アメリカ の 選挙 制度 わかり やすしの
アメリカ大統領選挙の「選挙人」とは?
- カギは「郵便投票」「選挙人」 アメリカ大統領選のしくみ:日本経済新聞
- 1分で分かる選挙の仕組み|アメリカ大統領選挙2020|NHK NEWS WEB
- アメリカ大統領選挙の仕組みは?「選挙人」「選挙人制度」とは?簡単に紹介
カギは「郵便投票」「選挙人」 アメリカ大統領選のしくみ:日本経済新聞
国のトップを国民の投票で決めるアメリカ大統領選挙。 でも、なんだか複雑そう。「選挙人」って何? いまさら人に聞けない大統領選挙の仕組みを、たった1分で解説! アメリカ大統領選挙は、4年に1度、近年では夏期オリンピック・パラリンピックと同じ年に行われてきた(ことしの東京オリンピック・パラリンピックは延期)。 投票日は、「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」、150年以上前に制定された連邦法に定められている。今回は、11月3日だ。 有権者は、事前に登録した18歳以上のアメリカ国民。その有権者が、大統領にふさわしいと思う人に投票する。 しかし、全米の総得票数で勝者を決めるわけではない。 投票は州ごとに行われ、それぞれの州で勝者を決める。各州と首都ワシントンには、人口などに応じて割り当てられた「選挙人」という人がいて、州の勝者は、その州の選挙人を獲得する。 例えば、カリフォルニア州で勝者となった候補は、カリフォルニア州に割り当てられた選挙人55人すべてを獲得する。 州によって選挙人の数は異なり、ほとんどの州で、勝者が州の選挙人をすべて獲得する、勝者総取りの方式を採用している。 そして全米の538人の選挙人のうち、過半数の270人以上を獲得した候補が、最終的な勝者、つまり、次期大統領となる。 前回、4年前の大統領選挙では、総得票数では民主党のクリントン氏のほうが200万票以上多かったが、選挙人の数では共和党のトランプ氏が74人多い306人を獲得したため、トランプ氏の勝利となった。 (国際部記者 佐藤真莉子)
米大統領選2020の ながれ
大統領選は4年に1度、実施されます。投票日は連邦法で11月の第1月曜日の翌日の火曜日と定められています。今回は11月3日でした。 通常であれば投票日の夜から翌日未明に勝者が確定しますが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大で郵便投票が増え、一部の州で集計作業が遅れました。トランプ氏の陣営は3州で票の集計の停止などを求めて法廷闘争に入り、ウィスコンシンでは再集計を申し立てました。
合衆国憲法や連邦法の規定によると、結果確定がずれ込んだ場合の次の節目は12月14日です。この日は各州の選挙人が大統領候補に票を投じる日で、2021年1月6日に上下両院合同会議で各州の結果を集計します。
混乱が続いて選挙人による投票で確定できない場合、2021年1月3日に招集される新たな議会で下院が新大統領を選びます。全米50州に1票ずつ割り当てられ、26票を得た候補が当選する仕組みです。大統領就任は21年1月20日です。
郵便投票が 波乱を呼ぶ?
1分で分かる選挙の仕組み|アメリカ大統領選挙2020|Nhk News Web
画像提供, Getty Images いいえ。 世界の注目は、トランプ対バイデンに集中するが、有権者は連邦議会議員も同時に選ぶ(副大統領候補のマイク・ペンス副大統領とハリス上院議員への投票は、大統領候補への投票とセットで、個別には行わない)。 連邦議会の上院(定数100)の議員の任期は6年で、議員の3分の1が2年ごとに改選される。そのため今回の改選対象は33人。 下院(定数435)の議員任期は2年で、2018年11月の中間選挙に続き、今回も435人全員が改選対象となる。 上院は現在、与党・共和党が53議席で多数党。下院は野党・民主党が232議席で多数党。 両党とも、両院での多数党を目指している。 連邦議会は立法府として、連邦政府の予算決定や閣僚人事の承認権など、様々な権限を持ち、大統領(行政府)に対するチェック機能を持つ。 たとえば民主党は昨年の中間選挙で下院を奪還したことで、トランプ大統領を弾劾訴追したほか、トランプ政権に様々な圧力をかけてきた。 今年11月の選挙で上下両院の多数党がどちらになるかは、ホワイトハウスの住人がどちらになるとしても、その政策の実施に大きな影響を与える。 結果はいつ分かる?
時事・スポーツ 2021. 05. 18 2020. 10.
アメリカ大統領選挙の仕組みは?「選挙人」「選挙人制度」とは?簡単に紹介
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この選挙では初めて郵便投票する人が数千万人にのぼります。開票作業に当たるのも初めての人たちがいっぱいいます。当然、想像以上に手間取りミスも多発します。それを「不正が行われている!」と言う人たちも出てきます。裁判に発展するケースも少なくないでしょう。混乱しなかったら奇跡です。 加えて、郵便投票の到着期日が投票日の何日も(州によっては数週間)後に設定されていたりするので、選挙事務当局の発表の仕方は慎重になると予想されます。アメリカのメディアもそう易々とは『当確』報道はできないでしょう。投票日の夜に大統領選の当選者が分かる可能性は低いと見られています。 Q大統領選挙人って? アメリカ大統領選挙を分かりにくくしているのが「大統領選挙人」ですよね。詳しくは後半を読んでいただきたいのですが、一言で言うと、有権者は大統領を選んで投票するのですが、開票されて「得票数」という数字になった途端に、異次元の世界にワープしてしまいます。それは、『アメリカ合衆国大統領は、州の意思を体した州の代表=「大統領選挙人」の投票によって決める』というアメリカ建国以来の政治文化の世界です。 有権者一人一人の意思(バイデンORトランプ)を州としての意思に転換する装置が州の代表となる『大統領選挙人』制度です。そして、州の意思をMAXに増幅する装置が『勝者総取り』なのです。 (関連記事: 「アイオワを制するものは大統領選を制す」のはなぜ?