予防接種 同時接種しない スケジュール
新型コロナウイルスワクチンの職場などでの接種開始を前に、厚生労働省は10日、接種をめぐる疑問に答える「Q&A」を公表した。接種券がなくても接種を受けられ、従業員以外も対象にできるとした。 「Q&A」によると、国は職場での接種対象を、従業員と家族、関連会社の社員などと想定する。ただ、厳密な限定ではなく、地域住民への接種を検討している企業もある。居住地の自治体から接種券が届いていない年齢層の場合は、接種券なしで受けられる。 厚労省 これまでの接種では、ワクチンのメーカーやロット番号が書かれたシールを接種券に貼り、接種の証明としてきた。今回、接種券が手元にない人には、代わりに企業が準備する「接種記録書」にシールを貼り、2回目接種時に持参してもらう。1回目の後に接種券が届いた人は、2回目の時に1回目の記録を接種券に転記するなどし、接種記録を確認できるようにする。 接種の順番は基本的に企業の判断によるが、厚労省は高齢者と基礎疾患のある人を優先すること、また、雇用形態によって差をつけないことを要請している。自治体と職場の両方で接種対象となった場合、本人が選べるとしている。
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河野太郎行政改革相は先月28日、コロナワクチン接種後に副反応が生じた場合などに公務員が「ワクチン休暇」を取れるようにしたことを表明した。接種が進んでいる医療従事者らのデータから、とくに2回目の接種後に頭痛や発熱などの副反応が起きるケースが多いことが判明している。これから接種する人は何に気をつければいいのか。医師に対処法を聞いた。 * * * 「朝に注射を打ち、日中は『ちょっとだるいな』という程度で普通に過ごしていたんですが、夜になってどんどん熱が上がってきました。頭痛もひどく、翌日は丸一日ベッドから動けませんでした」 神奈川県内の医療機関に勤める30代の女性はこう語る。女性は4月30日に1回目、5月20日に2回目のコロナワクチンを接種。1回目の接種後は腕に少し痛みを覚えた程度だったが、2回目は接種した日の夜に38. 5度の熱が出た。それから39度近い熱が翌日の夜まで続き、頭痛とだるさで食事もとれなかったという。女性は接種翌日、翌々日と、2日間仕事を休まざるを得なかった。 「一緒に打った同僚では、ほとんど症状が出なかった人もいましたが、熱が出て仕事を休んだり早退したりした人もいました」 コロナワクチンの副反応とみられる症状。先行接種した医療従事者たちのデータから、2回目接種後に副反応を起こす人の割合が1回目よりも高まることが判明した。 厚生労働省の調べでは、接種を受けた医療従事者2万人弱のうち、副反応として38度以上の高熱がみられたケースは、1回目接種後は0. 9%だったのに対し、2回目接種後は21. 6%に及んだ。 山形大学医学部附属病院は、同院で接種した職員や医学部学生らの接種後の副反応について、詳細なデータを公表した。3月8日から4月9日にかけてアンケート調査を行い、1回目に接種をした1247人、2回目に接種をした974人から回答を得た。その結果、1回目接種→2回目接種で症状を訴えた人の割合は、次のように変化していた。 (1)接種部位の痛み 91. 5%→91. 6% (2)接種部位の腫れ 9. 7%→18. 1% (3)発熱(37. 5度以上) 3. 3%→43. 4% (4)疲労・倦怠感 35. もっと知りたい! 予防接種 - NHK すくすく子育て情報. 4%→80. 7% (5)頭痛 19. 7%→55. 1% (6)悪寒(寒気) 6. 3%→51. 5% (7)吐き気・嘔吐 4. 0%→10. 6% (8)注射部位以外の筋肉痛 26.
