殺風景な部屋を変えたい
?」 「ねえ、聞いてる?」 「すみません…」 さあ、そんなこんなで散々ダメ出しをもらったところで、次は この部屋をより良くするためのアドバイス をいただきたいと思います。 今井さんいわく、こんなゲボカス部屋でも 「要点さえ押さえればマシになる」 とのことですが、はたして何をすればいいのでしょうか。 アドバイスをもらおう 「まず、この部屋のような ワンルーム で大切なのは、 『ドアの対角線』 ですね」 「どういうことですか?」 「ワンルームの場合、ドアを開けて最初に目に入るのが 対角線上にある物 なんですよね。そこにある物で 部屋の印象がほぼ決まる と言っても過言ではありません」 「へぇー!」 「この部屋だと、ドアの対角線上には 液晶テレビ がありますね」 「そうですね。落ち着く部屋にしたいのであれば、 テレビの裏 に 間接照明 を置いてみてはいかがでしょうか?」 「その発想は全くありませんでした」 「間接照明は 部屋の角 に置くと良いですし、テレビの裏なら最適だと思いま……… うっわ!!!
部下の部屋を200万円かけて超オシャレに改造したら、とても喜んでくれました。 | 株式会社Lig
?」 「どういうこと?」 「なんていうか、猫は飼ってないんですけど、猫グッズをたくさん家に置くことによって、 逆説的に猫を存在させて 寂しさを紛らわしているんですけど……ダメですかね?」 ドン引きかい。 「怖いです」 訪問者を怖がらせてしまうらしいので、空想で猫を飼うのはやめた方がいいようです。 「…あと、よく見ると、 置いてある物がチグハグ過ぎて 不安になりませんか?」 「確かにそうですね…」 「そうですか?」 「この棚に至っては 『ロボット』『腕時計』『外貨』『キーホルダー』 だよ? 脱出ゲームのアイテム みたいな物ばっかり置かないでよ」 「確かにこういう小物は まとめて片付けた方がいい ですね。空いている引き出しとかないんですか?」 「…あ、それなら、テレビの下の引き出しが空いてますよ」 「ここ、ハサミしか入ってないんですよね」 「いや、だから 脱出ゲームのアイテム じゃねーか」 「ARuFaさんは、もっとスペースを有効活用した方が良いと思います」 1つ1つが可愛い小物でも、何の意図もなく乱雑に置かれていてはゴチャゴチャするだけ…。 部屋の中に置く物は、 本当にそこに置く理由がある物 だけにした方がスッキリするとのことです。 「あと、ずっと気になってたんだけど、なんで炊飯器の上にキツネが乗ってるの?」 「すみません、それは 封印 なんです」 「封印?」 「その炊飯器の中には 一年前に炊いたお米 がそのまま入っていて、恐らく中は凄いことになっているので、間違ってもフタが開かないようにキツネで封印しているんです」 「そんな物と同じ屋根の下で生活するな」 とはいえ、せっかくなので永田さんに炊飯器の中身を(こちらには見えないように)確認してもらったところ…… パカッ 「ボゴォッ!! !」 フタを開けた瞬間に、打撃音のような叫び声を上げて吹っ飛んでしまいました。 そして、 「フワフワしてた」 と興奮気味に話す永田。 その顔は、何故かフタを開ける前より10歳若返っていました。 「逆玉手箱みたいなことが起きましたね」 「 だとしても捨ててください 」 よくよく考えたら、中身が地獄と化している炊飯器を家に置いておくメリットなんて何一つ無いので処分することにしました。 「……ん?」 「 虫眼鏡 が2つある」 「そういえば玄関にも虫眼鏡ありませんでした?」 「やっぱりあった…」 「僕にも何でこんなに虫眼鏡があるのかわからないのですが、部屋の物を管理しきれていないので、 同じ物を何度も買ってしまう んですよね…」 「……いやいや、ちょっと待って。流石に我慢の限界だわ」 「えっ」 「さっきから『生活感が欲しい』とか『落ち着きたい』とか言ってるけどさ、それ以前に普通の生活すら出来てなくない?」 「そういうところ、ちゃんと見直した方がいいと思うよ!
殺風景な部屋になるのはなぜ?温かみを与えるコーディネートのコツ ワンルームや1Kといった一人暮らし向けの部屋は、必要最低限の家具や家電を置くだけでも、部屋がいっぱいになってしまいやすい。好きなインテリアを選んだはずなのに、部屋が殺風景な印象で、自宅にいてもリラックスしにくい…と感じる人もいるのではないだろうか。 ここでは、部屋が殺風景になってしまう原因と、温かみを感じるコーディネートのコツを解説。インテリアの選び方や配置の仕方、配色のポイントを見ていこう。 部屋が殺風景な印象になる原因は?