離婚するのですが、住宅ローンの夫婦間での連帯保証人はどうなりますか? | 任意売却119番
自分自身には借金がなくても、配偶者に借金の連帯保証人になってくれるように頼まれるケースがあります。 とくに、住宅ローンを組む際に、一方が他方の連帯保証人になるケースなどがよく見られます。しかし、夫婦が離婚した場合、離婚した相手の借金の連帯保証人であり続けるのは大きな負担になります。 もはや離婚をして他人になったのですから、連帯保証人の義務を免れることができないのかが問題になります。 そこで今回は、離婚した元夫や元妻の連帯保証人になっている場合に支払い義務があるのかについて、解説します。 POINT 離婚した夫(妻)の借金の連帯保証人になっていた場合、非常にもめるケースが多いです。特にお金がらみの離婚はなおさらです。法律の専門家を間に入れて責任のない借金まで背負わされることのないようにしましょう! 借金問題に強いのが「 東京ミネルヴァ法律事務所 」です。本気で借金から解放されたい方はすぐにシミュレーションしてみましょう! ( 全国対応 ・ 相談無料 ) \まずは無料シミュレーション!/ 連帯保証人の義務 離婚した元夫や元妻の連帯保証人になっている場合に支払い義務があるのかどうかを検討する前提として、まずは連帯保証人の義務はどのようなものなのかを確認しておきましょう。 連帯保証人は保証人の1種で、保証人とは、主債務者(借り入れた本人)が借金返済をしない場合にそなえて、代わりに返済をすべき人のことです。 連帯保証人は、保証人よりもさらに義務が強められていて、主債務者と同様の責任を負います。 そこで、連帯保証人になっている場合、主債務者が支払をしなければ、連帯保証人が代わりに借金返済しなければなりません。 夫婦でも、互いに連帯保証人になることがよくあります。たとえば、住宅ローンを組む場合、一方が他方の連帯保証人になると、夫婦の収入を合算できるので、借入金額を増やすことなどが可能になります。 そこで、高額な不動産を購入したい場合など、配偶者の一方が連帯保証人になることによって、住宅ローンを組むケースがよく見られます。 しかしこの場合、離婚すると大きな問題になります。離婚後は夫婦の利害が一致しなくなるので、相手の借金を背負う必要がなくなるにもかかわらず、借金返済義務だけが残ると大きな不利益を受ける可能性があるからです。 離婚した後、連帯保証人の支払義務はある?
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連帯保証が解除されるのは、住宅ローンが完済(全額返済)された時。ローン返済途中である以上、連帯保証人を抜けることはきわめて難しいと考えてください。 それでも全額返済以外で連帯保証人を抜ける方法として、以下の3つの方法が考えられます。 1)住宅ローンの借り換え 現在の住宅ローン残高が、夫婦合算ではなく夫単独の収入(年収)で借り換えることができるとすれば、妻側は連帯保証人になる必要はありません。 その為、 離婚の前にローンを借り換えることで、連帯保証の責任は消滅することになります。 2)代わりの連帯保証人を連れてくる 一定以上の収入のある人に、連帯保証を代わってもらうということです。 リスクの大きい連帯保証人の身代わりを探すのは、かなり親しい親族であっても難しいこと。 あなたがいかに説得するか、ということです。 3)住宅ローン相当分の固定資産を担保にする 住宅ローンに相当する一定以上の資産を持っていて、それを担保にするという方法です。 いざという時に取り返せる担保があれば、金融機関も文句を言わないでしょう。 (2) 共有名義や連帯保証人のままにしておくとどうなるのか? 離婚後も共有名義や連帯保証人のままだと、様々なトラブルの危険性があります。 よくあるトラブルとしては… 共有名義や連帯保証人であるため、ローンを滞納された場合の支払い義務や責任が心配。 家を売りたくても元夫や元妻が邪魔をする。 などなど、これらの解決策として任意売却という方法があることをご承知おきください。 売却価格が残っているローンの額より低かった(オーバーローン)としても、任意売却なら収入や状況を考慮した無理のない返済が可能になります。 まとめ 夫婦で共有名義や連帯保証人になっている場合、離婚する際に思い切って家を売却することがより良い解決策。 しかし売却価格が残債より低かった(オーバーローン)場合は、ローン残高とのバランスを見極めてベストな対処法を選ぶうえで任意売却のことを学んでおくことが重要。 (参考)離婚ではなく相続の場合は? 主たる債務者が夫で連帯保証人が妻のケースで、夫が病死した場合でも妻の支払い義務は消えません。 また、妻が連帯保証人ではなくて財産相続する場合は、団体信用生命保険が付いていない住宅ローンのケースではローン残高を保険で補う事ができないため、相続人である妻に住宅ローンの残高の支払い義務が発生します。 しかし、「限定承認」を選択する事で、相続した積極(プラス)財産の範囲内で、債務を負う、とすることが可能です。 離婚と住宅ローン問題 記事一覧 ケース1 離婚するのですが住宅ローンの夫婦間の連帯保証人はどうなりますか?
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離婚した元夫がローンを滞納。連帯保証人である私の支払い義務は? 連帯保証人は変更したり辞める事はできるか?
離婚した夫(妻)の借金の連帯保証人に!支払い義務はある?
Q. 離婚します。私は実家に戻りますが、自宅の住宅ローンの連帯保証人になっています。 離婚後の住宅ローンは夫が支払うと言っています。 離婚協議書で、連帯保証を外すことを約束させることができますか? A.
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結婚して15年。この度、離婚することになりました。 8年前に住宅ローンを3, 500万円借りて自宅を購入しました。その際に、私が連帯保証人になるように銀行に言われて印鑑を押しました。 この離婚のタイミングで住宅ローンの連帯保証人から外してほしいのですが、外すことはできますか?