風力発電の風速と発電量の関係 | Maruki Energy|風と光と
2[kg/m^3]です。 (3)風速の3乗に比例する。 このことは、とても重要です。「風速の3乗に比例する」とは、風速が2倍になれば風のパワーは8倍に、風速が3倍になれば風のパワーは27倍になる、ということを意味しています。反対の言い方をすれば、風速が半分の時には、風のパワーは8分の1になる、ということです。 従って、風速次第で、風のパワーが大きく変動し、すなわち風力発電機の出力もそれに応じて、大きく変動するということが理解できます。
水力発電の計算における基本式│電気の神髄
風力発電は自然エネルギーである風力を電気エネルギーに変換して利用するものである。 風力発電の特徴は二酸化炭素や放射性物質などの環境汚染物質の排出が全くないクリーンな発電であること、風という再生可能なエネルギーを利用するため、エネルギー資源がほぼ無尽蔵であることなどがあげられる。しかし、風のエネルギー密度が小さいことなどが課題としてあげられる。ここでは、風力発電の理論から、風力発電システムについて解説する。 (1) 風力エネルギー 風は空気の流れであり、風のもつエネルギーは運動エネルギーである。質量 m 、速度 V の物質の運動エネルギーは1/2 mV 2 である。いま、受風面積 A 〔m 2 〕の風車を考えると、この面積を単位時間当たり通過する風速 V 〔m/s〕の風のエネルギー(風力パワー) P 〔W〕は空気密度を ρ 〔kg/m 3 〕とすると、次式で表される。 すなわち、風力エネルギーは受風面積に比例し、風速の3乗に比例する。 単位面積当たりの風力エネルギーを風力エネルギー密度といい、 になる。空気密度 ρ は日本の平地(1気圧、気温15℃)で、平均値1.
01m/s あって、 回転数RPMが83. 49 。 発電量が459kwh であったことがわかります。買取価格が 55円 なので、一日で 25, 245円 の売上でした。しかし、発電量が 100kwh未満 の日もあります。そのような日の売上は、5, 500円にもならなかったということになります。 ちなみにこの 11月の平均風速 はというと 5. 24m/s です。これは、NEDO風況マップの数字などではなく、 実平均風速 です。 11月1日から25日 までの発電量の 累積合計 は、 6, 525kwh (358, 875円)です。このペースは、上記のグラフと比べてどうでしょうか? 仮に毎月5. 24m/sの風が吹いていると仮定すれば、 6, 525kwh×12(月) で 78, 300kwh となるのでしょうか? しかし、そうはいきません。なぜなら、日本では、 冬に風速が上がり夏には風速が下がる からです。 まとめ 以上から分かることは、まず 発電量 は一定の 回転数RPM によって決まるということ。そして、 日々の回転数RPMの累積 であるということ。さらに、メーカーが示す 風力発電機の性能は、およそ正しいかむしろ低め ということ。平均風速で5~6m/sとなるような日、つまり回転数RPMが70~80程度で一日200kwh程度以上 発電する日が何日ある場所なのか 。そのような視点で場所を選ぶことが重要だと考えます。 フォローしてね!