複数のワクチンを同時に接種できるか?【予防接種】 - ドラパト
2020年10月1日より、予防施主の接種間隔がいくつかのワクチンで撤廃されることが厚生労働省により、決定されました。 平たく言うと、種類がバラバラなワクチンを接種する場合は間隔をあけずに、数日以内に続けて予防接種が可能になった、ということです。 予防接種における接種間隔が撤廃されると、どうなるの? 画像出典: PhotoACより 例えば、これまでは医師の判断により、複数のワクチンを同時に接種することは出来ましたが、別の日に他のワクチンを予防接種しようとした場合には、ワクチンの種類によって次の接種間隔をあける必要がありました。 (不活化ワクチンの場合6日以上、経口生ワクチンは接種後27日以上は予防接種できず) しかし、ワクチンの安全性や効き目を調査した結果、種類の異なるワクチンを接種する(注射生ワクチン)場合は、間隔をあけずに予防接種をすることが出来るようになりました。 これはつまり、予防接種のスケジュール管理が楽になり、比較的ママや子どもの都合に合わせて、特定のワクチンに関しては予防接種が可能になったのです! ただし、インフルエンザなど一部のワクチンに関しては接種間隔をあける必要があります! 厚生労働省の定めるルールが変更になり、予防接種のスケジュール調整が楽になったのは、ママとしても喜ばしいことですよね。 ただし、インフルエンザの予防接種に関しては従来通りに、接種間隔をあけて複数回接種する必要があります。 2020年10月1日からも、インフルエンザに関しては [生後6ヶ月~12歳まで] 接種時期と接種回数 生後6か月以上で12歳まで(13歳未満)では [回数]2回ずつ [接種間隔]およそ2~4週間(できれば4週間)あける ※13歳以上は通常1回接種ですが、2回接種も可能(接種間隔はおよそ1~4週間)。 上記のように接種間隔をあける必要があります。 予防接種は子どもの命を守ります!早めの接種を インフルエンザと一部ワクチン以外は、接種間隔を撤廃したことにより、予防接種のスケジュール管理が楽になりました。 しかし、インフルエンザに関しては接種間隔は変わらないので、小さなお子さんがいらっしゃるママたちからすると大変ですが、接種スケジュールを把握して、なるべく早い時期に2回接種が終わっているようにしてくださいね。 2020年の冬は新型コロナとインフルエンザの同時流行が予想されています。 だからこそ、最低限インフルエンザにかかりにくくするためにも、インフルエンザの予防接種を行ってくださいね。 [参考1]『インフルエンザQ&A』|厚生労働省
1%→37. 7% (9)関節痛 6. 3%→37. 1% 1回目接種後の副反応について同院は「多くは接種当日から翌日に発生し、1〜2日間で軽快していました。症状に対しては経過観察で済んだ例が多いですが、一部内服などの治療を要したり、日常生活に支障をきたしたりする例もありました」と説明する。 一方、2回目については、「1回目と比較して、いずれも症状の持続期間が長く、症状の程度も重くなっていました」。さらに「1回目で症状が出現した人は、2回目に同様の症状が出現する頻度が非常に高くなることが示されました」という。 37. 5度以上の発熱については、1回目接種後は3. 3%だったのに対し、2回目接種後は43. 4%だった。調査結果を発表した同院第一内科講師・井上純人医師はこう話す。 「インフルエンザワクチンで発熱の副反応が起こる割合は1〜2割です。インフルエンザワクチンを打った周りの人から、高熱が出て大変な思いをしたと聞くことはそれほど多くないと思います。それと比べると頻度が高いといえるでしょう」 また、若い人や女性に副反応の発症頻度が高いという特徴もみられたという。 「若い人に多いのは、免疫反応が強いからだと考えます。一方、女性に多いのは、あくまで推定ですが、からだが小さいため成分が取り込まれる量が多いからと言われています。また、ワクチンには化粧品にも含まれる成分・ポリエチレングリコールが含まれるため、副反応の頻度が高いのでは、とも言われています。ただし、これらはあくまで仮説として言われていることであり、真偽は定まっておらず、当院でもそれらについて検証していません」(井上医師) 一方、65歳以上の高齢者については、「今回の調査対象に含まれるのは数人だったため、副反応もこの調査と同じになるとはいえない」と井上医師は言う。 実際に自ら副反応を経験した医師にも話を聞いた。元ファイザー社臨床開発統括部長であり、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会委員を務める川崎市立看護短期大学長の坂元昇医師は、3月23日と4月10日にワクチンを接種した。2回目接種から16時間後に発熱し、翌日は38.