猫の歯石取り 動物病院
無麻酔歯石除去はどうなの? これ最近よく耳にします。以前いた加古川ではそこまで聞かなかったのですが、北摂では行なっている施設が多いのでしょうか?
動物病院でも犬や猫の歯石取りで超音波スケーラーが使われています | 歯科器具職人|究極の超音波スケーラー用チップでのスケーリング
目的 歯石は、歯周病を間接的に悪化させる原因とされています。 (直接的原因は歯垢だがこれを増加させたり、取り除きにくくする) 歯周病は、歯を脱落させ歯の根元の骨まで傷めてしまう怖い病気です。 ⇒ 詳しい『歯周病による歯の脱落について』はこちらをご覧ください。 口の中はふだん目につかない場所です。 そのため多くの飼い主様が、歯石をあまり意識なさっていません。 中年の段階になっても意識しないと、重度の歯周病になり歯が抜けはじめてしまうこも多くいます。 そんな状況を自分だったらと考えたことはありますか? しらかば動物病院では、そんな口の病気になりづらくするため歯石の除去、予防を勧めています。 ⇒ 詳しい『歯石の予防』はこちらをご覧ください。 歯石のリスク 歯石が歯周病を間接的に悪化させますが悪化したらどうなると思いますか?
みなさん、毎日愛猫の歯を磨いていますか? 歯を磨かないままでいると歯に歯垢が溜まり、その後歯石に変化してどんどんと付着してしまいます。歯石が付着したままだとどうなるでしょうか。歯肉は炎症を起こし、顔が腫れたり、歯槽膿漏や口臭が発生、中には歯の根っこが溶けて歯が抜けてしまう事もあります。歯に痛みが出ると元気や食欲が低下する子もいます。 また歯石は細菌の塊であり、その細菌を含んだ唾液を毎日飲み続けることで心臓や肝臓までも悪くしてしまうと言われています。歯磨きを習慣づけて行えば、歯石の付着を予防できます。 歯石が付いているのと付いていないのでは寿命が約15%(約2年)違うと言われています 猫の歯石除去のすすめ もうすでに付いてしまった歯石はどうしたら良いのでしょうか。付着した歯石をご自宅で取るのはとても難しいです。歯ブラシなどで磨いても、歯垢は取れますが歯石は取れません。当院では歯科器具を使用して全身麻酔下で歯石を取る処置を行っています。 猫の歯石除去処置とは 全身麻酔下にて超音波スケーラーや研磨機を使用して歯石を除去することです。 午前中にお預かりし、お昼に処置を行い、当日の夕方に退院となります。 1. スケーリング 超音波スケーラーを使用して歯に付着している歯石を除去します。除去を行っている過程で、動揺のある歯や抜く必要の歯がある場合、抜歯を行います。また抜歯の必要があるか判断するため、歯の状況によっては歯科レントゲンを行う事があります。 2.