研修医 給料 都道府県
キャリア 2021年 7月31日 (土) Doctors LIFESTYLE編集部 医師としての長いキャリアのスタート地点となる研修病院。Doctors LIFESTYLEでは過去にも研修病院探しにまつわる記事をご紹介してきましたが、今回は各研修病院のホームページに掲載されている求人情報を参照し、年収額の都道府県ランキングを作成。 研修病院と一口に言っても年収額の幅も広く、手当や待遇の内容も実にさまざま。 年収額上位5位の都道府県を、都道府県別の傾向と併せてご紹介いたします。... この記事は会員限定コンテンツです。 ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。
医師の卵の研修医の年収ってどれくらい? | 民間医局コネクト
今回は、勤務先のある都道府県により医師の年収に格差が生じているのかどうかに注目してデータを見ていきましょう。また、いわゆる医師偏在の問題と都道府県による年収格差には、何らかの関係性が認められるのでしょうか。厚生労働省の統計調査をもとに実態に迫ります。
1. 都道府県別・医師の平均年収
厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」から、都道府県別・男女別に医師の平均年収をまとめたものが下記の表です。ただし、都道府県ごとに回答者の人数や平均年齢が異なっているため純粋な比較とはいえませんが、その点を念頭に置きながらご覧ください。
全国の平均年収は、 男性が1313. 0万円、女性が1041. 6万円 です。
もっとも平均年収が高い都道府県は、 男性では岩手県の2446. 2万円、女性では群馬県の2067. 2万円 。次いで男性では 鹿児島県の1788. 6万円、北海道の1729. 5万円 、女性では 山梨県の1763. 4万円、福島県の1583. 7万円 の順に高額です。
一方、もっとも平均年収の低い都道府県は、 男性では富山県の632. 2万円、女性が石川県の611. 9万円 でした。
都道府県別・男女別に医師の平均年収
都道府県
男性
女性
回答者数
(十人)
平均年齢
平均年収
全 国
5446
43. 4
1313. 0万円
2287
39. 2
1041. 6万円
北海道
243
54. 7
1729. 5万円
54
41. 8
1485. 2万円
青 森
31
49. 2
1684. 6万円
ー
岩 手
9
60. 8
2446. 2万円
宮 城
88
48. 2
1077. 5万円
55
42. 3
627. 7万円
秋 田
22
33. 0
994. 0万円
20
31. 2
865. 9万円
山 形
48
40. 3
992. 9万円
46. 9
1298. 7万円
福 島
26
49. 5
1223. 3万円
46. 2
1583. 7万円
茨 城
106
38. 0
1414. 3万円
25
32. 5
918. 9万円
栃 木
102
38. 9
1096. 5万円
65
36. 0
770. 3万円
群 馬
80
50. 給与・福利厚生の見方. 2
1615. 6万円
23
34. 1
2067. 2万円
埼 玉
276
44. 5
1269. 8万円
72
35. 9
860.
給与・福利厚生の見方
5歳毎に年代を分けて、平均年収・平均月収・ボーナス額を出した結果がこちらです。 年齢 年収 月額給与 ボーナス 20~24歳 203. 5万円 13万円 50. 9万円 25~29歳 253. 5万円 16万円 63. 4万円 30~34歳 278. 5万円 17万円 69. 6万円 35~39歳 317. 7万円 20万円 79. 4万円 40~44歳 357. 0万円 22万円 89. 3万円 45~49歳 399. 8万円 25万円 100. 0万円 50~54歳 428. 医師の卵の研修医の年収ってどれくらい? | 民間医局コネクト. 4万円 27万円 107. 1万円 55~59歳 410. 6万円 26万円 102. 6万円 60~64歳 289. 2万円 18万円 72. 3万円 ※あくまでも一例で、年齢と平均年収から割り出した金額になっています。 ※ボーナスは年2回、4ヶ月分をもとに出したものです。 研修医の詳しい仕事・業務内容とは? 実は日本の法律上、研修医という職業は存在しません。 研修中で半人前の医師という位置付けですが、医師として分類されます。(歯科医師も同様) 医師を目指す場合、医療系大学に進学して6年間学びます。 6年間みっちり学んで大学を卒業しても、まだ医師免許は取得できません。 その先は研修医として働き実務経験を積まなければならないのです。 大学病院などに臨床研修を受ける研修医として勤務し、現役医師のもとで臨床経験を積みます。 研修医の研修期間は「前期」と「後期」に分かれています。 前期:1〜2年 後期:3〜5年 必ず上級医師・指導医の指示のもとで臨床経験を積むので、研修医の責任と判断で治療方針が決まることはありません。 <具体的な仕事・業務内容> 基本的に医師・指導医のもとで実践経験を積みますが、看護師らとの連携で行う仕事もあります。 ・採血や注射 ・点滴 ・食事の計画 ・処方薬など 看護師や臨床検査技師との連携、薬剤師との相談、栄養管理しとの打ち合わせなども研修医として行います。 研修医としてこれらの仕事をこなして基礎スキルを身につけることが、研修医時代において重要となります。 研修医として勤務先を探す場合、現在はネットで求人情報を探すのが一般的です。 研修医はどのようにして学ぶのがベスト? 研修医として実践経験を積みながらも、医療業界の様々な情報を集めて学ばなければなりません。 そんな研修医にとって必要不可欠なのが『研修医当直御法度』という1冊。 研修医の間では「赤本」とも呼ばれるものです。 いきなり1冊丸々読み込むのは内容的にも困難ですが、実践を経験しながら赤本で確認したり振り返ったりすることで、基礎レベルをUPできます。 研修医としての勤務が決まったら、『研修医当直御法度』の目次などだけでも把握しておきましょう。 赤本は最初にどんなことが書いてあるのか全体的なところを掴んでおき、実践経験と共に読み込んでいくのがベストです。 医師にとってイメージトレーニングも重要だと言われているので、具体的な仕事内容・治療や診察など常にイメトレを欠かさないことも大切です。 赤本以外にも研修医にオススメな本がこちら。 ・『いきなり名医!
【比較】都道府県ごとの医師の年収をランキング化!年収が高いのはどの地域?