アニメ映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』公開直前 洲崎綾&逢坂良太インタビュー!「長道のセリフはベストな告白」(洲崎) - ファミ通.Com
洲崎:基本的には、私のなかで小さいつむぎと大きいつむぎを演じるときのテンションはけっこう差があるのですが、大きいときはあんまり意識して変えようとかはしていなくて。逆に言うと、戦闘シーンではすごく強く見えるつむぎですが、ずっと女の子としての気持ちはずっとあるので。怖い気持ちはあるけど頑張って戦っているというイメージです、私は。 撮影:加藤成美 セルルック3DCGの進化のすさまじさを劇場で確認してほしい ――今回、コピーとして「身長差15メートルの恋」という言葉がありますけど、長道にとってつむぎはどのような存在だと感じられていますか?
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洲崎 そうですね。ただ、プレスコ(声を先に収録してから作画)だったので、画がない難しさはつむぎのほうがありました。声のトーン的には大人まで行かないけど、幼稚園児みたいでもなくて。でも、生まれたての感性ではあるので、「精神面では5歳の女の子だと思ってください」と当時言われました。知らないことばかりで、岐神海苔夫に言われて「ハイ!」と戦闘に出たり。今回の劇場版では10年経って、中学生か高校生くらいの女の子として長道と甘酸っぱい感じになったのは、子どもの成長を見るようでうれしかったです(笑)。 ――第2期で特に印象深かったシーンというと? 洲崎 紅天蛾対つむぎという展開があって、どっちも私が演じていたから、ネットで"1人洲崎綾対戦"みたいに言われたのを覚えています(笑)。体力的にはめちゃめちゃキツくて、ノドを潰してしまったこともあって、大変でした。でも、新人の頃だったので、ガムシャラにやってノドの限界を知らなくて潰してしまっても、スタッフさんには「まあ、仕方ないよね」と許されてました。 シドニアの最強の敵だった紅天蛾 (C)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局 ――その紅天蛾対つむぎは、どう録ったんですか? 洲崎 紅天蛾のパートとつむぎのパートを別々に録りました。ノドへの負担が大きいことは予想できていたので、つむぎが後だったと思います。紅天蛾はわりと無機質にフフフと笑っていることが多かったので。 ――今回の劇場版でもありますが、つむぎが身を挺して、ガウナの攻撃からシドニアを守るようなシーンは、演じていて消耗する感じもありますか? 【白羽衣つむぎ】その謎の生態や可愛い画像を紹介!【シドニアの騎士】【シドニアの騎士】 | TiPS. 洲崎 技術的には昔よりノドの使い方がわかって、「これ以上やったら出なくなる」というギリギリのところでできました。でも、精神的にはやっぱり辛いです。何が一番大変だったか考えると、つむぎは必死だから、長道に言葉を掛けるのも、必死な言い方をしたくなってしまうんです。だけど、演出的には「長道とつむぎの気持ちは噛み合うようで、すれ違ってほしい」と言われていて。それがドラマチックに見えるということで、あえて感情を抑えて、スッと消えていく直前のような言い方を求められたのは、難しいところでしたね。 恋愛シーンは等身大の女の子の感情を呼び起こして アニメシリーズの完結編となる映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』は、第2期でガウナを何とか撃退してから10年後が舞台。シドニアの人々は束の間の平和を楽しみ、つむぎも今や英雄となった長道に想いを寄せながら、穏やかな日々を過ごしていた。しかし、平穏は長く続かない。人類の存亡を賭けて、シドニアはガウナとの最終決戦に挑む。 ――今回の劇場版『シドニアの騎士 あいつむぐほし』でシリーズ完結となります。最後までやりたい気持ちは、やっぱりありましたか?
