーンは、ほんと爽快で、読後感が素敵なお話でした。 感想文を書く際には、 エルマーがいろんな道具を使って動物たちをうまくかわしていくシーンについて、感じたことを書くと書きやすいのではないかと思います。「私なら、こうする」などアイデアを書くのも楽しいですね。 さらに深みのある内容にするなら、エルマーの内面(考え方)について書くのもおすすめです。例として、ご紹介した感想文のような感じもありではないでしょうか(エルマーの大人びた考え方・子どもっぽい考え方のギャップについてなど) 簡単な"感想文の書き方"については、こちらをどうぞ♪ ぜひ、素敵な感想文を書いてみてくださいね✍ また、シリーズ全体についてはこちらでまとめています♪ 物語の続きが知りたい、そんな時はご覧になってみてください。