誰にでもできる影から助ける魔王討伐2 - 新文芸・ブックス 槻影/Bob:電子書籍試し読み無料 - Book☆Walker -
!」 魔王として転生し、自分を追い込み、苦しめた人類への復讐を果たすこと――それが彼の選んだ道だった。 オルステッドの決意を受け入れるように、魔王像の眼が光を帯びる……。 誰も救えず、誰も救われない――。それが『中世編』だった。
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さらに再び現れた矢先、目の前にいるレイの顔を見た途端に彼が "勇者カノンの転生者" であることを すぐに見抜きます 。 ジェルガ「カノン、二千年前に私は言ったはずだ」 彼の中にある "魔族への恨み" はやはり消えているはずもなく「この世にあってはならない存在」とまで言い放つのです。 レイの詳細は以下の記事をご覧ください。 【魔王学院の不適合者】レイの正体・アノスとの関係やキャラ性を考察!... 誰にでもできる 影から助ける魔王討伐. 現在では己の身体すら魔法化していた 蘇ったアノスによる「根源殺し」を受けたジェルガは、その姿を消してからも生き続けます。 ジェルガ「この身は既に 『魔族断罪』 と化している!」 ジェルガもまた、ただ復活してきたわけでなく、 己自身の身体を "魔法化" していたために実体がなくても生き続けていくことが出来るようになっていたのです! ジェルガの能力 ここからはジェルガがアノスたちの前で繰り出した魔法や能力に迫りたいと思います。 「聖域」を駆使した体術 二千年前に挑んだアノスとの戦いの中でも披露した 「聖域」 による魔力は、この時点でも強大な威力を誇っていました。 しかし彼が現在の勇者学院に在籍しているジェルガカノンたちと大きく異なっていたのは剣などの武器は使用せず、その逞しい肉体や拳から繰り出される 体術 でしょう。 簡単に一言で言い表してしまうと・・・ 「 聖域と体術を併せて 使う二段攻撃」 のようなものであり、その威力はアノスの目前に貼られた結界すらも両手で引きちぎりながら、かき消してしまう程なのです! (この時の描写は完全にエヴァ初号機が使徒のATフィールドを侵食しながら破りさってしまう場面と重なっておりましたが・・・) 最上位の聖剣も通用しない? 二千年ぶりに現れた現在でも"魔族への恨み"を持ち続けるジェルガに対して、レイも言い返すと同時に完全に決別の意を表します。 レイ「先生は二千年前の 亡霊 です」 そう言い放ちながら自らが持つ最上位の聖剣「霊神人剣エヴァンスマナ」で切り裂きますが・・・ ジェルガ「無駄だよ、カノン!霊神人剣は暴虐の魔王を滅ぼすための聖剣だ。真に聖なる者を、 その聖剣は滅ぼすことはできない 」 最上位の聖剣による攻撃では全くダメージを受けておりません。 そして今度は伏せているゼシアたちから集めた魔力を一斉に集めては 「1万人分もの根源爆発」 を放ってくるのです!