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逢坂:そう、顔がかっこよくなっていて(笑)。10年という月日を感じられるようにと考えるとあそこまで変えたほうがいいのかなと思いました。 洲崎:あとは、山野(栄子)の弟、稲汰郎が出てきたり。あれ、(内田)雄馬がやってたよね? 私ははじめ、ななちゃん(栄子役・森なな子)が弟もやるのかなとかいろいろ考えていて。あとは、融合個体・かなたのCVも任されたらどうしよう、ぜんぜん無理だよって(笑)。 逢坂:あはは(笑)。 洲崎:原作を読んでいて"かなた"が出てきたときに、ここが映像化されたらどんなふうになるだろうと思って。これ(演じるの)私かなあ? って"かなた"の声をちょっと出してみたときがあったんです。だから、(配役を見て)ちょっとホッとしました。「良かった、落合(CV:子安武人)がしゃべってる」って(笑)。 ――台本を読んで、終わってしまうことに寂しい気持ちもあったりしましたか? 逢坂:寂しさより、どちらかというと嬉しさのほうが強かったです。「最後までやれた」っていうね。 洲崎:うん、そうかも。まだ公開前ということもあるんですけど、寂しいとか"ロス"みたいな気持ちにはまだぜんぜんなれなくて。逆にスタッフさんと同じようにお客さんの反応はどうなんだろうっていうドキドキした気持ちがまだずっと続いている感じです。 逢坂:そもそも収録の時期が1年半くらい前で、「完結したな」とそこでは思いましたけど、「公開もずっと先です」みたいな話も聞いていたんです。だから、皆さんに観てもらえるまではぜんぜん終わったという実感はありませんね。 洲崎:手を離れた感じがぜんぜんしないというか。 撮影:加藤成美 「マジで海苔夫が主人公なんじゃないかっていう(笑)」(洲崎) ――TVシリーズ第1期から今回の劇場版まで含めて、お気に入りのシーンは? 逢坂:(劇場版『シドニアの騎士 あいつむぐほし』の)デートシーンじゃないの? 『シドニアの騎士』のキャラが、かわいいちみキャラのラバースイングに! | 電撃ホビーウェブ. (笑) 洲崎:あははは(笑)。TVシリーズの第2期はたぶんラブコメにちょっと振っているというか、長道のハーレムみたいになっていて(笑)コミカルなシーンも多かったんですね。そのなかで、つむぎがコタツから出たり入ったりする、めちゃくちゃかわいいシーンが気に入っています。あとは、TVシリーズ第1期の星白閑を演じていたときのシーンはけっこう鮮明に記憶に残っていて。一緒に「浮遊槽」で海を観たりとか、あとは「重力祭」に一緒に行ったりとか。星白機が大破して宇宙を何日も漂流するところは、生命維持もギリギリなんだけど、どことなくロマンティックな感じがしたりして、素敵なシーンだったなと思います。 逢坂:すごい素敵なシーンだったのに、公式が「星白水」とか作るから(2015年、講談社漫画賞の贈呈式で参加者に配られた非売品)ネタみたいになって(笑)。 洲崎:そうだ!
