チリ 産 銀 鮭 相互リ
チリ産銀ザケの卸価格が上昇を続けている。為替の円安に加え、切り身商材として競合する紅ザケやトラウトの減少でサケ市場全体に品薄感が強まった。東京・築地市場では足元の卸値が1キロ650円程度と昨年後半の安値に比べて2倍弱の水準。特売の定番としてきたスーパーなどにも影響が出始めている。 焼き魚などに使うチリ産の養殖銀ザケはサケの主力商材で年間約10万トンが輸入される。2011年、東日本大震災後に国産水産物の不足感が強まったことや現地の生産増を受けて輸入が大幅に増えた。同年夏以降、余剰感から相場が半値に急落。昨年秋ごろまで1キロ300円台前半で取引されていた。商社などの輸入業者は仕入れ値以下での販売を余儀なくされ、大きな損失が出た。 為替の円安が加速した昨年末以降、チリの生産者が販売価格を引き上げた。競合するチリ産養殖トラウトサーモンの供給が病害で減ったうえ、今年夏のアラスカでの紅ザケ漁も振るわず、相場が一段と上昇。11月に輸入が始まる来季分のチリ産銀ザケは生産量が減少する見通しで「先高観から出し惜しむ輸入業者も多い」(築地の卸会社)。 スーパーでの特売価格は1切れ88~98円が多く、昨年のような同70円台は見あたらない。「安く仕入れた在庫がなくなる9月以降は取り扱いの縮小や、切り身を小さくすることも考えている」(大手スーパーの仕入れ担当者)という。
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(鮭に与えられている抗生物質や養殖場にまかれている殺虫剤は、微量であっても、私たちの身体に入ってきます) 地元の人たちの生活に貢献しているのか? 持続可能な方法で作られているのか? それとも、環境を破壊しているのか? 今、私たちが住んでいるアイセン州では、「パタゴニアから鮭の養殖場をなくそう」という運動が起こっています。 日本のスーパーで売られている鮭は、こんな風に作られているというショッキングな事実。たくさんの人に知ってほしい情報です。 ぜひ、シェアしてください! 【関連記事】 ▶ 【追記】日本のスーパーで売られているチリ産の鮭を地元の人が食べない理由 【お知らせ】パタゴニアでの暮らしが本になりました。
養殖サケの相場が低迷、回復の展望は? サケの養殖事業で赤字を計上、今年度業績の出足を引っ張った(写真:karoline O.