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ああ…もう、なんか意味不明の言葉が次々と浮かんで来ますわ。 ルドルフ皇太子は、私が意識の困惑で動かないのを、突然の婚約破棄を言い渡されたことで、呆然自失になっていると思い込んだらしい。 もちろん、腕に縋るマリエが怖がっているからと、後ろに下がってから、私に指を突きつけて、忌々しそうに言放つ。 「お前のような血筋だけの ブサイクが 嫉妬にとち狂いおって……」 その隣りでは、ルドルフの腕にマリエがゆさゆさメロンを擦り付けつつ、コテンっとその肩に頭を擦り付けて、甘えるように言う。 「ルドルフさまぁ~… 怖いですわぁ~… きっと、またイジメられて しまいますぅ~…」 そんなマリエに、ルドルフ皇太子の側に控えていた、未来の宮廷魔術師長間違いなしという太鼓判の美少年が、マリエへと優しい慰めの言葉を囁いていた。 「大丈夫ですよ、この僕が あの諸悪の根源のような悪女を 二度と陽の目が見れない世界に 封じ込めて差し上げますから……… マリエ嬢…そんなに 震えないで………」 愛しそうにそう囁く、未来の宮廷魔術師長と目される美少年、たしかロスノビア侯爵家の次男でしたわね。 えぇーとお名前は、コリウス様でしたか? なんかご容姿にあった女の子のような名前だなぁと思ったのを覚えておりますわ。 まぁコリウス美少年に興味はありませんでしたので、魔力がとても高いことぐらいしか覚えておりませんが………。 と、いうか、あの3点セットのお陰で、異性への興味はカケラもありませんでしたわね。 お陰で、マリエ嬢に侍る殿方のことも、役職ぐらいしか覚えておりませんし………。 突然の意識の開放によって、生理的な涙が溢れボロボロとこぼれて頬を伝うのを感じつつ、緩む頬を引き締めている為に、見た目は青褪めた?私はゆっくりと顔を上げる。 けして、悲しいからとか悔しいからとかではありませんわ。 その表情を誤解したらしいルドルフ皇太子は、自分に頭を摺り寄せたマリエ嬢の頭部を優しく撫でてから、私に言放つ。 「シルビアーナ、この俺が 婚約者だからといって 慈愛に満ちた優しいマリエへの 数々の悪辣なイジメを 看過すると思ったか? お前のような、見た目同様に 性根の腐ったおぞましい者は 野放しにして置けないっ…… よって、身分剥奪の上 地下迷宮への封印の刑と 処 しょ すっっ ……コリウスっ……」 そう高らかに宣言し、側に控えていた未来の宮廷魔術師長間違いなしという太鼓判の美少年・コリウスへと視線を向けて顎をしゃくる。 同時に、皇家から未来の皇太子妃へと下賜された3点セットを奪い、私を拘束していた騎士団長の息子が突き飛ばして素早く後ろへと下がった。 その次の瞬間、コリウス美少年が放った魔法陣が私を中心に展開されるのが判った。
入荷お知らせメール配信 入荷お知らせメールの設定を行いました。 入荷お知らせメールは、マイリストに登録されている作品の続刊が入荷された際に届きます。 ※入荷お知らせメールが不要な場合は コチラ からメール配信設定を行ってください。 ある日、ニートの良夫のもとへ村づくりゲームが届く。高性能AIによって生身の人間のように振る舞う村人NPC達や現実と見紛うほどのCGに、次第にハマっていく良夫。だが、そのゲームはただのゲームではなく…。 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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)にも説得力がありとても好ましい。ヴァンダルーが魔王だからこそ勝てたが人だからこそ負けた、そして慈母ダルシアの想いが迸る対五色の刃戦は必見。 世界に対し深い手間と愛情を掛けた、作者の気概がよく伝わってくる作品である。 本能に忠実で、ある意味ピュアな魔王の欠片達 産土 [2018年 11月 22日 23時 11分] 主人公のヴァンダルーと、劇中に登場する奇っ怪で危険な生体兵器の魔王の欠片達が大好きです。 ヴァンダルーが転生した世界を大昔に侵略したがその世界の神々と勇者に倒された魔王の肉片が変化した魔王の欠片達。 魔王と同じ死属性を操り、多数の欠片を魂に取り込んで自在に操るヴァンダルーを本体だと思い込み、作中屈指の危険生物にも関わらず、必死にヴァンダルーの元に集おうと頑張る姿が本当に愛らしい。 彼等の本体への道は苦難に満ちており、時に封印されたり、時に本体のヴァンダルーすら彼等の前に立ち塞がる! 魔王の欠片を取り込んだヴァンダルーが、取り込んだ欠片の力で殖やしていく、様々な生体部品で創り出される武器や使い魔王達も非常に魅力に溢れ、私個人のツボ鷲掴みしています。 使い魔王のオンリーステージが見たいです。 ― イチオシレビューを書く ― イチオシレビューを書く場合は ログイン してください。
