たばこが体に与える影響とは?禁煙と健康について考えよう!【栄養だより2020年5月号】 | 日本調剤(お客さま向け情報)
実は条件付きだった 」を参照)。つまり、Jカーブ効果は全ての疾患に当てはまらず、病気によっては少量飲酒でも悪影響を受ける。そして、飲酒と総死亡率の関係性を見ると、少量飲酒による心疾患などの影響が大きいことから、トータルでもJカーブとなるということだった。 こうした報告から、酒好きにとって都合のいい「飲まないより"少し"飲んだ方が健康にいい」という説を信じてきたわけだが、正直なところ、ここにモヤモヤをずっと抱えていた。心疾患などにいい効果があるとはいえ、多くの病気ではリスクが上がるわけだし、少量とはいえ飲むのと飲まないのでは、飲まない方が体にいいのではないか――そんな疑問も浮かんでくるのである。 折しも近年、世界的にアルコールのリスクが取り上げられる機会が増えているように感じる。「タバコの次はアルコール規制が厳しくなる」といわれているし、左党としてはとっても心配である! 【アルコールが精子に及ぼす影響】お酒は妊娠や不妊と関係あるのか? | 男性不妊改善プロジェクト【男性の妊活】. 実際、海外ではアルコール規制が厳しくなっていて、海外に行くとそれをひしひしと感じることが多い。先日訪れた常夏のハワイでも、ビーチや公園など公共の場での飲酒は禁止で、違反したら罰金が科せられる。日本はお酒(そして酔っ払い)に寛容なのだ。 さて、そんなモヤモヤを抱えていたところ、2018年、少量飲酒のリスクを指摘する論文が相次いで発表された。 1つは日経Goodayでも紹介しているが、医学雑誌Lancet(ランセット)誌に2018年4月に掲載された英ケンブリッジ大学などの研究(Lancet. 2018;391(10129):1513-1523. )では、「死亡リスクを高めない飲酒量は、純アルコールに換算して週に100gが上限」という報告がなされている(詳しくは「 病気リスクを高めない飲酒量、今の基準は多すぎる? 」を参照)。 もう1つの論文もLancet誌に同年8月に掲載されたもので、「195の国と地域で23のリスクを検証した結果、健康への悪影響を最小化するなら飲酒量はゼロがいい」と結論づけているという。「ゼロがいい」という結論は衝撃である!
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グラス一杯のワインは、寿命を延ばすと言われています。 ある研究では、当時55~65歳だった1824名の被験者を20年間追跡したところ、 完全に禁酒した人のうち、69%が亡くなっていた一方、 「ほどほどに飲む」人のうち死亡したのは41%。 ヘビードリンカーだった人ですら、 死亡の割合は61%と、禁酒していた人より死亡率は低かったそうです。 ワインに含まれる抗酸化物質やレスベラトロールが、 HDL(善玉)コレステロールの値を上げると考えられてるそうです。 ヒトはご存知のとおり、「社会的な動物」 。 極端に言えば、社会のネットワークから分断されると死んでしまうことすらあります。 現時点では、禁酒と社会的孤立との関係は単なる仮説に過ぎませんが、 仲間とお酒を飲むという歴史を紐解いてみても、 ほどほどに飲むことで、人間関係がより円滑に育まれ、 これらの人間関係によって、ヒトは生きていけるのかもしれません 。 もちろん理論上は、他の飲み物であっても同一の効果は得られるでしょうが、 アルコールが実際に持つ作用と社会的な表れがあいまって、 長寿の効果につながっている可能性はあるかもしれませんね 。 アルコールは脳にどんな作用を及ぼすのか? 1993年のある研究では、アルコールとは関係ない死因で亡くなった、 アルコール依存の人とそうでない人の脳を採取したところ、 両者の間で、 脳細胞の数や密度に大きな違いは見られなかった とか。 実際、アルコールが脳に影響を与えているのは、グルタミン酸から神経が興奮を伝達する方法です。 アルコールがシナプス(信号伝達などの神経活動に関わる接合部位)の グルタミン酸受容体に浸透し、(グルタミン酸は神経伝達物質です!) 興奮を伝達する能力を阻害 するのです。 アルコールは、筋肉や会話、調和、判断などをつかさどる脳のすべてにわたって、この影響を及ぼします。 「お酒の力を借りたほうが、ゴルフの調子がいい」と主張する人がいますが、 この点についてアルコールにも、コカインやLSDの成分のように、 脳の回路の機能を変える働きがあり、いわば「 薬理学的な手榴弾 」だと指摘しているそうです。 ちなみに、数々の研究結果によって、 シェイクスピアの格言「 酒は興奮させるところもあれば、萎えさせるところもある 」 という点が裏づけられていますが、 この現象も、脳とその他での神経の興奮の伝達に関係があるとか。 ほどほどの酒量ならば、効果をもたらすこともありますが、 アルコールは、体の特定の部分の解放に役立つわけではない そうです。 脳が記憶する方法については、まだ解明されていないこともたくさんありますが、 研究結果では、酩酊状態の間に起こった出来事は、通常、記憶しづらいものだそう。 これはアルコール量の摂取量にもより、 アルコール血中濃度は0.
意外と知らない、アルコールが体と頭に及ぼす影響あれこれ | ライフハッカー[日本版]
新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト:女性版(KAST-F) 項目 はい いいえ 1 酒を飲まないと寝つけないことが多い 1点 0点 2 医師からアルコールを控えるようにいわれたことがある 3 せめて今日だけは酒を飲むまいと思っていても、つい飲んでしまうことが多い 4 酒の量を減らそうとしたり、酒を止めようと試みたことがある 5 飲酒しながら、仕事、家事、育児をすることがある 6 私のしていた仕事を周りの人がするようになった 7 酒を飲まなければ いい人だとよく言われる 8 自分の飲酒について うしろめたさを感じたことがある 合計 ( )点 () ― 3点以上の方は、「まだこれくらい大丈夫」と思わず、早めに相談やアルコール専門病院への受診をしましょう。 相談先は<その5>のリンクをご覧ください。 その4 妊娠中、授乳中は「禁酒」です! ママの飲酒は、そのまま赤ちゃんに影響します 妊娠中のママが飲酒すると、飲んだ量にかかわらず、胎盤を通して赤ちゃんの体内にアルコールが直接運ばれてしまいます 。 そのアルコールは、生まれてくる赤ちゃんに害を及ぼし、知能の障害、精神発達の遅れ、低身長、低体重などの発育障害、特異な顔貌などの「胎児性アルコール症候群(FAS)」を引き起こしてしまう可能性があります。 また、 妊娠期には、流産や早産、お産の異常なども起こりやすくなります。 胎児への悪影響は妊娠初期から始まるので、赤ちゃんができる時期であれば、その頃からお酒を飲まない(飲ませない)ように気をつけましょう。 妊娠中期・後期も赤ちゃんの脳の成長に影響を及ぼすので、飲むことはできません。 また、授乳期も母乳を通して赤ちゃんにアルコールが届いてしまいます。 大切な赤ちゃんのためです。妊娠を考えた時から授乳 が終わるまでの時期は飲酒をやめましょう! 胎児性アルコール症候群(FAS)」 (外部リンク) 赤ちゃんのために飲まないで! 意外と知らない、アルコールが体と頭に及ぼす影響あれこれ | ライフハッカー[日本版]. その5 飲酒の影響を心配している方やご家族のために アルコールの問題は、一人で抱え込まず、相談できる相手を作ることが大切です。 相談先については以下をご覧ください。 お酒の問題でひとりで悩んでいませんか?アルコール依存症相談 より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
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