話の落ちとは
島田、本当に使ってる~!」と思うはず。バレると恥ずかしいくらいの企業秘密、リアルなノウハウです(笑)。
話がうまい人は「オチから逆算」どうやるか?:日経Xwoman
「オチ」をしっかり予想させる 2. 「オチ」がバレる「フリ」にならない 3. 長すぎる「フリ」にしない(24ページより) まずは1. 話の落ちとは. ですが、「フリ」で「オチ」を予想させ、その予想を裏切ることで、ギャップや落差を生じさせる。そのためには「フリ」の段階で、聞き手がある程度は「オチ」の予想図が描けるような話になっていなければいけないということ。だから状況や設定などをしっかり伝え、最後の予想図をうまくイメージさせる。予想がはっきりイメージできればできるほど、「フリ」から「オチ」へのギャップも大きくなってくれるというわけです。 ただし「フリ」をしっかりと伝えすぎて、「オチ」がばれてしまうと最悪の結果に。「オチ」が予想どおりで、「だと思った」で終わってしまったら、ギャップも落差も裏切りもなくなってしまう。だからこそ、2.のようにバランスが重要だということです。 3. は「つまらない話」だと思われてしまう、いちばん多いパターンだとか。ダラダラと長い話をしたのに「オチ」がなかったり、たいした「オチ」でもなかったりするというケースです。 「フリ」が長ければ長いほど、最後の「オチ」への期待度が大きくなるので、つまりは自分で「オチ」へのハードルをどんどん上げてしまうことになる。そしてそのハードルを越えられないと、結果的には「話がつまらない人」という烙印を押されることになってしまう。「オチ」を生かすも殺すも、すべては「フリ」にかかっているというわけです。(24ページより) * こうした考え方をベースに、次章以降では「謎解き」話術、「勘違い」話術、「へりくつ」話術、「言葉遊び」話術、「おまえが言うな」話術、「どんでん返し」話術と、目的に応じたさまざまなテクニックが紹介されています。それらは非常にシンプルでわかりやすいため、日常生活にきっと応用できるはずです。 (印南敦史)
本橋亜土著『ありふれた言葉が武器になる 伝え方の法則』より 仕事 公開日 2021. 05.