熊 よ け スプレー 自作
便利度 :★★★★★ 工作度 :★☆☆☆☆ 推薦度 :★★★★★ 危険度 :☆☆☆☆☆ "熊スプレー"を持っていたとしても、「子連れの熊に、出会い頭で・・・!」といった場合には、それを構える間もなく致命的な攻撃を受けてしまう・・・、という意見をよく耳にします。 しかし、だからといって私はこんなケースだけで熊スプレーの有効性を否定するのは合理的ではないと考えます。 やはり登山や渓流釣りなどに限らず、私達が熊のテリトリーで遊ばせてもらう時には(たとえ状況によってはそれがお守り程度の効果しかないとしても・・・)"熊スプレー"の持参がベターな選択であることは確かでしょう。 (最もポピュラーな熊スプレー"カウンターアサルト") 私も熊スプレーを使い出して十数年になり、既に2本目のスプレーも建前上ではとっくに賞味期限(? )切れになっています。 また、使いだしてからも、遠近を問わず熊と遭遇した機会は数回ありますが、幸運なことに一度もそれを使用せざるを得ない状況に至った事はありません。 ・・・が、それでも沢に行く時は可能な限り持参するようにしています。 とは言え、熊スプレーを持っていたとしても、それがザックの雨蓋の中では咄嗟の対応が不可能であることは言うまでもありません。 そこで、熊スプレー購入時に専用のホルスターも同時に購入してベルトやザックのすぐ取り出せる位置などに取り付けのが普通です。 しかし、私はこの何でもないナイロン製の袋に3千円近くの出費をするのも馬鹿馬鹿しいと考え、1本目を購入した時から熊スプレー用のホルスターを何種類か自作して使用していました。(画像↓) (ベルクロ末端の赤いループを引くだけですぐ取り出すことができる) 現在使用中のホルスターの構造は下の画像を見ての通りですが、咄嗟の場合にすぐ取り出せるようにベルクロテープのみで留めるようにしてあります。 家庭用のミシンでも短時間でできる簡単な工作ですし、手持ちのナイロンテープを利用すれば出費も最小限で済みますので、熊スプレー用ホルスターの購入を考えている方は思い切って自作してみてはいかがでしょうか? (使用例、↑・登山ではショルダーストラップの位置が咄嗟の時に取り出しやすい) 【余談ですが・・・】 ところで、一番熊スプレーを必要とされるのが北海道の山ですが・・・、しかし本州に住む登山者が北海道の山に熊スプレーを持って行くのはそう簡単なことではありません。 もちろん列車やフェリーの時は問題無く(?
熊よけスプレーのホルダーを自作してみる
知っておこう、山でのヒル対策、撃退法 私が調査などでヤマビルが生息する山へ入山するときは、パンストをはき、足首に飽和食塩水に浸したバンドを巻く。それでも吸われたときは飽和食塩水やボデイローションを掛け、ハサミでちょん切るというスタイルで行っています。 もっとも、いちばん効果的なのは、身も蓋もない話ですが「ヤマビルの季節はヤマビルの出る山域へ行かない」ことなのかもしれません・・・。
飛行機で北海道へ行く場合の熊よけスプレー | Sherpa (シェルパ)
0mで、大型グリズリーやヒグマに対応可能な強力なスプレーです。 日本でも電力送電関連会社や林業関連機関などで採用され、米国の環境保護局の熊撃退スプレーとして許可されています。 人に対しては大変危険なものですので、取り扱いには十分な注意が必要です。 ー 7.
“熊スプレー”のホルスターを自作しよう: 山道具道楽
鈴の音が通らない見通しの悪い所は笛を吹く 2. 虫の有無に関わらず蚊取り線香(このにおい、かなり遠くでもわかります) 3. 飛行機で北海道へ行く場合の熊よけスプレー | Sherpa (シェルパ). カウンターアーソルト携帯 4. 深い帽子はかぶらず、耳は出しておく 私の場合、山登りよりは山菜取りなので、登山道を歩かないケースが多く、熊と遭遇しやすいので注意しています。 実感としては蚊取り線香は重要(鈴+笛)=音+(蚊取り線香)=匂いは効果的と感じています。 北海道に住まわれている方のご意見となると、非常に信頼度の高いものと推測されます。とくに、蚊取り線香(臭い)が効果的にであるというご指摘については、これまで情報を得たことがありませんでした。私の関心度にもよるのでしょうが、近年クマの出没情報を多く目にします。いろいろな対応が書かれていますが、現実に、その場で、冷静な対応がとれるものとは思いません。クマとの遭遇にはいろいろな状況が想定されますが、とくに歩行(移動)中については、熊よけスプレー、蚊取り線香などは、どのように携行されておられるのでしょうか。なによりも貴重な情報をありがとうございました。
太田昭彦部長の「大人のワンゲル部」―リーダーとしての力を身につけよう― 一部の山域で、梅雨の季節頃から秋ごろ/雨上がりの山などの条件では、ヤマビルに襲われることがある。その姿、動き、性質はグロテスクで、実に気持ちが悪い。そんなヤマビルから身を守るために、登山ガイドたちは知恵を絞り、さまざまな方法を実践してみた。 前回の原稿で伝えたとおり、先日、ガイド仲間と共に「ヤマビル対策研究会」を立ち上げ、早速、群馬県・妙義山にてヤマビルの生態を観察してきました。その生態を知るために、敢えてヤマビルに貴重な血液を吸わせることも試みましたが、その後は対策法として「吸われたときに」「吸われないために」について、いろいろ試してみました。 ★前回記事:血を吸うヤマビルの身体変化に驚愕! 吸血の一部始終 本格的な梅雨シーズンに入り、雨天の多い6月下旬に群馬県・裏妙義を歩くと、たくさんのヤマビルに遭遇します。あまりにたくさんヤマビルがいるので、どのような装備が有効なのか、試しやすい環境となりました。 まずはヒルが肌に付いているときに落とすための対策について検証しました。今回用意したのは、①市販されているヤマビル忌避剤、②塩(結晶/食塩水)、③ハッカ系防虫スプレー、④全身薬用ローション、⑤エアゾール式鎮痛消炎剤などです。 ガイド仲間が実践で使っている数々の対策グッズ これらの利用で、ヤマビルが死亡したかどうかはともかくとして、どれもヤマビルを肌から落とすことに成功。何を使っても効果があることがわかりました。 これらの商品の中で、最も安上がりで効果抜群だったのは、②塩の結晶と飽和食塩水(もうこれ以上溶けない状態の塩水)でした。同じ食塩水でも濃度が薄いものは効果が小さく、結晶が残るかどうかというくらい濃いものは、絶命するまでの時間は早かったです。 全身薬用ローションも効果てきめん、ヤマビルは肌から離れていった 塩の結晶を直接、振りかければヒルは瞬殺! 安上がりで効果も高い いずれにしても、肌に喰い付いたヤマビルを無理やり引っ張って千切ってしまうと、残った口の部分から化膿してしまう可能性があります。きれいに肌から落とすには、こうした何らかの商品を用意すべきでしょう。 ザックに飛びつくヤマビル、むやみに地面に置かないこと!