世界的に評価を受ける漫画家・弐瓶勉の代表作『シドニアの騎士』。2014年、2015年とTVアニメ化されたが、その完結編となる映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』が公開される。異形のヒロイン・白羽衣つむぎを演じた声優の洲崎綾に、TVシリーズからの取り組みや作品への想いを聞いた。 生真面目で緊張してたのが合ってたみたいで 未知の生命体・ガウナに地球を破壊され、かろうじて生き残った人類の一部は巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続けていた。最下層部でひっそり育てられていた少年・谷風長道(声:逢坂良太)は祖父の死を機に地上に出て、人型巨大兵器・衛人(もりと)の操縦士訓練学校に入学。小惑星での任務に赴いた彼らの前に、100年ぶりにガウナが現れた――。TVアニメ『シドニアの騎士』は2014年に放送。洲崎綾は長道と同じ訓練生の星白閑を演じた。 ――『シドニアの騎士』のTVシリーズ第1期がスタートした2014年は、洲崎さんは他にも『極黒のブリュンヒルデ』、『トリニティセブン』などでメインキャストが続きました。波に乗っていた感じでしたか? 洲崎 いえ、『シドニア』のオーディションがあったのは2013年で、ポツポツと『たまこまーけっと』と『キララキル』が決まったか、発表されたくらいの時期だったと思います。当時は海のものとも山のものともわからなかった私を、よくキャスティングしてくださったな……という感覚でした。 ――オーディションから星白閑役で受けたんですよね? 洲崎 そうです。受かるとは全然思っていませんでした。のちに監督にオーディションのことをうかがったら、「透けて見える、その人らしさが重要だった」と言われた気がします。私は生真面目で、緊張が声に乗っかってしまっていたらしくて、それが逆に良かったそうです。 ――洲崎さん自身に星白的な資質があったと。 洲崎 監督たちの思い描いていた星白のトーンに、たまたま私の声が合っていたようです。1話を録ったときだったか、「本当にピッタリでした」と言ってもらえて。すごくうれしくて、ホッとしたのを覚えています。 ――それまであまり演じてなかったタイプのキャラクターでしたよね? 洲崎 そうですね。もの静かなヒロインで、自分では初めてやるような役柄でした。設定的にも宇宙で戦闘機に乗って戦ったり、普段は体験できないことなので、想像力がすごく必要でした。役が決まったあと、『ゼロ・グラビティ』とか宇宙が舞台の極限状態の映画を観た記憶があります。 洲崎綾(アイムエンタープライズ提供) もの静かなヒロインに憧れがありました ――宇宙が舞台のSF作品は、観る分には好きだったんですか?
触手を手の様に扱っていて、衛人操縦士の間で生身の状態で手を繋いでいない人間同士が掌位をすると事故が起こるというジンクスがあることから、単独行動出来る様になっても4人の絆を深める為にも普通の衛人操縦士の様につむぎも 掌位しよう と手を取った。 人間の味覚の「美味しい」という感覚が分からず、光合成が出来ず毎日食事する長道に炊き込みご飯を作ったがその仕上がりは 見るからに失敗作 で流石の長道も素直には喜べなかった。 しかし、イザナや纈達に味見してもらって協力して完成させた場合は上手に作ることができ特製のオムライスは仄姉妹には好評だった。 長道はイザナ、纈、つむぎから同時に好意を持たれていたが特にイザナと行動することが多くユレ博士がイザナに秘密で2人きりにさせた時には纈と後を付けてガラスに顔?が崩れる程押し当て 覗き見をし聞き耳を立てていた 。普通の人間より耳がよく話の内容が聞こえたが纈には言いかけて言わなかった。 白羽衣つむぎ 感情表現の仕方が可愛い! 表情が分かる様な、眉、目、口などは無いが 喜怒哀楽の表現 は見て分かり、怒ると青筋が立ち、泣くと何らかの汁が顔と見られるところから吹き出たりする。 頬を膨らましたり紅くなったり、「わはーい」と言いながら手を叩いて喜んでみせたりと人間と何ら変わらないような雰囲気がありアニメでは動く度に「キュッ」というビニールが擦れたような効果音がする。 性格は温和で礼儀正しく口調は丁寧で大人びているが一方で子供の様な面も見られ長道を驚かそうとイザナの服を勝手に着て 星白に扮した 時にビックリした長道に注意されて初めて悪いことをしてしまったと大号泣しイザナに泣きつき慰めてもらっていた。 裸の様な格好で家をウロウロするテルルが服装を注意されていると、通りかかったつむぎが巻き添えで見た目のルックスを指摘され、感情を出さずに反応したと思ったら、何を思ったか何処から手に入れてどうやって着たのかも分からないが体を覆う 可愛いワンピース を着用して戻って来た。 白羽衣つむぎ は常識知らず?