4条植え 田植え機 植え方
公開日:2021年03月03日 昔は人の手で地道に行っていた田植えですが、田植機を使って作業効率を上げることが可能になってからはずいぶんと楽になりました。そして現在は田植機自体の種類も増えて、植え方や育て方なども選べるようになり、稲作の可能性がぐんと広がっています。今回は田植機の購入を考えている新規就農者をはじめとする農家向けに、わかりやすく田植機についてお伝えしていきます。 田植機とは?
初めての田植えでも失敗しない!無駄なく効率をあげる12の心得を解説
公開日: 2018/12/14: 最終更新日:2018/12/26 小学生の田植え体験ならともかく、 現代の田植えはほどんどの人が田植え機 を使っています。田舎暮らしや自給自足で米作りをしている人も、多くの人が田植え機を使っていることでしょう。移住者のために田植え機を貸し出してくれいる自治体もあります。 手植えより段違いに効率の良い田植え機ですが、 8条、6条、5条、4条 など種類が多く、種類に応じた植え方をしないとロスが出たり宝の持ち腐れになってしまいます。 「せっかく田植え機を使っているのにきれに植えられない」 「田植え機をまっすぐにコントロールできなくてクネクネと曲がってしまう」 などの今さら聞けないお悩みを抱えている人もいるのではないのでしょうか? せっかくの文明の利器ですから、その能力を使いこなして収穫アップと効率化につなげましょう。隅々まで無駄なく田植えをすることで、苗のロスを減らしたり収穫量アップにもなります。 田植え機6条5条4条を使う場合の植え方はどんな方法がある?
田植え機での植え方!乗用田植え機6条5条4条の場合!
初めて田植えに挑戦しようとするあなたは、田植えについてこんな疑問をお持ちではありませんか? ・どうやったら隙間なく一面に植えられるかな? ・事前にどんな準備が必要? ・初心者に起こりがちなミスを防ぐ方法は? 初めての田植えでも失敗しない!無駄なく効率をあげる12の心得を解説. ・田植えを段取り良く進めるコツは? ミスを未然に防ぐことができて無駄なく効率的な作業ができたら理想的ですよね。 特に初心者の場合、ちょっとしたミスでも戸惑ってしまい、その後の工程が大きく遅れる恐れがあります。 田植えは、事前の準備や当日の段取りで作業効率が大きく変わります。 そこでこの記事では、次の3つのポイントを具体的な図解入りでわかりやすくご説明します。 (1)準備段階で注意すべき4つのこと (2)田植え当日におこなうべき6つのステップ (3)田植え後に気を付けるべき2つのこと 記事の最後にはチェックリストも付けています。 最後まで読めばきっと自信をもって田植えに臨めるはずです。 そして、段取り良く効率的に田植えができるでしょう。 少しでも早く確実に田植えができる手助けになれば幸いです。 田植えに向けていざ出発! 1. 失敗しない田植えの心得|4つの事前準備 この章では、田植えの事前準備として必須の4つの事前準備について一つずつ解説していきます。 (1)田植えの時期は水利関係に従う (2)田植え前の水深は浅めにする (3)必要な苗の枚数を把握し準備しておく (4)早起き・雨天決行 事前準備を確実にすることで当日の作業効率がぐっとあがります。 1-1. 田植えの時期は水利関係に従って決める 田植え前の水深は、浅めにしましょう。 田植えの時期は、本来であれば苗の品種や地域の気候(特に気温・水温)によってある程度定まります。 もし自分の都合でいつでも水を引きこむことができるのなら、自分のスケジュールだけで時期を決めることができます。 例えば近くに川や水があって水門を開けば直接水を引き込める場合などです。 でも実際のところ、そのような恵まれた環境は少ないでしょう。 普通は用水路がはり巡らされており、順番に水を引き込んでいくことになります。 そしてその順番を決めているのが水利組合です。 大元の川を堰き止めて用水路に水を流すスケジュールを決めたりもしています。 もちろん気温や降水量等からその地域の最適な田植えの時期を考慮して決めています。 なので、稲作初心者であれば水利組合のスケジュールにしたがって自分の田植えの時期を決めるのがよいでしょう。 なお用水路にも接していない田は、隣の田から水を入れてもらうことになります。 その場合その農家さんのスケジュールにも左右されることになります。 そういったことも考慮して、自分の田にいつの水の引込日がいつになるかをきちんと把握しておきましょう。 1-2.
→ ロータリー式か、クランク式か 田植機の植え付け部分は、「ロータリー式」と「クランク式」に大きく分かれます。 クランク式は、爪の付いた植え付け部の動きを、人が手で苗を植える動作と同じようにした駆動軸の回転方式。1回の動きで1株の植え付けをします。おもに歩行・乗用の2条植え、4条植えに採用されているタイプです。 クランク式 1回のアクションで、2株植えられるのがロータリー式。2本の植え付け爪が長円の軌道で回転して、交互に2本の苗を植え付けていきます。クランク式が1株植えるのと同じ時間で2株 植えられるということは、2倍のスピードになります。ロータリー式は、4条植え以上に使われており、乗用型に限ると利用者の7割を占めています。 ロータリー式 当然、選ぶとなると植えるスピードが速いロータリー式にしたいものですが、やはり悩ましいのは価格です。同じ4条植えでも、クランク式よりロータリー式はグレードも上がるので、装備などを含めると8~9割ほど割高。「速さ」をとるか「安さ」をとるか。予算と相談しながら決めましょう。 ④同時に肥料をまくか?まかないか? → 側条施肥機を付けるか、付けないか 田植えと同時に肥料を施したいか? 別のタイミングで施肥するか?