先進医療保険は必要か?
契約年齢:30歳男性 保険期間/保険料払込期間:終身 入院日額:5, 000円 三大疾病入院無制限:付加 特定疾病保険料払込免除:付加 先進医療特約:付加 の条件で試算してみます。 医療保険全体としての保険料は「1, 798円/月」となりますが、先進医療特約保険料は「 123円/月 」となり、特約という形での先進医療保障は、かなり安い金額で加入できます。 500円と123円を単純に保険料だけで見比べてると、特約としての加入の方が負担は小さくなりますが、単体商品としてのこの商品の存在価値はどこにあるでしょうか?
先進医療特約は本当に必要か?現役Fpがアドバイスします! | 保険アドバイス.Com
医療保険に付ければ、ガンも含めて全ての先進医療が適用範囲となります。 しかし、 ガン保険に先進医療特約を付けると、適用範囲がガンの先進医療のみとなってしまうのです。 先進医療はガンだけじゃないですから、ガン以外の先進医療でも使えるようにしておきましょう! ②付けるかどうか悩むならば、最初に付けておくべき! 悩むならば始めに付けておいたほうがよいです。 後から外すのは可能な場合が多いのですが、 後から先進医療を付けたい、と思っても中途付帯できない商品が多い ので、悩むなら最初に付けておきましょう! 先進医療保険は必要か?. ③「一つの会社で先進医療特約を重複して加入することはできない」というルールがあります 先進医療特約は、実際にかかった費用(実費)が給付される実費補償型(300万円の医療費ならば300万円ピッタリ受け取れる)の保険です。 入院保険のように、一日いくら、とかでもらえる保険ではないので、 ひとつの会社で重複して先進医療特約を付けることは出来なくなっているのです。 まとめ いかがでしたか? まとめると、先進医療は、 国が認めた最先端の治療だが技術料(治療費)は全額自己負担。 利用する人はまだ少ないが、付けておかないと自己負担が高額になってしまう。 特約の保険料は月々100円程度なので、迷うならば付けるのをおススメ。 付けるなら、ガン保険でなく医療保険に付けておきたい。 となります。 保険を検討しておりますと、先進医療に限らず、本当に必要かそうでないかは悩むところですが、月々100円程度の保険料で安心を買える特約なので、この記事の読者の方には後で後悔されないよう、先進医療特約は必要、とお伝えしたいと思います。 ご参考になれば嬉しいです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先進医療とは?費用や種類、特約の必要性を分かりやすく解説! -
がん保険の保障は何を重視すれば良い? がん保険は「診断給付・入院給付・治療給付」のどれをメインの保障とするかによって3つのタイプがあります。メインの保障として何を重視すれば良いのか説明します。 保障は何を重視すれば良い? がん通院保障の選び方 がん保険の通院保障は保障の手厚さにより3つの種類があります。一言で「通院保障」と言ってもがん保険ごとに違いが大きいため、良い通院保障の選び方を紹介します。 医療保険との重複保障の考え方 がん保険の保障の中には、医療保険の保障と重複するものがあります。医療保険とがん保険で保障が重複する場合の保障選びの考え方を説明します。 医療保険とがん保険の重複保障 がん保険見直しの2つのポイント がん保険には治療方法の変化に合わせて近年登場した2つの保障が存在します。少し前のがん保険に入っている場合の良い見直し方を紹介します。 がん保険見直しの2つのポイント
ついに誕生「先進医療だけの保険」
医療保険やがん保険の特約として、よく目にする先進医療。しかし、実際に先進医療とはどんなものなのか知っている方は少ないのではないでしょうか。ここでは、先進医療とは何なのか、その種類と費用、保険適用などについて解説します。また医療保険に付加する先進医療特約の必要性の有無についても解説します。 「先進医療」とは、高度の医療技術を用いた治療法や療養のうち、公的医療保険の対象にできるかどうかを評価している最中の医療技術のことです。どの病院でも受けられるわけではなく、医療技術ごとに対象となる病気・ケガ・症状と実施する医療機関が定められています。 新しい技術ではありますが、必ずしも「保険適用の治療より良い技術」というわけではありません。あくまでも、まだ保険適用になっていない技術だということを理解しておきましょう。 先進医療にはどんな種類がある? 先進医療には具体的にどのような種類があるのか解説します。 ・厚生労働省に定められている先進医療は80種類 先進医療の対象となる技術は厚生労働省により随時見直しがされ、令和2年12月1日現在は80種類です。 先進医療は公的医療保険の対象にするかどうかを評価している段階の技術であるため、有効性や安全性が認められて公的医療保険の適用になれば先進医療から外れます。また、検証の結果、公的医療保険の適用にならず先進医療から外れることもあります。 ・実施件数の多い先進医療 現在実施件数が多く、先進医療の中心となっている治療が「陽子線治療」と「重粒子治療」です。どちらも放射線の一種を用いたがんの治療法であり、がんに照射することでがん細胞を取り除きます。従来の治療法であるγ線・X線などをつかった放射線治療と比較して繊細なコントロールができるため、正常な細胞を傷つけることなくがん細胞を殺傷することが可能です。 先進医療にはどのくらいの費用がかかる?
どんな治療が先進医療に区分されているかは随時リニューアルされていて、2016年9月1日現在では 62種類 (第3項先進医療[先進医療B]を除く※)になっています。また、先進医療を実施している医療機関はどこにでもあるわけではなく、 一定の技術環境が整った病院 でしか受けることができません。 【参考】先進医療を実施している医療機関の一覧(厚生労働省) // ※第3項先進医療(先進医療B)については以下のPDFをご参考ください。 // 健康保険の対象にするかどうかは検討中のものですから、患者のニーズや医療技術の進展次第で 健康保険の治療に加わったり、逆に先進医療から外れたり する治療もあります。 高額な治療費がかかる先進医療はどんなものがあるのか? 先進医療にかかると不安なのは、 先進医療部分の治療費が全額自己負担 になってしまうからです。先ほどの例では20万円でしたが、これが自分の支払い能力を越える額となると、保険に頼りたくもなるでしょう。 実際に先進医療はどのくらいの費用がかかるのか? 厚生労働省の資料をもとに以下のようにまとめてみました。 年間実施件数の多い先進医療(A)ベスト10とその平均技術料 順位 技術名 1件あたりの先進医療費用 年間実施件数 実施医療機関数(複数) 平均入院日数 1 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 55万4, 707円 11, 478 459 1. 2 2 前眼部三次元画像解析 3, 662円 6, 739 86 0. 4 3 陽子線治療 276万22円 2, 016 9 8. 8 4 重粒子線治療 309万3, 057円 1, 787 5 9. 8 歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法 6万4, 629円 277 18 – 6 EBウイルス感染症迅速診断(リアルタイムPCR法) 1万5, 761円 234 44. 6 7 高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術 30万1, 000円 145 11. 1 8 腹腔鏡下広汎子宮全摘術 74万8, 666円 136 20 13. ついに誕生「先進医療だけの保険」. 3 抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 3万7, 722円 118 12 54. 6 10 内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術 26万6, 643円 106 6.