言語聴覚士の国家試験は難しい?受験方法や試験内容について解説|Ptot人材バンク
!> 【転職者インタビュー】言語聴覚士9年目30歳/転職2回 参考文献 中島匡子『言語聴覚士になるには』ぺりかん社
言語聴覚士 国家試験 問題
言語聴覚士の資格をお持ちで、 さらに仕事の幅を広げたい という方は、「 サービス管理責任者 」の資格取得を目指してみませんか? サービス管理責任者とは サービス管理責任者(サビ管) は、 障害福祉サービスを提供する事業所の中心的な役割 を果たします。メインとなる仕事は、利用者やその家族と面談して聞き取った内容をもとに、 個別支援計画を作成 することです。 この計画に沿って、スタッフと利用者を迎える準備をし、実際に支援をはじめたら、計画の実施状況を確認したり、支援内容の修正が必要かどうかを検討したりします。 医療機関など他関係機関と連携を取って、より良いサービスを提供できるようにするのも、サビ管の仕事です。 障害福祉サービス関連の事業所のほとんどが サビ管の配置を必須 としているため、資格を持っていると、転職の際にも活かせるでしょう。 言語聴覚士の資格で実務経験が短縮化する 言語聴覚士などの指定の国家資格を持っている と、サービス管理責任者の資格を取得するために 必要な実務経験を短縮化できる 場合があります。 実務経験は 相談支援業務と直接支援業務に従事した期間 になりますが、国家資格での従事期間がそれらの期間と同時期の場合、 3年以上 (従事日数540日以上)あれば、必要な研修を受講・修了することでサビ管の資格を取得できます。 たとえば、 直接支援業務のみの場合は8年以上の実務経験 がないと研修を受講できないので、かなり優遇されるといってよいでしょう。 障害者グループホーム「わおん」もサビ管募集中! 障害福祉サービスの中には、 共同生活援助 があり、それを提供するのが 障害者グループホーム です。 障害者グループホームとは、障害のある方が 地域にある住居で共同生活を送りながら、自立を目指す施設 です。 「わおん」 は全国に展開している障害者グループホームで、 保護犬や保護猫と暮らせる というのが大きな特徴です。 入居者は 軽度の精神障害・知的障害のある方が主 で、多くの人は昼間は仕事に出ています。 障害者グループホームも サビ管の配置が必須 となっており、全国各地に施設を増やしている わおんでもサビ管を募集 しています。 入居者とのコミュニケーションも重要 となるので、同じくコミュニケーションありきの言語聴覚士としての経験を活かせるでしょう。 サビ管の資格を手に入れて、新たな分野で活躍しませんか?
子どもの言語発達とコミュニケーションの障害 子どもは、産まれてから3~4歳くらいまでの間に、親や周囲の人たちの会話や、自身に話しかけられる言葉などから自然と語彙や文法を学習し身に着けていきます。 しかし、なかには発達障害・知的障害・聴覚障害などの原因により、同年齢の子どもより言語発達が遅れてしまう子どももいます。 言語聴覚士はそういった子どもたちに対して、周囲の人たちのコミュニケーションに関心を持つよう指導したり、語彙や文法の習得に向けた訓練をおこなったりします。また家族や教育機関などと連携して、子どもの周辺環境を整えることも大切な役割です。 2-4. 認知機能の障害 「認知機能」とは知覚・記憶・思考・感情・学習・判断など社会生活に適応するために必要な機能の総称です。 この認知機能を妨げる障害の代表的なものとして 高次脳機能障害 があげられます。また、高齢化が進む日本では、認知症の患者さんも増えているとみられます。 こういった認知障害を持つ患者さんへのサポートも言語聴覚士の役割の一つで、認知障害の評価や機能訓練、リハビリなどをおこないます。 2-5. 言語聴覚士 国家試験 過去問. 摂食嚥下障害 「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」とは、「食べて飲み込む」こと。なんらかの異常により、これら一連の行為が阻害されてしまう状態を 摂食嚥下障害 と言います。 とくに高齢者に多く、歯がないことや、加齢による舌や顎の筋肉の衰え、脳卒中などの後遺症による麻痺など、その原因はさまざまです。 摂食嚥下障害を放置することによって、本人の栄養状態が悪くなってしまうことはもちろんですが、食べ物や飲み物などが誤って気管に入ってしまう「 誤嚥(ごえん) 」も頻発します。誤嚥が原因で肺炎を引き起こし、命を落としてしまうこともあるため、摂食嚥下障害のサポートは非常に重要な役割です。 言語聴覚士は、胃ろうやチューブによる栄養摂取を選択しないですむように、食事機能の維持回復の支援に努めると同時に、摂食嚥下可能な範囲の評価や助言をおこないます。 病院で働く場合は、この摂食嚥下障害への対応が多くなることもあります。過去にインタビューをした、言語聴覚士のEさんは、病院での働き方について次のようにお話ししていました。 —言語聴覚士の業務内容について教えてもらえますか? 実は多くの方がイメージするような『言語障害の訓練』ってそれほど多くないんです。 圧倒的に多いのは、 嚥下(飲み込むこと)が困難な高齢者の評価 ですね。簡単に言うと「どこからどこまでの物なら飲食できるのか」という評価やアドバイスをします。なので、その判断を誤ると命の危険性も。 ちなみに言語障害の訓練内容は原因や症状によっても変わるんですが、「伝えたい気持ちを引き出す」「自己プロフィールを書く」「発声練習」などがあります。 【転職者インタビュー】言語聴覚士9年目30歳/転職2回 より抜粋 3.