ラノベ作家、Tsして異世界へ往く~脱テンプレ、ありがちでない物語を突き進め~(斉藤タミヤ) - 第四十二話【激突する二つの力】 | 小説投稿サイトノベルアップ+
四度目は嫌な死属性魔術師 狂気じみた主人公と素晴らしい作り込みっぷり ダーク系ハイファンタジーの小説です。 かつて魔王がいた、呪文やスキルがある テンプレ世界の話です。 輪廻転生を司るクソ神(男神)によって 超不遇スタートをさせられる主人公ですが、 異世界でも地球の技術や文化をガンガン再現して いきます。かつての勇者の話も出てきます。 しかし、これはただのあるある小説では決して ありません。キャラは一人一人しっかりと 作り込まれていますし、世界観もかなり 細かいです。また、主人公が復讐心から、ではなく 自分たちにとって邪魔かつ危険な存在だから、 という理由で他の敵対的な転生者や 現地の戦士などを殺そうとするのも 他と違って良いです。更に主人公が強さに貪欲で その目的が仲間を守る為としっかり決まって いるのもgood。戦闘シーンは死霊術士であり 魔術師という名に相応しい戦いっぷりです。 最後に、この小説は話が進む程面白くなっていく、 そんなお勧め小説です。 愉快でダークな仲間たちの百鬼夜行。コミカルに狂ったキャラクターたちはなんて魅力的なんだろう! 投稿者: なつ [2019年 11月 04日 20時 06分 ( 改)] 主人公の仲間たちは、グールやアンデッド、吸血鬼など、一般的にはおぞましいとされる怪物たちです。 それが、神々と英雄たちによって虐げられ、滅ぼされようとしています。 そこに颯爽と現れる、死んだ魚のような眼をしたちょっとイカれた主人公くん。(物語当初生後3か月)。 0歳の乳幼児が虐げられたアンデッドやモンスターたちを引き連れて、敵対する奴らは容赦なく虐殺しつつ、安住の地を求めて彷徨い歩く百鬼夜行(誇張表現あり)、この絵面だけでもうワクワクしませんか? そしてまた、登場するキャラクターたちがいちいち魅力的です。 物語の背景的に仲間たちはみな多かれ少なかれ狂っていますが、それを良い感じにコミカルに描く作者の力量とアイデアに脱帽。 異世界転生という手垢の付いたジャンルのはずなのに、圧倒的なオリジナリティを覚える設定の数々。これでもかと繰り出す魅力的なギミックの数々が自然と壮大な世界観を―(文字数制限 今まで読んだ中で1番 タツ [2019年 11月 03日 19時 03分] レビューを書くのは初めてですが面白いので書きます。 さてこの作品の感想ですが主人公はダークヒーローと言えばいいでしょうか?
異世界ものに詳しいですね」 「最近は異世界ジャンルの書籍があるくらいだからな。個人的には転生モノが好きなんだが……。なんで俺が異世界モノに詳しいと知ってる?」 (確かに俺の趣味は読書。特に異世界モノに関しては色々な作品を嗜んでいる。熟読しているわけではなく、こんな世界が有ったらなくらいで流し読みレベルなんだが。イオルスは心が読めるんだよな。でも、心が読めるだけで俺が異世界モノに詳しいって話になるんだ?) 「ふっふっふ。私に隠し事なんて出来ないんです! 某マンガのキャラ以上なんですよ! 相手を触らなくても、考えている事だけでなく記憶もバッチリ読めますからね」 「なんでマンガキャラと張り合ってるんだよ。あまり心を読まれるのも嬉しくないからサクッといくな。レベルは20でステータスは通常の1. 5倍程度。体力や魔力はそのレベルの2倍になるように頼む」 「なるほど、そのレベルなら一人前さんですもんね。そういえば、亮二さん話し方が変わりました?」 「当たり前だろ。あんだけ叫んだ上に考えが読まれるならキャラを社会人モードにしても意味無いじゃん。元々、連れと話している時はこんな感じだしな」 「私も話しやすくていいんですけどね。心の声と出てくる言葉が違うと違和感が出まくりなんで」 「そんなもんか?」 「そうですよ。だから腹黒さんでも、無口さんでも、恥ずかしがり屋さんでも、私にかかればなんでも丸っとお見通しです!」 「嬉しそうだな」 にこにこしながら紅茶を飲むイオルスに呆れながら、話が全然進んでいない事に気付いた亮二は、気を取り直して話を続ける。 「じゃあ、2つ目いいか?」 「どうぞ!」 「オンラインゲームのような、インタフェースが出るようにしてくれ」 「ステータスを見たり、ヘルプ参照が出来るようにしたいってことですか?」 「それもある。あとステ振りが出来ると最高なんだが」 「ん~。その辺りはやったことないんで、どんな感じになるか分かりません。それでもいいですか?」 「無茶言っているのは分かっているからそれでいいよ。使い勝手が悪かったら利用を諦めるから」 イオルスの回答に亮二は気楽な感じで伝えると、次のお願いをするのだった。