カブトムシ育て方|初心者必見! 成虫・幼虫、飼い方の基本
羽化不全により、多少形がいびつであったりしても 寿命は普通のカブトムシと同じ です。 ただし、欠損や形が不十分であることにより普通のカブトムシとの力関係では劣ってしまうこともあります。 けんかに負けたりすると当然寿命も短くなってしまいますからこういったカブトムシは個別で飼育することが一番です。 また、羽化不全により蛹の殻を十分に脱げなかった場合はそのまま力尽きるという残念なこともあるのです。 羽化不全の予防法は? 完全にとはいえませんが羽化不全は対策を取ることにより防ぐことも出来ます。 マットの水分量を適切に マットが乾きすぎてもべちゃべちゃでも強度のある蛹室はつくれません。 飼育数を適切に たくさんの幼虫が飼育セットにいれば十分な蛹室を作るスペースも出来ませんよね。 また、羽化も個体差があります。 早く羽化をしたカブトムシが土の中から出てくる際、まだ蛹である他のカブトムシに振動や衝撃を与える可能性もあります。 蛹室が出来たら安静にする 体はまだまだ柔らかく強くありません。衝撃を出来るだけ与えないようにしましょう。 人口蛹室を使う カブトムシの中には蛹室を作らず、土の上で蛹になるものもいます。 当然、羽化不全になりやすいので人工的に蛹室を作ってあげる必要もあります。 または蛹室が途中で壊れてしまった時にも使えます。 出来るだけ触れない方が良いのですが蛹化してある程度体が固くなってきたころに移してあげることになります。 高温多湿、直射日光を避ける 水分が多い環境はカブトムシの体に水がたまったりと、羽化不全を起こしやすくなります。 急激な温度変化も影響をあたえます。涼しい日陰で飼育するようにします。 このような対策をとることによって羽化不全を起こしにくくなるので気を付けて飼育してみましょう。 羽化しても動かないのは大丈夫なの? カブトムシは 羽化をしてもしばらくはじっとしています 。 死んでしまったのではないかと心配になるでしょうが決し触れたりすることないよう様、見守ってください。 じっとしているのは 体や羽を固めるため 消化器官の成熟中 という理由があるのです。 固い殻で覆われたカブトムシですが、羽化した直後はまだ柔らかいのです。 また、色も白っぽいので病気なのでは?とも思ってしまうかもしれませんが徐々にカブトムシらしい色に変化をします。 とてもデリケートな時期でしっかりと 強い体になるための準備期間 です。 あまり心配せず、出来るだけ触れないように2週間程度様子を見てみましょう。 立派なカブトムシの誕生はもうすぐです。 カブトムシの羽化後の育て方は?
カブトムシのメスの知られざる生態について
カブトムシの喧嘩って、オス同士があの立派なツノを突き合わせて戦うイメージが強いですけど、実際には雌同士でも喧嘩をしちゃうんですよね。 飼っているカブトムシのメス同士がケンカをしてしまう場合には、どうすればいいのでしょうか? 足を怪我してるのは喧嘩のせい? 土に潜ったまま出てこない場合は? ここでは、こんな疑問の答えをまとめています。 ※カブトムシのオス同士の喧嘩については、こちらの記事を参考にしてください。 スポンサードリンク カブトムシの雌同士が喧嘩する場合どうすればいいの? カブトムシって喧嘩をするのは雄同士だけかと思いきや、雌同士でも盛大に喧嘩をしてしまう場合も……。 頭をぶつけ合って体当りしたり、相手を投げ飛ばしたりする、予想外の派手な喧嘩だったりします。 雌同士で喧嘩をしてしまう理由は単純明快。餌の取り合いです。 ですから、複数の雌を一緒に飼う場合は、餌を複数入れておくようにしましょう。 2匹だったら2個以上を入れるようにします。4~5個入れておけば安心です。 取り合いで喧嘩にならないように、餌はできるだけ離して置いておくようにします。 また、喧嘩でひっくり返っても起き上がれるように登り木も入れておくといいですよ。 メス同士の喧嘩は、オス同士の場合とは違って死んでしまう可能性は低いですが、配慮してあげましょう。 カブトムシが足を怪我しているけど これって喧嘩のせい? カブトムシのツメが取れてしまっている事ってありますよね。 それって喧嘩をしたせいで足を怪我したんじゃないかと気になりますが、そういった怪我は必ずしも喧嘩によるものだけではないんです。 カブトムシの足の先にあるツメは、正式には 「符節(ふせつ)」 と言います。 ふせつは、喧嘩で取れてしまったりもするのですが、実は、老化現象で取れてしまうこともあるのです。 老化による場合は、取れずにずっと上を向いたままになるケースもあります。 カブトムシってシワとかたるみとかないから、老化なんかとは無縁なのかと思ったら、そんなことはないんですね^^; カブトムシの雌が土に潜ったまま出てこないのはどうして?
土の中で蛹になると幼虫の成長がよく見えませんが、トイレットペーパーの芯で作った人口蛹室で 飼育していると毎日の変化がよく見えて子どもたちにはとてもいい観察になったと思います。 まとめ カブトムシの幼虫を飼育していると、ある日突然土の上に出てきてしまうことがあります。 それは、幼虫にとって土(昆虫マット)の状態が汚れていたり、乾燥して水分不足になっているサインです。 小さな飼育ケースにたくさんの幼虫を多頭飼いしている場合も 狭くて蛹になれな~い!と土の上に出てきてしまうことがあります。 飼育環境を整えてあげれば、きっと立派なカブトムシの成虫になってくれます。 幼虫の状態をしっかり観察して、成虫になるのを楽しみにまっていましょう。 スポンサードリンク