『羊をめぐる冒険(上)』(村上 春樹):講談社文庫|講談社Book倶楽部, 『北海道のケーキ屋さんが街にやって来た!:北海道スイーツ合同株式会社さん』By Cojy123 : 北海道スイーツ合同会社 - 豊平公園/ケーキ [食べログ]
仁宇布が舞台?
村上春樹 羊をめぐる冒険
羊をめぐる冒険 出版社:講談社文庫 単行本発売日:1982/10 文庫:上268ページ 下257ページ (上)P. 58:ガール・フレンド 「私たちはお友だちになった方がいいと思うの。もちろんあなたがそれでよければの話だけれど」 (上)P. 99 我々は偶然の大地をあてもなく彷徨っているということもできる。ちょうどある種の植物の羽根のついた種子が気紛れな春の風に運ばれるのと同じように。 しかしそれと同時に偶然性なんてそもそも存在しないと言うこともできる。もう起こってしまったことは明確に起こってしまったことであり、まだ起こっていないことはまだ明確に起こっていないことである、と。つまり我々は背後の「全て」と眼前の「ゼロ」にはさまれた瞬間的な存在であり、そこには偶然もなければ可能性もない、ということになる。 しかし、実際にはそのふたつの見解のあいだにたいした違いはない。それは(大方の対立する見解がそうであるように)ふたつの違った名前で呼ばれる同一の料理のようなものである。 (下)P. 『羊をめぐる冒険 (上)』|感想・レビュー - 読書メーター. 201 「一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。俺は今とても個人的な話をしてるんだ」 (下)P. 204 「俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさやつらさも好きだ。夏の光や風の匂いや蝉の声や、そんなものが好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ。君と飲むビールや……」
村上春樹 羊をめぐる冒険 解説
『羊をめぐる冒険』は、村上春樹の三作目の長編小説です。彼は元々バーを経営しながら執筆活動をしていましたが、この作品から専業作家としての道を歩み始めたそうです。 また、彼のエッセイ、『職業としての小説家』によると、彼は一作目と二作目の出来には納得していないそうです。兼業作家だったこともあり、時間と体力の限界があったのだと思います。技術的にもまだ未熟だったのかもしれません。 (彼自身について興味がある人は、彼が小説と小説家について語ったエッセイ、『職業としての小説家』がおすすめです。) ¥737 (2021/08/02 10:05:27時点 楽天市場調べ- 詳細) しかしそれは裏を返せば、三作目である『羊をめぐる冒険』は、村上ワールドが一定の完成度に達した作品だと言うことができます。 そんな『羊をめぐる冒険』はどの様な小説なのでしょうか。 早速あらすじの説明からいってみましょう! あらすじ 主人公の「僕」は、友人と始めた小さな会社で広告コピーの仕事をしている29歳。 持っているものは、借り物の部屋とろくてロクでもない家財道具、二百万の貯金と中古のフォルクスワーゲンが一台、それに年取った雄猫が一匹だけ。 「僕」は、妻を失った後、仕事を通して耳専門のモデルをしている女性と親しくなります。そして彼女の耳は、予知能力の様な不思議な力を持っています。 ある日、「僕」のもとに黒服の男が訪ねて来ます。 そして一匹の羊を探すように半ば脅される形で命じられ、不本意ながらもある大きな野望に巻き込まれていくことになります。 舞台は冬が迫る北海道。 「僕」と不思議な耳を持つ「彼女」による、羊をめぐる冒険が始まります。 「僕」は羊を探し出すことができるのか。 冒険の真相が明らかになった時、物語は衝撃の最後を迎えます。 これから、物語のキーとなるポイントを解説していきます。 (激しくネタバレするので注意!) 「羊」とシステムが含む悪 結論から言うと、「羊」は「システム」が内在的に孕んでいる悪を表しています。 「羊」は巨大なシステムを構築し、大きな悪を為そうとします。(羊的思念では善なこと) システムとそれが内包する悪 、これがこの小説の中心のテーマです。 詳しく解説していきます。 まず、システムとは何か? 村上春樹氏は、エルサレム賞受賞の挨拶で、壁と卵という比喩を使ってシステムについてスピーチをしています。 こう考えてみて下さい。我々はみんな多かれ少なかれ、それぞれにひとつの卵なのだと。かけがえのないひとつの魂と、それをくるむ脆い殻を持った卵なのだと。私もそうだし、あなた方もそうです。そして我々はみんな多かれ少なかれ、それぞれにとっての硬い大きな壁に直面しているのです。その壁は名前を持っています。それは「システム」と呼ばれています。そのシステムは本来は我々を護るべきはずのものです。しかしあるときにはそれが独り立ちして我々を殺し、我々に人を殺させるのです。冷たく、効率よく、そしてシステマティックに。 引用:村上春樹雑文集 システムとは、私たち人間が生み出した、あらゆる文明、国家、政治などの総称です。 このスピーチで彼は、 私たちを護るはずのシステムが、私たちの魂をおとしめる危険性 を説いています。 では、なぜ羊がシステムを表すのか?
唐突ですが、村上春樹の『羊をめぐる冒険』をお読みになったことがありますか?
「北の大地 しらかば」の「北海道スイーツ ケーキ工場直売フェア」のチラシがポスト入っていたので、かみさんと散歩がてら行ってきました。 チラシに、「4号ホール」と書かれているのは、ケーキの直径のようで、私は何もわからず会場が広くて、「4号ホール」で売られている、と勘違いしていました。チラシをよく見ると、「駐車スペース」とちゃんと書かれています。お客さんは私達だけでしたが、せっかくなので「モンブラン」と「ドゥーブルフロマージュ」の2つ買いました。あまり大きいと食べるのに苦労するので、想像していたよりもひとまわり小さくてよかったです。早速、小分けして、食べる分以外は冷凍することにしました。味は普通に美味しかったです。「モンブラン」の方がよかったかな。年に2回くらい出没するようです。 このブログの人気記事 最新の画像 [ もっと見る ] 「 定年生活 」カテゴリの最新記事
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怪しい?北海道スイーツの謎 - あんなことこんなこと
0 昨日チラシ広告にて1日限定「ケーキ工場直売フェア」なるチラシが入っておりまして、小樽レアチーズケーキ1700円→880円、ベルギーチョコレートケーキ2, 000円→1, 200円なるチラシが入っていました。 ケーキが安い♪でも、1日限定と書かれており、実際には午前11時~13時までの2時間限定と言うものすごく不思議なお店です。 (ケーキ工場直売フェア) ネットで検索すると、出るわ。出るわ。 むしろ関連キーワードに「ケーキ工場直売フェア 怪しい」まで出てくる始末です。 恐らくそう思われる理由に、公式サイトが存在しないこと。 電話番号が090と携帯電話の番号となっている事。 いわゆる生産者の住所が明らかにならないチラシだからですね。 (ケーキ工場直売フェアの小本シェフ) 唯一作っている人? として、ネットの皆さんが注目したのは、こちらの小本シェフと呼ばれる人。 「一体だれ?
移動販売の北海道スィーツ工場直売フェアが来るというので休みをとった今日、見学&購入。小公園で45分だけ販売し次へ移動。 北海道の工場で作って直売と思い、「大地のロールケーキ」や「ふらのレアチーズケーキ」等、いろいろ購入。 家でよく見ると「大地の・・」製造は大阪の堺。まあ、堺も大地の上に存在しますから。結局、買った5品はすべて大阪、愛知、岐阜で製造されたものでした。ま、いっか!