組織 を ダメ に する リーダー
また組織の中軸を担うリーダーに適正な条件とはどのようなものなのでしょうか? 本書では組織そのものに変革をもたらすために必要な部分をリーダーというパーソナリティに焦点を当てシンプルに分かりやすく解説しています。会社組織の中で日々困惑の連続で働いている方や新たな組織革命を起こしたいと思う方に是非お薦めしたい一冊です。 悪いリーダー、残念なリーダー、そして精神障害のあるリーダー 性質の悪いリーダーは、どの組織にも存在します。性質の悪いリーダーには、破壊的なリーダー、ひねくれたリーダー、意地の悪いリーダー、きまじめすぎるリーダー、無能なリーダー、自己中心的なリーダー、精神病質を持つリーダー、執念深いリーダーなど様々なタイプがいます。このような性質の悪いリーダーは失敗することが多く、失敗すると組織に膨大な損失を与えます。 また、倒れる時は、本来ならば先導しなければならない組織を道連れにしてダメージを与えたり、あるいは、破壊したりすらします。では、なぜ組織はこのような性質の悪いリーダーを雇用するのでしょう? なぜ企業の役員やCEO、あるいは上級管理者は、権力のある地位につける前に彼らの破壊的な性質を見抜くことができないのでしょう?
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さて、みなさんは「リーダー」という言葉にどんなイメージを持っていますか? 「リーダーシップ」「カリスマ」という言葉から、どんなことを連想しますか? 「リーダーの条件」とはどんなものがありますか? みなさんの今思い描いている、理想の「カリスマ上司像やリーダー像」のイメージを変えていきたいと思います。 きっとみなさんは、優れたリーダーの第一条件として「カリスマ性」の有無を挙げる方が多いのではないでしょうか?
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当事者意識の低い人は、会話の中の「主語」に特徴があるようです Photo:PIXTA 前回 は、「マインドセット」と「スキル」を軸とした組織課題抽出・対策立案ツール「MSマトリクス」を使った、組織の課題を抽出する方法を紹介した。 自社の組織がどのような課題を抱えているのか、自分なりに見直すことができたのではないだろうか。そして、課題解決にはメンバーの「マインドセット」を上げていく必要があることも理解していただけたと思う。 しかし一方で、「マインドセット」とは具体的に何なのか、うまくイメージができずにモヤモヤした感覚をお持ちの読者も多いのではないだろうか。 連載3回目は、前半で私の「マインドセット」の捉え方を紹介し、後半は実際に社員の「マインドセット」を高め、強い組織を築いていくにはどうすればよいかを考えていく。 「マインドセット」とは何か? 「マインドセット」という言葉を知る人は多いが、その本質をきちんと語れる人はあまりいない。それほど「マインドセット」の定義は、一言では表現がしにくいものだと思う。そこで私は、いつも複数のキーワードを使い、「マインドセット」を説明することにしている。 前回 も紹介したが、私が「マインドセット」の要素として上げるのは、「当事者意識・覚悟・オーナーシップ・全体最適・ミッションフィット・バリュー体現」の6つだ。 そして、上の図に示したように、「マインドセット」はこれらの要素が複合的に作用して形成された思考であると私は考えている。一つひとつを具体的に説明したいところだが、今回は、その中でも特に重要な要素である「当事者意識」に焦点を当てて説明していこう。 当事者意識は会話の中に表れる 「マインドセット」が高い人は、物事に対する「当事者意識」も高い。それは個々の行動からも汲み取ることができるが、中でも、とても簡単に「当事者意識」の高さを判断する方法がある。次の事例で考えてみてほしい。
「カリスマ型リーダー」が組織をダメにする?? – ルクール村の村長日記
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前の記事で「 成功するプロジェクトと失敗するプロジェクト 」について書いたところ、記事を読んでくれた友人から「 じゃあ良いリーダーとそうでないリーダーの違いって何? 」と訊かれました。 彼はいくつもの現場を渡り歩いてきた百戦錬磨のフリーランスなのですが、若干「人を見る目」に不安があるということで、その質問を受けたのでした。 IT業界ではWebサイトやシステムなどを作ったりするので、プロジェクト的な働き方が大きなウェイトを占めます。つまり、どんなプロジェクトに参加するかでQOL(生活の質)そのものが大きく変わってしまうのです。 良くないリーダーに当たってしまうと、ずっと何をやるのか分からないまま待たされて暇な日々を過ごしたかと思うと、急に納期を知らせてきて、毎日徹夜で家族や健康や趣味を犠牲にすることになる、というような羽目になってしまいます。 こうしたケースは、プロジェクト経験が長い人は一度は経験したことがあるでしょう。 成功するプロジェクトと失敗するプロジェクトの大きな違いはコミュニケーションにあり、特にリーダーの力量が大きなポイントになります。 つまり、 どのリーダーのプロジェクトに参加するかで、生活の質が変わる のです。 あなたも、いつ知り合いから「今度起業するので手伝ってくれない?」と相談されるか分かりません。 その時に、相手が信用できるリーダーかどうかをパッと判断できるといいですよね。 そんなことができるのか? はい、できるんです。 同業者の力量を一番理解できるのは同業者ですからね。 良いリーダーとそうでないリーダーの決定的な違い まず最初に答えを言ってしまうと、リーダーの質の差を決定的に分けるのは「 想像力 」です。 プロジェクトというのは、0から1を生む仕事です。これを複数の人で作り上げていくので、とても不確実な要素が多いのです。 「作るべきもの」が見えているか、プロジェクトのゴールに辿り着くまでに何が必要か、ある判断をするとプロジェクト全体がどうなるか、それぞれのメンバーの負荷はどうなっているか(仕事が少なすぎたり多すぎたりしないか)、メッセージの伝え方は間違っていないか、などなど、そうした全体や細々としたことについて 想像できるか が大きな違いになってくるのです。 ただ、この想像力というのはなかなか目に見えにくいところでもあります。 そこで、見た目でわかる「要注意リーダー」のチェックポイントを挙げてみましょう。 これらは全て「想像力」が足りないというサインです。 「要注意リーダー」のチェックポイント 忙しいアピールが多い 成果物を出さない 馴れ馴れしい 無駄なプレッシャーをかける 過去の業績を誇る 1.