親を施設に入れる 罪悪感
親を介護施設に入れたこと 我が家は、 親の介護で兄弟で揉めて・・・ 最終的には、 親を高齢者向けの介護施設へ 入居させるという選択をしました。 兄弟間で揉めながら、 両親の介護を在宅でするという事が 実質的に無理だと判断したからです。 でももし、 親が無年金・無収入・無貯金で 経済的に施設に入居させることが できない状況だったら? また、 両親が物わかりよく施設に 入所してくれなかったら?? 今でも、 遠距離で実家に通いながらの 在宅介護を続けなければ ならなかったかもしれません。 そして、 介護施設に入所させてみると 実際にそういった状況でも・・・ 根気よく何年も在宅で介護を されてきたという方が多く 本当に頭の下がる思いです。 親を介護施設に入れた事の罪悪感? またそして、 そういった方とお話をさせていただくと・・・ 「施設に入所させてもらえて 本当にありがたいわ! 親を施設に入れることに罪悪感をもつあなたへ - ぴくあぶ - peek a boo. ずっと、在宅で外出もできないし 毎日のお世話が大変で! !」 「でも、最近ちょっと思うのよ。 老人ホームに親を入所させるなんて 親を見捨てちゃったって・・・ 罪悪感っていうか?後悔っていうか?」 そんな風におっしゃる方に 何人か出会いました。 でも、正直な所 私は自分の介護に関して 全然きちんとできていたなんて 思っていなかったですし・・・ 親がプロの介護技術を持った方に 24時間サポートしていただけて 本当にありがたい! 親自身も へたくそな娘に適当な介護を されるよりも良いだろう。 そんな風にしか感じて いませんでした。 ですが・・・ 親を介護施設に入れた事を後悔? この年末年始、 親を入居させた介護施設で ちょっとした事件が起こりました。 年末年始は 施設の中の人手も少なく 担当の介護スタッフの方も お休みをされていました。 それで、 代わりに入社したばかりの 新人介護スタッフの方が、 食事介助などをしてくださって いたようです。 ですが、 その新人スタッフの方の勘違いで 母にはいつもと違う柔らかさの 介護食が提供されていたそうなんです。 それに気が付かないまま 年末年始をすごし・・・ 正月明け早々に・・・ 「お母さまが誤嚥性肺炎を 発症されてしまったのですが、 ご家族の方でどなたか来られる 方はいらっしゃいますか?」 そういった、 緊迫した施設からの連絡で 三男を除く兄弟で介護施設に 集まりました。 その時に、 新人スタッフのミスに ついても知らされて・・・ もしかしたら、 今回の誤嚥性肺炎とも関連が あるかもしれないと告げられました。 私は一瞬で頭に血が上り そのミスしたスタッフに対して 怒りを感じました。 そして案の定、長兄も・・・ 「仕事として人の命を預かって いるのに、ミスがありましただけで 済ませるつもりか?」 「もし、 母に万が一のことがあったら どう責任を取るつもりなんだ!
親を施設に入れることに罪悪感をもつあなたへ - ぴくあぶ - Peek A Boo
問題はお金でもサービス内容でもない 施設に入ったお年寄りが口々に訴えること 私がかつて取材した介護職(仮にIさんとしよう)は、毎日数多くの介護相談を受け、必要なら施設につなぐ役割を長年担ってきたベテランである。そのIさんはこう断言する。 「施設で満足できるところは少ないんです」 施設から自宅へ「帰りたい」と訴えるお年寄りがあとを絶たないのだという。 たとえば、体力が衰えて1人暮らしが難しくなり、紹介された複数の施設に体験入所した80代の女性。慎重に選んで納得ずくで入所したものの、半年ほどすると、「家に帰りたい、どうしたらいいの?」と定期的にIさんに電話をかけてくるようになった。 あるいは、妻の死後、息子家族と同居した90代の男性。息子夫婦と折り合いが悪くなり、自ら進んで自宅を売却、気に入った施設に入った。しかしIさんに、「もう家に帰りたい」と連絡してくる。 そうかと思うと別のケースでは、お年寄りの家族が「家に連れて帰りたい」と希望することもある。本人は施設に満足できない。家族は板挟み……このジレンマが、施設介護の 「第2の壁」 なのである。 納得して選んだのに、どうして「帰りたい」となるのだろう?
罪悪感を抱いていませんか? | 気になる介護 | メディカル・ケア・プランニング株式会社
!」 と激怒して施設長と担当者に 詰め寄りました。 その長兄の怒鳴り声を 聞いているうちに、 私は冷静な気持ちになり・・・ 「でも、私たちだって年末年始も お母さんを預けっぱなしにして いたんだよ?」 「私だって在宅介護中に、 色々ミスしてたよ! 嫌だったら、自分でお母さんの 面倒みてよ! !」 そんな風に長兄に対して 言葉を発していました。 確かにケアレスミスをするのは プロとして失格だ。 だけれど、 親の介護の面倒や責任を 他人にお金を支払って押し付けて いるの立場で、その人に対して 文句を言えるのだろうか? 親をその介護施設に預けることを 選択したのは私たちだ。 でも、 このまま母が亡くなってしまったら この介護施設に預けたことを 後悔するかもしれない。
「介護施設」に入れるのは悪いことじゃないはずなのに… 「親を介護施設に預けた」 という話を聞いて、 「かわいそう」と思ってしまう方もいる のではないでしょうか。そして、もしこれが自分の家族だったらと考えると、やっぱり「かわいそう」と思ってしまうのではないでしょうか。 デイサービスなどの短期的なサービスは、本人のリハビリや家族の息抜きのために、と気軽にお願いしやすいでしょう。でも 完全に自分の手元を離れる介護施設に預けるとなると… やはり複雑な感情を抱く方は多いようです。 「家族を介護施設に預けるのはかわいそう」と思ってしまう方。もう少し、その良い面にも目を向けてみませんか?