綿矢りさ かわいそうだね
オオカナダモ? ハッ。っていうこのスタンス。』という不可解な文章。私には幼さばかりが目につく作品であった。」 高樹のぶ子 57歳 ◎ 33 「『蹴りたい背中』が一番良く『蛇にピアス』が二番だった。」「醒めた認識が随所にあるのは、作者の目が高校生活という狭い範囲を捉えながらも決して幼くはないことを示していて信用が置ける。作者は作者の周辺に流行しているだろうコミック的観念遊びに足をとられず、小説のカタチで新しさを主張する愚にも陥らず、あくまで人間と人間関係を描こうとしている。」 選評出典:『文藝春秋』平成16年/2004年3月号
綿矢りさ(わたや りさ)-芥川賞受賞作家|芥川賞のすべて・のようなもの
)感じの文章が小気味よく,一気に読めました。 Reviewed in Japan on August 11, 2014 Verified Purchase さすが綿矢さん! 前から発売されるたびに読んでいましたが、 今回も期待を裏切ること無く、楽しかったー! とくに、「かわいそうだね?」の快進撃が楽しい。 20〜30代の女性が共感できる部分が多く、読みながら、頭の中でかなりイメージできました。 もう1話も、主人公のような「引き立て役」の気持ちになったことのある人って、多いと思う。 私とは違うなぁなんて思いながらも、読み進めて行くうち、最後のさかきちゃんの祝福に感動。 簡単に読めて、楽しい。 おすすめです。
生のみ生のままで|綿矢りさ|集英社 文芸ステーション
2 014年12月に結婚を発表した綿矢りさ。 彼女が結婚した相手がどんな人物なのか気になるということで、検索ワードでも上位にランクインしているようだ。 このことに関して調べてみると、綿矢りさの旦那さんは 国家公務員の一般男性 だということだ。 旦那さんは綿矢りさよりも2歳年下であり、霞ヶ関に勤務する官僚だという。 2人は2010年頃に仕事を通じて知り合い交際に発展したという。 結婚を発表した際に綿矢りさは・・・ 「よい方とめぐり会えた幸せを糧にして、書くお仕事と家庭の両立を目指します」 と語っている。 子供の妊娠などのニュースはなく、 今後も執筆活動は続けるようなのでファンのかたは安心してほしい。 今後は結婚しさらに磨きがかかった感性で、さらにおもしろい小説を書いてくれることだろう。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 あなたにおすすめの記事 おすすめの関連記事
綿矢りさ おすすめランキング (121作品) - ブクログ
綿矢りささん『かわいそうだね?』 | そね家ブログ - 楽天ブログ 待っていた甲斐があって綿矢さんの新刊が図書館から届きました(^^) この方の御本は素通り出来ません。 綿矢さん作品は話も勿論いいけれど何といっても文章が素晴らしい。 純文学なのに難解ではなくもってまわった言い回しもなく大変読みやすいけれど素っ気なくはない。 芥川賞作家・綿矢りさ。文壇だけでなく芸能・マスコミからも注目されたブームから12年。大学時代から6年にも及んだスランプ、また結婚・出産などを経て、再び第一線の作家として活躍するに至った経緯とは。決して平坦ではなかった12 年の歩みに迫ります。 <かわいそう>の呪縛から解放されるとき 『かわいそうだね. 『かわいそうだね?』 (綿矢りさ 著) ジャンル: #小説 瀧井 朝世 綿矢 りさ 感情を理性でコントロールしようとしたって、なかなかうまくいきやしない。無理に冷静に判断を下そうとして時に空回りすることだってある。その滑稽味. 出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第43回の今回は、新刊『ひらいて』(新潮社/刊)を刊行した綿矢りささんです。 2011年に前作『かわいそうだね?』で大江... 生のみ生のままで|綿矢りさ|集英社 文芸ステーション. 綿矢りさ - Wikipedia 綿矢 りさ(わたや りさ) 誕生 山田 梨沙(やまだ りさ) 1984年 2月1日(36歳) 日本・京都府. 2012年(平成24年)、『かわいそうだね?』で第6 回大江健三郎賞を受賞。同年、京都市芸術新人賞を受賞。 2019年(令和元 人物. 綿矢りさ作品のページNo. 1 1984年京都府京都市生、京都市立紫野高校、早稲田大学教育学部卒。本名:山田梨沙。2001年高校3年生の時「インストール」にて第38回文藝賞、04年「蹴りたい背中」にて 第130回芥川賞、12年. 『かわいそうだね?』|感想・レビュー - 読書メーター 綿矢 りさ『かわいそうだね?』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約1763件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。 出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第43回の今回は、新刊『ひらいて』を刊行した綿矢りささんです。 2011年に前作『かわいそうだね?
綿矢 はい(笑)。 ―で、それに対する答えが「アニメイトに2時間」っていう(笑)。あれとか、綿矢さん自身と重なる部分があったりするんですか? 綿矢 私はアニメイトに2時間はツラい(笑)。でも気持ち的にはわかる部分もあるというか……いや、「全然わかってないよ!」って言われたら申し訳ないんですけど、パソコンの画面にアニメのキャラを映してクリスマスケーキを一緒に食べて過ごすみたいなのが前にはやったとき、私自身はやらないけど、気持ちはすごく理解できた。わかりますかね。 ―どうだろう……。そのあたりの話って、綿矢さんの周りに理解者はいらっしゃるんですかね。 綿矢 友達は、私に優しいんです(笑)。でも、例えば、ホラー映画の話になっちゃうんですけど、『ゾンビ』がすごく好きなんですね。それで私がなぜ、どういう意味で『ゾンビ』が好きかみたいなのを勝手にひとりで話し始めたりすることがあって。 ―はい(笑)。 綿矢 そういうときは「ゴメン、何言ってるのか全然わかれへん」みたいな、「正直ついていけへん」感が漂うことはあるかな。でも私、話すと説得力ないんですけど、文章にすると意外とちゃんと伝えられるんです。発信の仕方が文章でよかったなと、つくづく……。 ―それって恋愛に関しても同じ感じですか? 綿矢 こじらせてますね(笑)。『勝手に…』の主人公と同じで、私も好きになった人に振り向いてもらえることが少なくて。好きになると周りが見えないぐらいガーッといって、告白もしないうちに空回りしてばっかりだったんで。恋愛は常に私だけ煮え切ってる。それはもう、断言できるんですけど。 ―言われてみると、綿矢さんの小説も「私だけが彼のこんな魅力を知ってる」とか「彼は誤解されがちだけど実はあんな人だ」とか、主人公の妄想がこじれて痛い目に遭うっていう展開が多いなって。 綿矢 そういうのばっかりですよね。激しすぎる思い込みだって自分でもちょっとは気づいてるけど、どうしてもそこから逃げられないみたいな展開は、共通してあるかもしれない。(テーブルの上の全著作を見渡して)ずら~っと並んでるのがみんな一貫してるなあと思うと、これは偶然じゃなくて自分の中にある問題なんだって、認めざるを得ないです(笑)。 ―「自分のことを好きな人は嫌い」みたいな描写もありますけど。 綿矢 私自身はそれはないつもりでいるんですけどね。つれない感じが好きとか、自分のことを嫌いな人を振り向かせるのが好きとまでは思えない……それはホンマにツラい……はず。 ―そうすると、綿矢さんの好きなタイプって具体的にいうと?