読書 感想 文 書き方 小学生
小学生の子どものお母さん、お子さんは夏休みの宿題を自分でできますか?低学年の子どもにとって、初めての読書感想文を1人で書くことは難しいのではないでしょうか。書き方が分からないと困っている子どもに、試行錯誤した私のサポート方法をお伝えします。 【目次】 1.小学生の時、読書感想文が苦手だった私 皆さんは、夏休みの宿題として出されることが多い読書感想文を書くことは得意でしたか?
読書感想文書き方小学生 3 枚
読書感想文の表現のバリエーションが豊富 読書感想文において表現の幅が広いと、言いたいことがより正確に伝えられるだけでなく、文章に変化が出ます。 たとえば、「思った」なら、こんな言いかえができますね。 気づいた・わかった・知った・感じた・考えた・わくわくした・楽しくなった・こわくなった・驚いた・待ち遠しくなった ただ「思う」だけでは広がりにくいので、「どんなふうに思ったか」までを含めて別のことばを探すと、見つかりやすいですよ。類語辞典もおすすめです。 文章を直すときに、同じ言葉が続いていたら、他の言い方がないかどうか考えてみる。 【言いかえのバリエーションが広がる本】 『例解学習類語辞典』(小学館) 『小学生のまんが類語辞典』(学研プラス) 『言葉図鑑』(五味太郎、偕成社) 文末が、「です」「ます」や「だ」「である」だけしかない。「ました」「ません」「らしい」「しれない」「だろう」「だろうか」「だから」と言いかえたり、「うれしい」「走った」などの用言、「〇〇な話」などの体言で終わらせたりする。 【注意したいこと】 敬体と常体は、基本的には混ぜない(詳しくは「 読書感想文の文末は「です・ます」「だ・である」どちらを使うべき? 」の記事をご覧ください)。 共通点7. 読書感想文 書き方 小学生 低学年 ワークシート. 読書感想文のタイトルに工夫がある 読書感想文定番の「〇〇を読んで」というタイトルは、ないわけではありませんが、ごく少数。受賞作品の多くには、派手ではないけれど、 内容にピッタリの考えられたタイトル がつけられています。わかりにくいのが心配な場合は、副題(サブタイトル)として「〇〇と読んで」を付け加えるといいでしょう。 ちなみに、タイトルは本文を書き終えてからつけた方が、内容に合ったものを考えやすいですよ。 自分にとっての 作品の意味、一番印象に残った言葉、自分が感動したポイント など短く表現する。感想文を書き終えた後、キーワードを書き出して、組み合わせてもいい。 以上の読書感想文コンクール受賞作品に共通する7つのルールで紹介した、文章をブラッシュアップできる「やってみよう!」「これはNG」は、 書き終わった後に再度チェックするとより効果的 です。 読書感想文の受賞作品は子どもに読ませてもいい! 読書感想文の受賞作品を子どもに読ませることに賛否はありますが、私は、いいものを見るのは大切だと思っています。特に、読書感想文が何かを知らない子が、同じ年齢の子が書いた文章を読むことで、ゴールが明確になります。 もちろん「こういうふうに書かなくてはいけない」とプレッシャーを与えたり、制限をかけたりするのは厳禁ですが、ある程度の「型」を理解することで、書きやすくなることも多いのです。 ※以上、 「青少年読書感想文全国コンクール」 「全国小・中学生作品コンクール(国語部門)」 「さぴあ作文コンクール」 の受賞作を参考に執筆いたしました。 【関連記事】 読書感想文の書き方!タイトルから結論まで構成必勝テクニック 読書感想文コンクール一覧!入賞作品から書き方上達のヒントを 読書感想文が書きやすい本って?小学生の親が知っておきたいポイント 読書感想文例を使って書き方を徹底解説!例文付き 読書感想文を成功に導く!親サポートのコツ
自分だったらこうしていた。 という流れで書きます。 また、自分が同じような経験をしたことがある場合はその経験談を内容に入れると、感想文の幅が広がって読み応えがさらに出てきますよ。 シンプルな感想である、 「感動した」 「驚いた」 「怖かった」 などをたくさん用いると、どうしても幼稚っぽさが出てしまいます。 自分の考え、経験、夢など、あくまでも自分が主体で読書感想文を書くことをおすすめします。 小学生高学年の 読書感想文のまとめ方 は、 本を読んだ感想 本から得た学び 取り入れたい考え などを書いていきましょう。 上記のことを意識しながら読むと、付箋も貼りやすいかも知れません。 まとめの印象が良ければ、読み手である先生も「この子は、しっかりと読書感想文が書けている」という評価に繋がりやすくなります。 小学生高学年の読書感想文のまとめのポイントは、「~と思った。」を連発すると単調な文章になってしまうので、 主人公の言葉を引用したり、疑問文を投げかけてみたり 、少し工夫してみましょう。 例えば、本の物語のように、 僕の旅はまだ終わらない 先生はどう感じるだろうか? 友達とは何より大切である などで、文章を締めてみましょう。 まだまだ小学生なので、完璧な文章でなくても良いので、一所懸命考えて書いていることが先生に伝わることが大切です。 小学生の夏休みの宿題の関連記事 こちらの記事を読まれた方は、下記も参考にされています。 あとがき 読書感想文に限らず、何をするにも準備が大切ですね。 読書感想文も同じです。 本を選ぶところから、全ては始まっています。 夏休みの宿題の一環ですが読書感想文の一番の目的は、 「良い本と出会い、読書を通じてお子さんの人生が少しでも人間的に豊かになっていくため」 です。 できれば親御さんがお子さんにヒントをあげたり、意見を引き出させる質問をしたり、お子さんの成長に繋げて下さいね。 今回は、 小学生高学年の読書感想文の書き方について、 6項目に分けて紹介しました。 投稿ナビゲーション