ニラ に 似 た 毒草
野生のニラのおいしい食べ方を紹介♪ 野生のニラは、風味やにおいは売っているものとそん色ないのですが、ちょっと触感が固めなことが多いと感じます。 ニラそのものを味わう 「ニラのおひたし」などの料理だと、繊維の感じが少し気になるかも。 オススメは、なんといっても「餃子」や「レバニラ」「チャーハン」などの、 刻んで中に入れたり、ほかの肉や魚と合わせて食べる料理 ♪ 細かく刻んで、「ニラダレ」などにしてもいいですね! 味そのものはスーパーのニラと同じなので、いろんな料理に使えると思います。 野生のニラで節約料理を作ってみよう♪ 今回採取してきたニラは、ぎょうざ、お味噌汁、炒め物、ラーメンのトッピングなど、いろいろな料理に大活躍してくれました♪ 採ってきたらタダ!最高ですよね~(灬´ิω´ิ灬) また、節約だけでなく、食べられる野草について詳しくなっておくのは、災害時などの非常時にもきっと役に立つと思います。 ニラは、おそらく もっともどこにでも生えていて採りやすい野草 の1種。 ぜひ、みなさんもお近くで探してみてくださいね! ノビル - Wikipedia. 関連記事 >> 【タダ食材】買うよりおいしいかも! ?野生三つ葉の見分け方、生えてる場所を紹介するよ
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2020年1月24日 2021年6月14日 スイセン食中毒をご存知でしょうか。有毒のスイセンをニラと間違えて食べちゃったニュースが時々流れますが、あれでございます。 スイセンの中毒症状は嘔吐、下痢、発汗、頭痛、昏睡,低体温などでして、食べた後30分以内の短い潜伏期間の後に発症します。 症状の初期に強い嘔吐があり摂取物の大半が吐き出されるため重篤に到ることは稀ですが、鱗茎を浅葱(あさつき)と間違えて食べ死亡した例もあり、決して侮れません。 この食中毒、スイセンをニラやノビル、タマネギ(球根部)と間違えて食べちゃった結果起きることがほとんどです。 「間違えないだろ」なんて考えないでください…実際に事件は起きてるんです。 少しだけスイセン食中毒の事例を紹介します。 スイセン食中毒事例 ・千葉県某所の住民が野菜販売業者から購入したニラを家族で食べたところ全員が嘔吐した。野菜販売業者がニラとスイセンを間違えて販売していたそうな。 ニラだと思って買ったら水仙だった…酷い話です。 ・自宅の庭の植木鉢に植えていたスイセンをニラと誤って採取し、卵と炒めて(ニラ玉かな? )食べたところ、吐き気を呈して病院へ。 ・山形県:自宅の畑で栽培していたスイセンをニラと間違えおひたしにして食べたところ、約1時間後に嘔吐、下痢の症状を訴えた。 この2つの案件…鉢や畑に植えたのはニラではないことに自分で気が付くことはできなかったのだろうか?それともスイセンだと知りつつ食べられると勘違いしたのだろうか? ・山形県の60代女性が自宅庭に生えていた葉を採取しチジミにして食べたところ30分後に寒気、吐き気、嘔吐の食中毒症状を呈した。 ・三重県:自宅の家庭菜園でニラとスイセンを栽培していたが、境目が曖昧になり、誤ってスイセンを採取、肉と炒めて食べたところ緊急搬送されました。 「食べたとき、若干、まずくて苦いと思ったものの、ちがうものだとは気が付かなかった」そうです。 ・福井県:自宅近くに自生していたスイセンの葉をニラと間違え、カレーの具にして食べたところ、吐き気やおう吐の症状が出て病院を受診した。 食中毒とは関係ないけど、カレーにニラ入れる発想からして斬新な方ですな。 家庭以外ではこんな事件も起きています。 ・茨城県の小学校で、調理実習で作ったみそ汁を食べた児童5人が吐き気や嘔吐の症状を訴えました。みそ汁に、校庭の菜園で栽培していたスイセンの球根をタマネギと間違えて入れたそうです。 ・岩手県盛岡の老人福祉施設の利用者と職員計5人がスイセンを誤って食べ、嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えました。散策の最中に食用のノビルと間違えてスイセンを採取。施設に帰り自分たちで調理し、みそ汁に入れてしまったそうです。 ざっと調べてみたところ、こんな感じです。 兎に角良く似てるぞ、ニラとスイセン 自宅に生えてるスイセン(自分で植えたんじゃないの?
生産者やスーパーは野菜については"プロ"のはずですが、なぜ間違って出荷・販売してしまったのでしょうか。 担当者「生産者は小規模な農家です。しかも、ニラが専門ではなく、自生していたスイセンをニラと思い込んでしまったそうです。たまたま、花が咲いていない葉っぱの部分をニラと思ったようで、ニラの出荷は初めてだったそうです。『ニラ』として売っていた産直コーナーは、スーパー側が場所を提供して、生産者が野菜などを置く形式で、生産物のチェックは特にしていなかったようです」 素人が育てたニラはスイセンに酷似 消費者庁は3月27日の長官記者会見で、スイセンとニラの間違いなどについて注意喚起していました。消費者安全課の担当者に聞きました。 Q. 注意喚起をした狙いは。 担当者「毎月1回、長官会見の場を使って、食品安全に関する注意喚起をしています。今回は、例年春先に有毒植物の誤認が発生するため、注意を呼びかけました」 Q. スイセンとニラを区別するポイントは。 担当者「『売られているニラと、庭に生えているスイセンは見た目が違う』という声がありますが、スーパーなどで売られているニラは、立派なニラです。葉の伸び具合やそろい方、農家の人たちの技術があって、立派な状態で束になっています。 素人が育てたニラや自生しているニラは、スイセンと非常に似ており、見た目だけでは区別は難しいです。ちぎって匂いをかいで、ニラの匂いがしなければ危ないと思って、食べないようにしてください」 Q. スイセンの花が咲けば区別がつきそうですが、食中毒の報告が多い時期は。 担当者「3月から5月にかけて、報告が多いです」 Q. 三重県の事例では、畑でニラを育てていて、スイセンも生えていたそうです。スイセンとニラが混在して育つことは珍しくないのでしょうか。 担当者「状況がよく分かりませんが、家庭菜園などでは、だんだん根が広がってきて、境界線がぼやけることはあると思います」 Q. ほかにもこの時期、注意すべき植物はありますか。 担当者「ギョウジャニンニクと、毒性のあるイヌサフランも、よく似ているので注意が必要です。ニラとスイセンもそうですが、確実に判断できない場合には『採らない、食べない、売らない、人にあげない』ことを徹底してください」 厚生労働省の公表資料によると、スイセンを誤って食べたことによる食中毒は、2008~17年の10年間で47件報告があり、167人が発症、1人が亡くなっています。