氷川きよし 箱根八里の半次郎 動画
斉藤慶子ミセスサンデー 文化放送制作 NRNネット裏送り番組 氷川きよし 箱根八里の○時半次郎 (編成の都合上「三時半・六時半・八時半・九時半」など ネット各局ごとにバラバラだった。) ズンドコサンデー あっぱれきよし! 氷川きよし節 (放送時間は各局ごとに異なる。)
斉藤功「箱根八里の半次郎(氷川きよし)」の楽曲(シングル)・歌詞ページ|21790710|レコチョク
ズンドコサンデー あっぱれきよし! ジャンル バラエティ 放送方式 録音 放送期間 2002年4月7日~2008年3月30日 放送時間 日曜日8:00~8:30 放送局 文化放送 ネットワーク NRN パーソナリティ 氷川きよし 出演 オオムラさん(構成作家)、 西寄ひがし テンプレートを表示 『 ズンドコサンデー あっぱれきよし!
箱根の山は、天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ
雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木
羊腸 (ようちょう)の小徑(しょうけい)は苔(こけ)滑らか
一夫 關 に当たるや、萬夫も開くなし
天下に旅する剛氣の武士(もののふ)
大刀腰に足駄がけ
八里の碞根(いはね)踏みならす、
かくこそありしか、往時の武士
2. 箱根の山は天下の岨
蜀の桟道 數ならず
萬丈の山、千仞の谷
前に聳え、後方にささふ
羊腸の小徑は、苔滑らか
一夫關にあたるや、萬夫も開くなし
山野に狩りする剛毅のますらを(益荒男)
猟銃肩に草鞋(わらぢ)がけ
八里の碞根踏み破る
かくこそあるなれ、当時のますらを
※なお原詞では、最後の行は「かくこそありけれ、近時のますらを」である。
スカラーソング
「箱根八里」は、発表直後から現在まで、様々な 替え歌 が作られている。その中で一番知られているのは、明治から昭和初期にかけて活躍した 演歌師 ・神長瞭月による「 スカラーソング 」である。
スカラーソングは、「箱根八里」の パロディ であるとともに、 風刺 歌で、1番では月給取り( サラリーマン )、2番では「 芋 書生 」の貧しく哀れな窮状を訴えている。
なんだ神田の神田橋、朝の五時ごろ見渡せば
破れた洋服に弁当箱さげて てくてく歩きの月給とりや九円(食えん) 自動車飛ばせる紳士を眺め ホロリホロリと泣き出す、
神よ仏よよく聞きたまえ 天保時代のもののふ(武士)も 今じゃ哀れなこの姿 内では山ノ神がボタンかがり(麻糸つなぎ)の手内職
十四の娘はタバコの工場(こうば) 臭いはすれどキザミも吸えない
いつでもお金は内務省よ、
かくこそあるなれ 生存競争の活舞台(かつぶだい)
2. 金こそ無けれ天下の士 断食するもものならず 一銭ありゃ焼き芋 二銭ありゃあんパン
前歯でかじり後えにさぐる 雲か山か踏み破る おなかは鞭声しくしく
土よりも真っ黒な木綿の破れぎぬ 小倉の白袴は垢でなめらか
一厘に買うや買わずの 薄っぺらなる薩摩下駄 帝都に旅する豪気な書生は 大道は狭しと肩で風切り 下宿屋の四畳半じゃ天下を論ずる
かくこそあるなり 二十世紀の芋書生
現在、『 小沢昭一 が選んだ恋し懐かしはやり唄(四)』に収められている。