糖尿病患者の方へ|ずっと見える情報局|バイエル薬品株式会社
糖尿病患者さんの約5人に1人は、糖尿病網膜症の恐れがあります。※1 <<出典>> 〔※1〕専門医のための眼科診療クオリファイ:16糖尿病眼合併症の新展開. 白神史雄編, 中山書店, 2013 ※ 糖尿病網膜症の予防に関する糖尿病患者調査より2015年3月インターネット調査 (n=1, 000)(バイエル薬品株式会社・参天製薬株式会社) 糖尿病網膜症は自覚症状のないまま徐々に進行し、失明に至るリスクを伴う病気です。 糖尿病と診断されたら、自覚症状がなくても少なくとも年1回の眼科受診が望まれます。 毎年の受診月を決め、経過観察を心がけましょう。 糖尿病で本当に怖いのは合併症です。 網膜症は、腎臓の病気(糖尿病性腎症)、神経障害と並んで糖尿病の三大合併症の一つで、失明のリスクを伴う深刻な病気です。 糖尿病で起こる主な目の合併症と発症率について紹介しています。 進行してからでは視力の回復が難しい病気です。 網膜の血管の障害が進むと、その影響は大きく二つの変化となって現れます。 糖尿病の合併症を防ぐには、定期的な眼科受診、血糖と血圧のコントロールが大切です。 監修 東京女子医科大学 糖尿病センター 眼科教授 北野滋彦先生
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「複視」は、眼を動かす筋肉(外眼筋)に炎症を起こし、筋肉が肥大したり、筋肉の周りに硬い組織がまとわりつき、外眼筋の動きが悪くなり、左右の眼が同じように動かなくなっている状態です。 「ステロイド治療」や「放射線照射」により、炎症が落ち着いて「複視」がよくなる方もいますが、筋肉の周りに硬い組織がついている場合は、「複視」が残存します。 「複視」があるからといって、必ず手術が必要ではありません。 ご本人が、そのままで不自由がなければ、手術をせずに、経過をみることになります。 不自由が強い場合には、手術治療が必要になります。 手術治療は、「外眼筋」が眼球に付着している部分の位置をずらすことにより、眼の動きを改善します。手術後に「複視」がなくなる方もいますが、眼の動きを完全に元に戻すことができない場合もあります。 「複視」に対する治療の目標は、普段よく使う部分、正面とやや下方の物を読む領域で、「複視」をなくすことになります。 そのため、上方や左右の周辺の方では「複視」が残ることがあります。 周辺部の「複視」に対しては、眼だけでなく、顔を向けて物を見ることで対応していくことになります。
かすみ目、物が二重、三重に見える? 目を、一時的に酷使してしまったり、ただの眼精疲労でも・・・ かすみ目や、物が二重三重に見える?