受刑 者 と の 離婚
2枚 詐欺事件の被害者への賠償を免れるため、不動産を譲渡し、差し押さえを免れようとしたとして、沖縄県警は18日、詐欺罪などで服役中の元タレント・羽賀研二=本名・當真美喜男=容疑者(57)と元妻の麻由容疑者(41)を強制執行妨害などの疑いで逮捕した。 県警への取材によると、2人は強制執行で不動産が差し押さえられるのをおそれ、17年1月11日、所有する沖縄県内の不動産の所有権を羽賀容疑者から麻由容疑者に移す登記申請を行い、財産分与したように偽装した疑い。 羽賀容疑者は未公開株の売買をめぐって、知人男性から計約3億7000万円をだまし取ったなどとして、13年4月に懲役6年の判決が確定。沖縄刑務所に服役している。大阪地裁は16年10月に約3億9千万円の支払いを命じ、羽賀容疑者が控訴していたが、17年5月に賠償命令が確定していた。 羽賀容疑者は06年10月に元会社員の麻由容疑者と結婚したが、17年1月に登記を移した時点では、離婚していた。 県警は、差し押さえを免れるための偽装離婚だった可能性もあるとみている。
原口未緒弁護士 弁護していた元受刑者と結婚離婚原因は?ウソのような実話 | 今時のアラウンドフォーティ
「最初の男性のケースでは、婚姻中の妻の浮気ですので、婚姻破綻していたかどうかが争点となります。 (3)のようなケースでは離婚手続きに入っていない場合は正当な理由のある別居となりますので慰謝料請求はできる可能性がありますが、夫の服役は夫婦にとっても婚姻の危機ですから婚姻関係は相当毀損していますので弁護士費用の方が高くついてしまう可能性もあります。 最初の男性のケースは罪名、服役年数、前科の有無、生活費を妻に渡していたか、子の福祉への影響の程度など総合判断して、夫婦として回復の見込みがないと判断されます。個別性が強いですので、どうしても納得できないときは弁護士に相談すると良いでしょう。 ただ、夫としても服役期間中に浮気をされるということは夫婦間の信頼関係が相当程度低下し、破綻寸前の状態ともいえると思いますし、服役中の不貞は証拠収集が難しいうえ、請求が認められたとしても離婚慰謝料は低額にとどまる可能性が高いです。 したがいまして、ご質問の元妻は『浮気していた』とみなされ高額な慰謝料を負わせることは難しいというのが回答となります」●服役している夫に離婚を申し出ても応じなかったら? 服役している夫と離婚したい妻には、どのような手段があるのでしょうか。 「離婚する場合、刑務所での面会の際に協議離婚の申出をすることが多いように思いますが、夫が応じない場合、服役中の夫は離婚調停に出席することが難しいので離婚訴訟になります。 特に、財産分与や慰謝料などの問題がある場合は離婚訴訟を利用しましょう。その場合は、調停を経ることなく離婚訴訟を提起します。 まれにどの刑務所に収監されているか分からないという妻のケースもありますが、被告となるべき夫が刑務所に収容できる場合は、法務省矯正局に弁護士会照会をすることになります。 服役中は離婚訴訟に対応することは困難であることから、欠席裁判になったり、弁護士がつかなかったりして、実質的審理のないまま離婚判決に至るケースもあります。他方、財産分与対象財産が多い場合などは夫側にも弁護士がついて通常の離婚訴訟手続きが進められることが多いでしょう」 【取材協力弁護士】 服部 勇人(はっとり・はやと)弁護士 愛知県弁護士会所属。名古屋市の弁護士。離婚、男女問題、相続、少年付添など家族の問題に詳しく、数多くの訴訟や示談の経験を持つ。 事務所名:名古屋駅ヒラソル法律事務所 事務所URL:
このところ、刑務所での手紙の話をさせていただいております。
家族からの手紙が来れば、ホッと癒され、
女性から手紙が来れば、テンション上がり狂喜乱舞、
上司から手紙が来れば、温かいコトバに涙する
・・・てなコトがいつも続けば、嬉しいんですが、 現実はキビシイんです! そんなドラマのようには、世の中うまくいくかよ! と、懲役たちはツッコむに違いないです。
前回まで、そんな中からいくつか選んで、お話ししました。
実は訴えられた裁判資料の手紙だった、ガラ受けを拒否された、親から勘当された・・・
今回はそこまでの 「不幸の手紙」 ではないものの、
明日は我が身、自分にも十分ありうる「小不幸の手紙」をご紹介します 。
現実味があるだけに、こちらの方が恐ろしいんじゃないか 、と思います。
F. なんで、このタイミングでよ! 1.とにかく離婚してください
刑務所に送られる手紙は、本人の手元に届く前に、まとめて検閲されます。
通常は、各工場に届けられ、夕方、担当の刑務官様から手渡しされます。
ところが、担当の刑務官様によっては、渡す前にコッソリ読むんですね。
「おめぇ、親御さんの具合悪いみてぇだが、大丈夫か?」
なんて、話しかけてきたりするのです。
そうやって、良くも悪くも受刑者たちの状況が把握されるワケです。
もし何か手紙の中で、 本人にとってショックな出来事があれば、本人に手渡す前に
刑務官様が呼び出して、話をして、落ち着かせてから手紙を渡します 。
ということは、 手紙を持って呼び出されるというのは悪い出来事の証拠・・・?